アマチュアのレビュー・感想・評価
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新鮮味がありそうで、そうでもない
スパイ映画によくある、主人公がやたらと強い作品とは異なり、主人公の戦闘能力が一般人並みという点はこれまでにあまりないパターンで新鮮な感じがしましたが、それ以外の点においては、凄腕のハッカーが味方についたり、敵は武器の密売人だったり、CIAの内部に悪い奴がいたりと、もういい加減見飽きたパターンの作品でした。
また、戦闘能力が無い代わりに知恵で勝負の割には大袈裟な殺し方が多く、その点においてもあまり楽しませはもらえませんでした。
各キャストの演技も良く、前半はなかなか緊張感があり面白くなりそうな展開だっただけに残念です。
殺しは素人だけど、怨みは晴らしたい!
本日、4本目の映画鑑賞。本作品を観るための外出、メインだけあって楽しませてもらいました。
妻を殺害されたCIAの職員。犯人を自らの手で裁きたいと考えたけど・・・
CIAの職員と言っても、畑違いで銃の撃ち方すらよく知らない。恨みを晴らす方法を得るため、上司の弱みで脅迫し、無理やり訓練を始めたけど、果たして仇討ちは成就出来るのか?
【ネタバレ】
もっとコミカルに展開していくのかと思ったら、結構ハードでした。
妻を殺した犯人が、CIAの裏の仕事に手を貸すこともあるようで、彼の仇討ち阻止に動き出す。
執拗な追跡のなか、所在のしれない犯人を探していく。
でも、肝心なところで自らの手で命を奪うことはできない。事故であったり、爆発に巻き込まれた不可抗力での殺害という形で自分の心を守るのだった。
そうして、彼のスキルの中で執拗に追いかけ、犯人グループの一人一人を追い詰め、主犯の居場所に辿り着こうとするが、CIAの追手も容赦なく、すぐに追いついてくる。
協力者の居場所もすぐに特定され、間一髪で脱出するのだが、もう一歩のところで殺害されてしまった。
たった一人になっても、追撃を続け、主犯のもとにたどり着くのだが・・・
元々、戦闘力は無いので、あっさりと捕まってしまうのだが、これすら計略の一部だったってのがスゴい。
まさに頭脳戦で、妻の仇討ちを成就したのは良かったけど、あいつには死んで欲しかったってのが、ちょっと心残りかな。
協力者の女性は死んじゃったのに、先生が生き残っていたのも、ちょっと納得いかない不満です。
Lagom
頭脳明晰だけど殺しの腕はアマチュアという絶妙な設定に惹かれて鑑賞。
割とぶっ飛んでいた作品で、観る前とのギャップには驚かされましたが個人的にはかなり楽しめました。
テロリストに妻を殺され、復讐を誓う CIAのチャーリーが殺しのテクニックを培っていく成長ものかと思っていましたが、銃は撃てない、身体能力も並以下、挙げ句の果てにはIDやらなんやらを偽造して脱走という、超絶近道を選択したチャーリーは一体どうなるのかと思いましたが、それはそれは大それた方向へ向かうので大変でした。
ちゃんとテクニックを教えようとしていたヘンダーソンが頭を抱えるほどなのに、CIAの上司たちはとっ捕まえるかと楽観的に考えていたのが後々とんでもない損害を出すことになるとは…。
賢すぎるが故に決めた事には一直進なチャーリーは、監視カメラを掌の上で扱うように見まくるわ、個人情報は引き抜きまくるわ、僅かな情報全てをかき集めて犯人を特定するわで、絶対この能力を普通に活かした方がいいのに復讐に全振りするので何が起こるか分からずハラハラさせてくれます。
1人目の復讐はまだ頭を使っている面が目立っていたと思います。
アナフィラキシーショックを利用して殺そうとする、そのために花粉を集めまくるという情報と知識を掛け合わせて殺そうとするのは良かったんですが、どうしてそんな雑に飛び込んで、そして雑にカウンターされそうな装備で挑んでしまったのか…しかも運良く相手が車に轢かれて…と思ったら携帯取りに行くし、どう考えたって怪しまれるし、なんなら活用しまくってた監視カメラに映っているしで、この人計画性もアマチュアなのでは?となった瞬間に今作の楽しみ方が切り替わった気がしました。
途中から協力してくれるネッ友なインクワラインが頼もしすぎて、この人なしじゃやっていけないじゃんくらいの大活躍をしてくれます。
どう考えても穴だらけの計画を埋めまくってくれますし、逃走経路や隠れ家持ちと強すぎ属性モリモリでした。
2人目の復讐はもう爆笑もんで、一週早めのコナン映画かな?ってくらい大胆なやり口でした。
