「期待度○鑑賞後の満足度◎ 先ず演出と演技が凄い。正に眼前で報道を見ている様な迫真性と緊迫感。テロの世紀の始まりの出来事を描いただけでなく現在進行形でガザで起こっている事とリンクする現代性。」セプテンバー5 もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
期待度○鑑賞後の満足度◎ 先ず演出と演技が凄い。正に眼前で報道を見ている様な迫真性と緊迫感。テロの世紀の始まりの出来事を描いただけでなく現在進行形でガザで起こっている事とリンクする現代性。
①「ミュンヘンオリンピック」は物心着いて初めて真剣に見たオリンピックだったので(「東京オリンピック」の時は物心着いておらず、「メキシコオリンピック」の時は幼すぎ)、この事件は子供心にも結構ショックだった。勿論、当時はパレスチナ問題なんて分からなかったけれども。今でも、オリンピックは平和の祭典なんて呼ばれているけれども、政治と商業主義に毒されているという密かに心に抱いている疑惑を払拭出来ないのもそのせいかも。
②演技陣のアンサンブルが凄いが特に中心となるルーン役のピーター・サースガード、ジェフ役のジョン・マガロが好演。
紅一点というわけではないが、この前観たばかりの『ありふれた教室』のレオニー・ベネシュが通訳のアリアンヌ役で鮮やかな印象を残す。
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