「ブラック・チューズデー‼️」セプテンバー5 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
ブラック・チューズデー‼️
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この作品は、新たなジャーナリズム映画の秀作ですね‼️1972年のミュンヘンのオリンピックにおけるテロリストの襲撃事件を、報道局を主観として事件を描写しているにもかかわらず、観ている側にも事件の緊迫感、恐怖感が直に伝わってくる‼️これは役者さんたちの素晴らしい演技力によるところが大きいですね‼️そしてドキュメンタリータッチの演出で見せてくれるティム・フェールバウム監督の力も大きいです‼️72年当時を思わせるザラついた画面も印象的で、作品の肌触りとしてはポール・グリーングラス監督作を思い出しますね‼️そういえばグリーングラス監督作常連のコリー・ジョンソンも出演してますし‼️そして他局と放送の枠を取り合ったり、自分たちが報道したことで人質の家族への影響などの人権問題、そして警察による人質救出作戦の妨げになったりという、ジャーナリズムの問題点も指摘している‼️今作はテロリズムを初めての生中継した報道の力、その素晴らしさ‼️そして事件の顛末を考えると、ジャーナリズムの虚しさ、無力さを痛感させられる一作‼️ぜひスピルバーグ監督の「ミュンヘン」とセットで観たほうがいいでしょう‼️
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