てっきりプールなら感電させるとか水に何か仕込むとか、頭をフル回転すればいくらでもアイデアはあるはずなのに、その頭の使い方をプールをぶっ壊すという方に舵を切ってしまい、その後のリスクとか考えたらやべーでしょとか頭にないくらいフルスロットルで爆破するぜって言いにいってから間もなく爆破させてプールの水ごと全部突き落とすという、下にいる人たちの事とかガン無視で半端じゃなかったです。
インクワラインの離脱はとんでもなく痛く、それに対して焦りまくるチャーリーは人らしさが見えましたが、それが引き金になったのかもっと過激になっていくのは良かったのか悪かったのか笑
3人目の復讐はやや控えめにはなりましたが、それでも爆弾を仕掛けて主導権を握り、情報を引き出すだけ引き出してポチッとなでバラバラ死体にしたりと、もうやる事なす事サイコパスです。
4人目は殺すのではなく、時間稼ぎで法で裁くという感じに持っていきましたが、ここで計画性がプロフェッショナルになるのはおもしれ〜ってなりました。
ここまで来たら船も沈没させてサメかシャチくらいに襲わせるくらいやるんじゃ?と思いましたが、さすがにそこまででは無かったので安心しました。
ヘンダーソンが生き残ってくれたのは良かったです。
めっちゃ良い人なのに巻き込まれまくって、腹に穴開けられたりと大変な目に遭っていたのに、チャーリーに前向きな言葉をかけて去って行ってくれてハードボイルドでした。
スピンオフでヘンダーソンの日常も見せてください。
全員に復讐を果たし、気分スッキリで妻からのプレゼントしてもらったセスナで飛び立つラストは爽やかでした。
ただ、途中で爆発して落ちるんじゃ?とソワソワしていましたが、そんな事なく無事に空へ向かって行ってくれたので一安心です。
アマチュアすぎるだろうという作品でしたが、素人でも本気を出せば限界突破できる…やり過ぎてとんでもないバケモンを生み出すという教訓映画だなと思いました(白目)。
鑑賞日 4/11
鑑賞時間 20:15〜22:30
座席 N-6
ラミ・マレックの無駄遣い
スパイもの×復讐もの、好きなので期待して見ましたが、これはちょっといただけない。
久しぶりにB級映画を観てしまいました。
俳優陣、ラミ・マレックもローレンス・フィッシュバーンも演技派なのを知っているのでなぜこんな映画に出た?と聞きたい。
脚本にツッコミ所ありすぎて。
妻の死→犯人全員ブチ殺す!まではわからなくもないのですが、CIAをあてにするのは筋違いな気が…奥さん、民間人だよね?
主人公はCIAの不正の秘密作戦をかぎつけてそれをネタにゆするんだが、「バラされたくなかったら引き換えに俺に実戦訓練をさせろ」
え?なんかもっと大きなもの要求すればいいのに。
肝心の実戦訓練シーンはサラっと流して、肉弾戦は相変わらずへなちょこだけど、爆弾作りのエキスパートになる主人公。
え?それ訓練必要だった?IQ170なら独学で身につけられそうだけど。
ハッカーの情報屋にかなり助けられていましたが、この人に最初から協力を仰げばよかったんじゃない?
意味ありげに出てきた同僚、何か伏線があるかと思いきや、その後出番もなく。
いちばん解せないのは、妻の死に主人公の任務が関係あるのかと思わせておいて、妻がテロ犯の犠牲になったのは全くの偶然で、そのわりには同じテロ犯人がCIAの秘密作戦に関与していた、という…偶然もたいがいにしたら?という筋書き。
TVで放送されていたら途中でチャンネル変えるの確実。
時間を無駄にしてしまいました。
残念。
もっと頭脳派の作戦を観たかった!ヘンダーソンの扱いも。ラストシーンに託す想い。
先週は同日公開で「アマチュア」<「ベテラン」<「プロフェッショナル」<「レジェンド」!(<「ゴーストキラー」レジェントの後は死んで幽霊)という不思議なアクション映画惑星直列状態が起きてて面白い。
妻の復讐のため、戦闘力ではなく「高IQ頭脳」を駆使するCIA捜査官の物語。
1人目の処刑でのあまりにも間口の狭い凝った手口や、いつものローレンス・フィッシュバーン、ヘンダーソンにバーに追いつめられたところで脱出する手口などが面白い。
しかし、予告でも見まくってた、いかにも「映画的見せ場のために作りました感満載の」屋上ガラスプールで一気に興ざめ。
当然のように、ヘンダーソンがいつ合流して共闘するのかと待ってたら、それは無し。
あのパズルがメッセージ入りメタルが入ってましたと言うだけで、肩透かし。もっと生かし方があるでしょうに!
