「アート系短編」銀幕の友 バラージさんの映画レビュー(感想・評価)
アート系短編
主演の1人がジョウ・シュンだったんで観た。てか、なんでワン・イーボーのほうが名前が先になってんの? オリジナルのクレジットはちゃんとジョウ・シュンのほうが先で内容的にもジョウ・シュンのほうが主演っぽいのに。まあ中華圏映画の日本の配給会社がイケメンを主演に見せかけようとするのはいつものことだけどさ。
なにしろ24分の短編だし、おそらく監督の作風がアート系だと思われストーリーらしいストーリーは無いと言ってよく、あくまで情景を淡々と描いていくだけの映画だ。日本なら1970~80年代のような古い映画館の様子が妙に懐かしい気分にさせられる。映画館で映画を観ることの楽しみみたいなものが感じられた。ジョウ・シュンの顔、もっと見せてくれよと思わないでもないが、ま、短編なんてそんなもんだろう。長編と違ってあくまで実験的に、もしくは長編への助走として作られるものだろうし。
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