せっかく、武闘派では無い復讐を期待していたのに、知的好奇心を満たしてくれる工夫したネタが足りない。
そこは、もっと観たかった。
ラスボスを殺さなかったのは、評価に迷うところで、殺しちゃったら、普通過ぎたかもしれない。
超B級凡作にならなかったのは、ラミ・マレックの演技、キャラクター造形に尽きると思う。
終始、おどおどとして敏感におびえている感じ。
ラスト、妻のプレゼント、見事にレストアしたセスナで飛び立つところ、マレックの表情が唯一の救いで良かった。
強く印象に残る、とても重要なシーンでした。
パンフレット制作無し、入場者プレゼントも無し、でまた悲しかった。
バディに。。(追記あり。あの対決の背景が理解出来ると面白い!)
なるのかと思いましたよヘンダーソンとぉ〜
( ・∇・)
はい。
プロかアマか悩んだが時間の関係でアマから先に。。
「プロフェッショナル」
好きピ♡リーアム兄さんは又後日。。
そしてベテランはシリーズ第2作目なので、
作風はわかるからちょっと待ってもらう。
とりあえず、散々予告を目にしていたので、奥さんを殺された主人公が復讐するって話しなのは承知のすけ。
「お前に人は殺せない」
えー!!そこで「撃て!」って凄まれてもw
(あそこで撃てるのがプロなのかはわかりませんが、射撃訓練もセンスなしで、
"アマ"ハンコを押されるチャーリー。
目が悪い私の視力検査みたいで笑った。
どんどん前へ前へw
流石にソコからなら当たるのでは?! )
凄い"かしこ"チャーリー(ラミ・マレック)
味方らしい組織からも追われている様子だが"彼の頭脳"で欺いて、逃げながら犯人を追ってるもよう。。
何度も見た予告だから頭にインプットされちゃった。
人は殺せないが"かしこ"さが武器のチャーリーが、どうやって妻を殺した犯人に辿り着き、復讐するのかが見所か。。?
プールのシーンは凄くインパクトがありましたよね。
本編が楽しみだったけど、蓋を開けてみれば、結構な見せ場かと思わされたそのシーンも割とサラッと終了で拍子抜け(°▽°)
ターゲットにされた彼も直接手を下した人物じゃなかったのに、随分と豪快にヤラれちゃって(°▽°)
つかあれは大惨事だわ!
高層ビルの屋上にあるプール。
水、何トンって言ってた?
あの水と頑丈なガラスが割れて降ってくるのですよ?
もはやテロでは。。巻き込まれた人も沢山いただろうに、とか、ちがう所に意識がいってしまいました(°▽°)
そして、花粉症の私にはあの花粉攻撃は観ているだけでカユカユ地獄でしたが、死にそうな女を前に扉を開けちゃうチャーリーがアマチュア過ぎて。。
チッ!甘いな( ̄▽ ̄)と思いました。
で、ほらねやっぱりなエンド。。
まぁ、目的は達成出来たので結果オーライか??
武器調達のあの人も簡単に罠にかかり過ぎだし、そもそも銃を持っていないの?とか、
もう1人いた男もこれ又何もしないで逃げたのなんで?!w
とか。。
こっちの方がよっぽどアマチュアじゃねぇかと、ちょっとシラけちゃった(°▽°)
で、予告のあの爆破のシーンがここなんだーって。何だかな〜。。
大したシーンじゃなかったね(°▽°)
予告作るのうま過ぎだろ!
でもそうは言ってもね。
おバカなワタクシは"かしこ"い人を超リスペクトしているのでね!
憧れなのでね!
チャーリーのかしこっぷりにはたまげました。
チャーリーの仕掛ける罠の過程は見せないので、そこにハラハラ感もなく、事がとんとん拍子に進むので、都合が良過ぎるとは思ったが。。
そこはIQ170?!CIA分析官?!だから?!
まずその前にIQについても正確には理解していないので。。
なにそれおいしいの(・∀・)全然わかんねーって感じなのですが、スマホとPCさえあれば、
逃亡経路なんてすぐわかる。
簡単に犯人個人を特定出来たり、CIAから情報を持ち出す事も出来たり、膨大な数の監視カメラさえも欺く事が出来る。
SNSに投稿した写真から、わずかな背景だけでも場所が特定出来たり、直接顔が写っていなくても、窓などに反射した姿を分析し、個人を割り出す事が可能だなんて事も、SNSを使用する上での注意事項としてニュースで取り上げられていたのを見た事があったので、チャーリーのような頭脳があれば、これ位の事は簡単に出来そうだと説得力はありました。
加えて、
遠隔操作はお手のもの、爆弾作りなんて朝飯前、YouTube見ながらピッキング(爆)ラストはセスナまで操ってた!!
おバカなワタクシに唯一理解出来た事は。。
かしこ恐るべし!って事。
もはやかしこ最強!
チャーリーの有能っぷりは理解出来たのですが、CIA教官のヘンダーソンやインクワライン、CIAの黒幕2人組、CIA女性長官など、それぞれ重要な役割を振り分けられてはいましたが、
いまいち印象に残らなかったです。
黒幕のしている事も国家レベルで相当やばいのに、結局裁かれる描写もなく(会見はあったが)テロ集団だって仕事っぷりは有能に見えたのに(何だかんだて逃げられてたわけだし)
個人個人はショボかった。
だからカタルシスが得られない。。
何ならチャーリーでさえも、インクワラインを巻き込んで結果死なせてしまっているのに、
あんな感じ?!薄情すぎやしませんか?
サラ以外はどーでもいいんか!と、ちょっとがっかり。。
で、本命の、サラを撃ったシーラに対する復讐の方も。。
フィンランド軍に
逮捕させるエンドか、う〜ん。。
ぜってーー殺す!自分で殺す!!と、息巻いてはじまったこの復讐劇。
その着地を選択するのなら、最初から正当法な手段で進めた方が犠牲者も少なく、自ら罪を犯す事もなく良かったのでは?と、少しモヤモヤしました。
シーラを逮捕させた事で、CIAの黒幕の2人の罪を明るみにするって事にしたんだとは思うのですが、そしたらもっと違う方法があったと思うよ"かしこ"なんだから考えて!と思いました。
怯える顔が見れたから良いって、みんな怯えてたゾ
そして、
主人公チャーリーがIQ170の天才と謳うのならば、復讐の方法もIT頼りにせず、彼の頭脳プレイで犯人を追い詰めて欲しかった。
CIAのあの優秀な女性分析官との攻防戦も見たかったし、黒幕2人との心理戦も見たかった。
結局チャーリーの"かしこ"さは、ITを最大限に使いこなせる頭脳って事だけに使われていたのが残念に思いました。
で、サラパズルの意味がよくわかりませんでした(°▽°)
ローレンス・フィッシュバーンは存在感あるし、重みのある迫力ある芝居で流石なのだけど、好きなんですけど、何かこの役はイマイチだった。
ちんでませんドッキリも、まぁ彼クラスなのでね。
"でしょうね"って感じー('◉⌓◉’)
カトリーナ・バルフは適役でした。
○おまけ
予告と言えば、、
楽しみにしている"戦慄のサイコ・バレエ"「JOIKA」
本物のプリマに見えるタリア・ライダーの膝がブチュッ!!ってイタイイタイー!!
の、後に「ロボコ」の"膝の知らせ"流すのやめてほしーw
○追記
チャーリーvsシラーの「落とし前」について、よくわからなかった方は是非!
bloodtrailさんちに行ってみて下さい!
シラーを殺さなかった事の意味、背景がわかると、とてもとても面白いです!!
チャーリーやる〜!!ってなります。
薄味
ツッコミどころが多過ぎてねぇ。
思った以上に都合が良すぎる展開。噛み合うとかじゃなく、無理矢理噛み合わせている展開。何より、人同士の関係が希薄すぎ。会社の上司も実は裏で繋がりがありそうで普通に隠蔽してるだけだし、協力者はあっさり死ぬし、敵も敵で大仕掛けがあるでも無いし…
なんか良い雰囲気で終わらせてるけど主人公三人ころがしてるし…
何か起きそうでそんなすごい事も起きずでね。
んー、なんかこう、消化不良の嵐でした。まあ悪くは無いけど、お勧めできるかと言えばちょっと悩む。
動画見ながらピッキングはおもろかった。
着眼点は良かったが…
着眼点は良かったが、かなり地味になったジェイソンボーンと言った感じでした。IQ170を駆使したサプライズ的な展開はなかったような…なんか行き当たりばったりだった感じがしました。訓練のシーンもあっさりしていて、もっとしっかりと描かれていても良かったと思いました。敵の2人目、3人目は無慈悲に殺しているのに(1人は偶然に?死亡)ボスキャラは殺さないのも、なんか違和感。ヘンダーソンも死んだと思ったら続編ありきで、生きているし…(笑)。ヘンダーソンと闘い同士討ちになった男はCIA長官が送り込んだエージェントだったのかな?妻を思い出し、幻影を見るシーンも、妻思いなのは分かるが、なんかしつこかったかな。インクワラインも凄い賢いはずが、なんか不用心であっさり退場。ロシアで偶然?に会う髭のCIAの同僚はどういった存在だったのか、よくわからなかった。
いろいろ説明不足、ご都合主義が気になりました。出演する役者も良く、アイデアも良かったのだか、全体的に緊張感がなく、ストーリーに詰めの甘さを感じがしました。
飛んでイスタンブール
同日公開に『プロフェッショナル』、なんなら『ベテラン』や『A LEGEND』まである偶然よ。笑
頭脳派ヒーロー好きな自分は本作を観賞。
序盤、人物紹介やら伏線やらってのは分かるのだが、なんとなくまどろっこしい。
復讐に動き出してからもそれが消えないのは、勢力が分かれすぎてるのもあるのだろうか。
主人公とその復讐対象、そこに指示を出してたムーア局長、看過できない新長官、揺れるヘンド大佐etc…
話運びがスローなら、もう少し整理がほしかった。
同じ傷を持つインクアラインに命を救われたジャクソンと、味方にちゃんと理由があるのは好き。
ただジャクソンのエピソードは口頭のみだし、協力というほどでもない薄さが残念。
インクアラインももっと早くから絡んでほしかった。
最初の方に何度も意味深に映ってたぽっちゃりチリチリ眼鏡が何でもなかったのは意外。
最後はパズルの中のメッセージを受けて殺さなかった、ってことかな?
それにしては分かりづらいし納得できないが…
手を下した人間だけ生き残ったのでは、先に殺された3人がとばっちりにも思える。
シラーが雰囲気のいいキャラだったので、あれだけの出番なのは惜しい。
総じてキャラを活かしきれてなかった印象です。
インターミッションが長い割に意外性がなく、抑揚にも欠けていた上に結末にスッキリ感もない。
主人公のインテリキャラももっと活かしてほしかった。
プールの爆破は下に人がいたら大惨事なのもモヤる。
というかチャーリー、あんな身体しといてデスクワーク専門ですは通じないぞ。笑
全部にがっかり。
銃の扱いが苦手な主人公がITの知識と手先の器用さで妻を殺害した犯人を倒すって設定にガンアクション満載のジョン・ウィックやビーキーパーとは違った面白さを体感できると思い鑑賞。
主人公はガンアクションやらないしIT知識と手作り爆弾で犯人を倒していくけど、次のターゲットに行くまでの間が無駄に長くてテンポが悪いこと悪いこと。
また内容も三人殺しておいてラスボスは銃に怯えた顔見れて満足とか、命を助けられた経緯からうまく逃がすと言ってくれた局員に帰れないと言いながら結局帰って来る展開も良くない。
ローレンス・フィッシュバーンが演じて主人公を追い詰める局員のヘンダーソンも途中退場してラストで実は生きてましたのサプライズやるけど俳優的に死んでないのバレバレだったから効果は薄かったな。
唯一良かったのは吹き替えキャストが全員プロの声優で聴きやすい点で気になるなら配信かレンタルで充分。
スパイものとのふれ込みだったけど…⭐︎
妻をテロリストに殺害され、その復讐のためにスパイになる。
…という話しと言ってしまえばそうなのだけど主人公のラミ・マレック演じるヘラーが
もともとCIAの暗号解読課に所属するIQ170の天才となると話しが違ってくる。
妻の復讐のためにここまでというくらいに執念を燃やして、殺しの技術を身につけようとするが
銃が苦手なため、IT技術と持ち前の頭脳を生かしてテロリスト4人のうち3人を次々と殺していき、
最後の1人はインターポールに逮捕させ、CIAの中に巣食う不正までも暴こうとする。
もっとも不正に関しては女性の長官が良い働きをしてはいるが。
物語もあまり中弛みなく楽しめるけど、終わった再びもとの勤務につけるのはなぜ⁇
3人も殺しているのに?とか本人には気の毒だけとラミ・マレックがボヘミアン・ラプソディの
フレディに見えてしまい違う!違う!と自分に突っ込みを入れたりした。
色々と矛盾はあるけど総じて良い作品。
作り手がアマチュアだった?もひとつハラハラしないかな。
大阪万博始まったね~ ミャクミャクさんの活躍ですよ。
未来の映画館へようこそ・・・って有るのかな。
4Dの度を超して、超体験参加型映画館とか。
恋愛参加型(場内でカップルになれる)とか
ホラ-サスペンス型(終わったら血だらけに成ってる)とか
配信が広がる今日 新しい映画館を模索して欲しいと思う。
そんな サクラ満開の中
今日は「アマチュア」を観に行きました。
久し振りの
チャーリー・ヘラー役(ラミ・マレックさん)
ヘンダーソン役(ローレンス・フィッシュバーンさん)
でしたね。
ぶっちゃけ 想定期待値より下回った感じの展開内容と
感じてます。
予告編通りで、 妻がロンドンのテロ事件に巻き込まれて殺される。
犯人は4人。ひ弱なCIA本部のサイバー捜査官チャ-リ-。
セキュリティには強いがデスクワ-クの男。
妻の復讐に燃える。ヘンダ-ソンに教育されてなんとか殺しのテクニックをマスタしていくが・・・
果たして復讐は出来るのかって話展開。
まぁね、こんなもんでしょうと言う話とアクションでしたわ。
(感じた事)
1.妻の復讐に燃えるのは良いが、復讐現場の巻き添えで大多数が死者か怪我人続出と思う。大義は分かるが手段が良くない。自分の気持ちさえOKなら 他人は死んでも良いのか。そこが大いに問題。
2.最初の犯人の アレルギ-で殺す女。その情報どうやって辿り着いたのか。
他のヤツもだが足取り情報が安易過ぎないかな。CIA情報とはいえども。
結局車で即死。
3.プ-ル底割れ案は良いけど、あんなビル間のプ-ルって有り得ないと思う。
しかもあの高さ。犯人も死ぬが、落下物当たって下の人も大勢が死ぬよ、きっと。
4.ヘンダ-ソンがコインランドリ-で死闘する相手だが、あれって最初チャ-リ-かと思ったがCIAのお助けだったのか?よく分からん場面だった。
ドア窓から顔出しがチャ-リ-だったんで へって??って成ったわ。
まぁどうでも良いけども。
5.顔撮影でセキュリティ画像の顔合成で攪乱。
前に何かの映画で見たネタと同じだったわ。既視感あった。
全体的にセキュリティ凄いと思わせてるけど
なんか努力が見えてこない感じしたな。
6.折角元KGBの姉ちゃん(インクワライン)の協力得て、抱っこして良い感じに寝てたのに・・・間髪入れずに追われるって流れ。
深夜 無灯逃亡する車へ、海岸船から銃撃場面が一番アクションでは良かったかも。姉ちゃん死んじゃうが。短い活躍だったね。姉ちゃんはキレイだった。
感情移入出来ず。そもそも この人への手係りどうやって探したの。
7.結局主犯格のシラ-は死なず?何それ。CIAの無謀な指示出してた悪ヤツ上司は捕まるという流れ。良く有るネタ落ち。 (´д`)
う~ん どうもね。イマイチね。
制作陣へミャクミャクくんのキックを一発入れたい気分ですよ。
暇で興味ある方は
劇場へ。
SNSの投稿写真で分かること
サスペンス系は苦手な私ですが、本作結構楽しめました。
CIAの分析官である主人公チャーリーの復讐劇。次から次へとハイテクを駆使して犯人達を追い詰め、出し抜く様が爽快!防犯カメラの映像、音声だけで4人もの犯人を特定出来るのはCIAだから?よくわからんけど犯人特定が速すぎてビビる(笑)分析官すげぇ。
印象的だったのは、スマホで自分の顔を撮って3Dデータ化、それを防犯カメラの映像に貼り付け偽チャーリーを量産して撹乱させるシーン。これはアホの私でも理解できたし、素直に「スゲー!」って声が出そうになりました😲ワォ…
犯人を追いつつも、CIAから逃げる逃走劇としても観れる本作。バーで時限爆弾を使ってヘンダーソンをかわすシーンがクール&意外でこれまたびっくり。協力者のインクワラインもめちゃくちゃ優秀なので、途中退場は惜しかった…。
残念だったのは、予告で良いとこ見せすぎたかなぁってこと。プールのシーン、本作最大と言っていいほどの見せ場なのに予告で見ちゃってるからなぁ…。確かに凄い迫力だし、衝撃的な映像ですが…見ちゃってるからなぁ…。初見は大スクリーンで見たかった!😭
SNSの投稿写真一枚であれだけの情報を引き出せることに恐怖すら覚えた、IQ170の頭脳が冴え渡る復讐劇でした!
アマちゃんじゃなかった?
なんだか既視感はありましたがスリリングな展開でよかったです
主人公は銃は撃てないけど殺し?のプロフェッショナルでした
あっさり終わった感じはありましたがお腹いっぱいよりはいいかなと
(結末は少しモヤっとはしましたが)
師匠が生きていてホッとしましたがイスタンブールの人にも生きていて欲しかったかな
密かに実は妻は生きていたというハッピーエンドを期待していた私こそ「アマチュア」
強みを活かす
自身の妻をテロリストに殺された男の復習劇。CIAで暗号解読を担当している彼が、殺しのアマチュアとして奮闘する。
ストーリーは非常にシンプル。アクション復讐劇の王道中の王道。
人を殺すことについてはアマチュアであり才能はないが、超一流の暗号解読能力でいくつもの危機を乗り越えていく。
結末もすべてスッキリするタイプであり、観賞後のもやもやはない。
本作で出てくるような犯人の追跡方法やデータなどを警察関係者が持っているとしたら、どうやっても逃れることはできないだろうなと感心してしまった。
【"CIA上層部の深い闇。”世間的には人民を護る組織の闇を背景に、妻をテロで殺されたCIA下っ端分析官の復讐を描いたカタルシス少なき作品。あと、予告編の出し方を考えさせられる作品でもある。】
■ある日、CIA分析官のチャーリー・ヘラー(ラミ・マレック)の同じくCIAに勤める妻サラ(レイチェル・ブロズナハン)が、出張先のロンドンのホテルでテロに巻き込まれ殺害される。その事実を出社した時に、上層部のムーア(ホルト・マッキャラニー)に呼び出され告げられる。
チャーリー・ヘラーは、その復讐のためにムーアの指示で教官になったヘンダーソン(ローレンス・フィッシュバーン)に銃撃など基本を叩き込まれる。が、チャーリーが極秘情報を得ていると知ったムーアが、ヘンダーソンを差し向けるが既に失踪した後であった。
◆感想
・この映画の予告編は、映画館で50回は観た。サラがテロリストに殺される直前のシーンから、チャーリーがスカイプールをリモート操作で爆破して犯人らしい男を落下させるシーンまでの流れが、完全に頭に入っていた。
だが、本編ではそれは些少な部分であり、もっと驚く様なシーンが散りばめられているだろうと思い、映画館に足を運んだのだが、物語の進行がほぼ予想通りに進んで行くのである。ウーム。
・だが、良かったのはチャーリーが妻の死の真相を探ろうとした際に、元々情報提供者であった”ロシアの50歳の男”インクラワインのデータから分析した”世界各地のテロ行為が、政治的思惑によりCIA上層部の指示により引き起こされていた。”という情報と、テロに関わった4人の男女の素顔が割れて行く様は、面白い。
それにしても、今や個人情報駄々洩れ時代である事を象徴的に描いているな、と思う。
更には、”ロシアの50歳の男”インクラワインが、夫の遺志を継いでいた妻(カトリーナ・バルフ)であった事が分かるシーンと、彼女がチャーリーを隠れ家に匿うシーンかな。
・チャーリーは欧州に渡り、情報屋の女性テロリストをガラス張りの密室で心肺機能に問題があるためにチェックしている場に入り込み、街の花屋で買い占めた百合などの花粉(ル・ポラン)を密室に噴霧し、逃げ出した女性は車に轢かれて死亡。そして、もう一人の男も上記のプロセスで死亡。武器調達の男は、チャーリーに嵌められて爆死していくのである。
だが、何故かチャーリーの復讐行為に対してのカタルシスが起こらないのである。
・チャーリーがヘンダーソンに訓練を受けたのも、彼の戦略であり、ムーアが差し向けたヘンダーソンと、ムーアに疑惑を持つ女性CIA長官が差し向けた男との争いも、全てチャーリーの戦略である事は見ていれば分かる。
チャーリーは、弱っちい振りをしながら実は強かなのである。但し、殺す相手に直接的に手を下せない心理的な弱みを持っているのだが、それ故に観ている側にカタルシスが齎されないのである。
■それが一番分かるシーンは、直接的に妻の頭に銃弾を撃ち込んだシーラが乗船するロシア船に乗り込んだ時の、チャーリーとシーラが対峙するシーンである。
シーラはチャーリーに拳銃を渡して”撃て”と言うのだが、チャーリーは撃たない、というか撃てない。その代わりにリモートコントロールで船をフィンランド沖に誘導し、インターポールにシーラたちを逮捕させるのである。
”そこは妻を殺された男だったら、シーラの部下が銃を向けていても、撃ち殺せよ!”と激しく思ったのであるが、彼はあくまで自身で直接的に手を下さないし、一番の復讐相手だけ逮捕って、他の3人は死亡させたのにオカシクナイか?とさらにジリジリするNOBUであった。
<ラスト、女性CIA長官がムーア達の長年に亘る行為を謝罪するシーンと、ムーアが逮捕されるシーンが映し出される。
そして、チャーリーは普段通りにCIAに出社すると、彼の車に死んだもしくは大怪我をした筈のヘンダーソンが乗り込んできて、彼と握手をするのである。
脳内で”ヘンダーソンは、嫌々チャーリーを殺そうとして、ランドリーでの闘いも防弾チョッキを着ていたのだろう。”と無理やり整合性を取って劇場を後にしたのでありました。>
■2025年4月13日 追記
あるレビュアーさんから、チャーリーがシーラを殺さなかった理由"シーラを殺さなかった事で、CIAのムーア達を逮捕させる。"というご意見を頂いた。成程、と思うご意見でありました。
映画の見方は、改めて深いモノだと思いました。感謝でございます。
素人離れ
スパイと言うとジェームズ・ボンドやイーサン・ハントやジェイソン・ボーンのようなスーパーエリートのイメージ。
もしくは『裏切りのサーカス』『ブリッジ・オブ・スパイ』など渋いベテランや『キングスマン』のように新米が一人前に成長していく。
スパイとして完成されていたり、現場主義。
なので本作は目新しいタイプのスパイ。スパイはスパイでも内勤の情報分析官。現場経験は一切ナシ。
情報分析官としては“プロ”だが、殺しのスキルは持たず、工作員としては“アマチュア”。
妻がテロに巻き込まれ、死亡。深い悲しみと喪失と怒りを秘め、復讐を誓う。
どう果たそうとするのか…?
それが本作の見所である。
まず、情報収集。驚くべきは、あっという間に犯人たちを特定。
監視カメラやSNSに上がった投稿映像をハッキング。そこから分析、辿り着く。情報分析官の“目”に掛かれば、秘密など無い。もし、“秘密”があるとすれば…。
上に報告。が、上は動こうとしない。
君の気持ちは察する。が、君の独断で動ける単純な案件じゃない。アメリカや世界、あらゆる作戦に影響を及ぼす。今動かず泳がせ、時が来たら、全てに於いてプラスになる。
最もらしい事を言うが、そんなのは建前。ある時知ってしまったCIAのヤバい隠密作戦の数々。それがバレればCIAの信頼は失墜するし、犯人たちのリーダーがそれらに関与。結局は巨大権力の保身でしかないのだ。
このネタを盾にある条件を要求。自分の手で犯人を殺す事、その為の訓練を受けさせる事。
渋々了承。訓練を受ける事になるが、どれも落第。教官曰く、お前には無理だ。
訓練を受けさせてる間に、盗み出したデータファイルを手に入れようと、職場や自宅やパソコンや全てを捜索。見つかったら、訓練中の“事故”に。
が、なかなか見つからない。そもそも上が企んでいる事など承知。訓練も合格判定など要らない。最低限のスキル…実戦に於いて自分の得意分野さえ身に付けられれば。
全ては計算通り。姿を消す。まんまと身内を出し抜き、復讐の旅へ…。
その頭脳戦には驚かされる。IQは170…!
でも、まだまだ序の口。本領発揮は実際に行動を始めてから。
犯人たちを特定出来たのだから、情報分析を駆使して現居場所の特定も。一人一人に近付いていく。
犯人たちの行動や弱点も調べ上げ、追い詰めていく。
情報分析や行動力は見上げたものだが、いざとなったらの度胸は…。
例え至近距離になったとしても、撃てない。殺せない。
その一瞬の油断が窮地を招く。
メンタルも決して強靭ではない。焦りや狼狽えが表れるとボロが…。
追う側だが、追われる側でもある。訓練時の教官が追跡者。現場のプロ。
孤立無援…ではない。メールでのやり取りのみの情報提供者。素性も居場所も謎。遂にそれらを掴み、対面。似通った所がある“彼女”から強力サポート。
スパイ映画あるあるの複雑な相関図ではなく、登場人物もそう多くはない。が、協力者、追跡者、ターゲット、腹黒い上役などシンプルながら適材適所。ローレンス・フィッシュバーンやカトリーナ・バルフが要所要所で光る。
ド派手なアクション・シーンは無い。しかし、特定~接近~追い詰めていく様、アマチュア故の脆さ、追いつ追われつの攻防はなかなかスリリング。じっくり系のスパイ映画の醍醐味は充分。
ターゲットを追い、世界各国へ。ちゃんと世界を股に掛けるスパイらしさも。
スパイ物のTVシリーズを手掛けた事のある監督の手腕も上々。
だけどやはり、ラミ・マレックが魅せる。
主演映画が『ボヘミアン・ラプソディ』以来というのも意外だが、そのオスカー俳優。
現場経験ゼロのズブの素人スパイが、目的を果たしていく。その様を巧みに。
一人目の時は狼狽えていたが、二人目三人目の時は少しずつ非情にも。リーダーと対した時はピンチに陥ったと見せて、『コンフィデンスマンJP』ばりの仕掛けを。殺して終わるのとは違う、鮮やかな復讐!
『ボヘミアン・ラプソディ』ではカリスマ、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』では悪役…色付けされたキャラが多かった中で、本作の役柄には素に近いラミ・マレックを感じた。
ミッション・コンプリート。
ターゲットに対しても、CIA内部の腐敗も。
ラストシーンである人物と再会。その人物は異動する気はないか?…と言いたげだったが、断られるのも分かっていた。
現場に出たのはこの一回限り。妻の復讐の為。それを果たしたのなら…。
自分には相応しい場所や仕事がある。それだけに留まれるか…?
現場のスパイも驚く活躍を見せた。彼が名スパイでないと言うのなら、何を以てスパイと言うのだろう?
再び現場に出るのは容易ではないだろう。が、その頭脳を駆使して空高く越えてくれるだろう。
チャーリー・ヘラー、次回作でまたお会いしましょう。
レミーのオドオドした顔の緻密さ
レミーマレックが、主役をはる時代がくるなんて。
これをキムタクがやると嫌みだな。
ローレンスフィシュバーンも良かった。
ジェイソンボーンとは、また違うサスペンスだな。
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