アマチュアのレビュー・感想・評価
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この世界観をもっと観てみたい。
今後、続編やシリーズ化、フランチャイズ化を狙っているのかは知らないが、思いのほか出番が少ないジョン・バーンサル演じるCIAエージェントの存在が、本筋のストーリーとは別に映画内のスパイ世界に妙な怖さをもたらしている。素人スパイが復讐のためにヨーロッパを飛び回るという筋立てなので、主人公の視点からは全体像が見えない。しかし水面下で蠢く陰謀や裏取引、国際的な諜報戦の暗部みたいなものをジョン・バーンサルが象徴していて、当然ながら善悪では割り切れないキャラでとても気になる。この主人公がまた別の事件に巻き込まれたり、特殊なスキルで別の事件を解決したりすると興ざめな気もするけれど、この世界観の延長としてのスパイ映画はほかにも観てみたいので、関連作をバンバン作ってみてほしい。
アマチュアだからこそ、スリル満点で面白い作品
映画館で上映している時から気になっていた作品でしたが、なかなか行けなかったのがAmazon Prime Videoでレンタル可能になっていたのでお盆休みに鑑賞。
物語は、IQ170のCIAの分析官であるチャーリー・ヘラーが、最愛の妻が無差別テロでテロリスト達に殺され、その復讐を果たすため知識を生かした復讐劇を始めるというもの。
主人公のチャーリーは、分析官であるため特殊任務の訓練を受けても、教官から「お前に人は殺せない」と諭されてしまうほど、強いわけではなく人殺しに関してはまさにアマチュアレベル、なので逆にスリル満点な展開となり物語に引き込まれてしまう。
一人目のターゲットに対して、情報を引き出そうとするが失敗し逃走され追いかけるなか、車にはねられて亡くなってしまう。初めて間接的であるが、人を殺してしまったことに主人公のチャーリーは戸惑う場面があり、彼の人柄が上手く表現されているように感じた。
2人目、3人目は彼らしい知恵を活用し殺めるあたりIQ170の凄さを実感しました。
最後まで、展開が読めない作品で今迄と違ったスパイ映画で、それなりに楽しめた作品で良かったです。
うーん・・・
めっちゃ楽しみにしてたのに、残念
「爆弾の作り方、マニュアルで読んで得意になりました」って・・・
最後のボートを遠隔操作するのがありなら
もっとインフラハッキングして遠隔で殺すとか
ドローン爆撃しまくるとか
車をリモートで操作して殺すとか
色々、元々あった長所から派生する暗殺の手段があったのでは?
対面すると弱いってとこは残しつつ
それを頭脳で補って手だれを倒していくって感じのが見たかった
頭良すぎる
IQ170の登場人物が、知能と最新技術を駆使して妻の敵討ちをするという内容でした。
主人公の知能が高すぎる…!!
一瞬でテロチームのメンバーを暴き、世界各国から居場所を特定し、1人ずつ殺害していく情報収集力や分析力がすごい。
妻を喪失した後、十分に回復する間もなく犯人探し、殺人、逃亡などこなすのは精神的な負荷大きすぎるって…!
ただ、妻の幻覚が彼の味方で、美しい記憶のままであったことは唯一の救いだなと思いました。
肉体面が弱く射撃の腕もない分、頭脳を使い1人ずつ違った方法で殺害していくところも見応えありました。
ただ、ヘンダーソンの人物像がやや薄かったです。
現地でチャーリーを追うキー的な役割だったと思いますが、2人の関係性がぼやけており、ラストなんやかんや良い感じの仲で別れていたのもハテナでした。
シリアスな話かと思えば・・・
ド派手に殺すからアマチュアなのだろう。
理由付けで、射撃がド下手な印象の描写が有るが、
本来で有れば、それを補うレーザーサイトなどを使っても
良いはずだが、ソレをせずにワザワザ失敗の可能性が高い
方法で殺害を行うというのは、主人公の思考と云うより
エンタメ作品な方向性で走らされてるとしか思えない。
話としては良く纏まっていると思うが、やや詰め込み過ぎで
結局思わせ振りで登場する「生命を助けられた~」の実行部隊の
男はカットしても良かったんでは無いかと思う。
エピローグも上司が逮捕、妻の墓に献花、飛行機完成と教官との
再会で盛り沢山で綺麗に終わってるが、唯一の失敗と言っていい
協力者の女の死を悼んでくれれば、自分的には良かったと思う。
結局、主人公の教官のローレンス・フィッシュバーンは敵だった
のか見方なのかは自分には解らず仕舞い・・・、正しい側の女性長官が
配置を命じた”信頼の置けるCIA捜査官”が殺されてるので。
IQ170の考え得た作戦は凄いが、成功率は
5%も無いんじゃ無いのかと思う。
タイトルなし(ネタバレ)
続編を観たいかどうかは別として、続きそうな感じもあって楽しめるアクション映画。いろんな国に行くので世界の風景も観光的に楽しめる。だが予告編で2人を殺る(復讐に成功する)シーンの「プールを破壊して落とす」、「廃墟で爆破させるんだ」というのは見てたので、それが予想外じゃ無くて "そのまんま" だったので意外性はなかった。しかし一人目と四人目の復讐は予想外で驚いた。
続編があるなら多分観るだろう。
原作はスパイ小説を多く手がける作家ロバート・リテルの小説らしい。
これ大昔に読んでた!
見たいと思ってて見られなかったヤツ、Disney+で発見。期待を超えて面白かった。冒頭からあっという間に引き込まれて気弱そうなラミ•マレック扮するチャーリー•ヘラーに感情移入だ。ん?チャーリー•ヘラー?どっかで聞いた名…。調べて発見、40年前に読んでた小説「チャーリー•ヘラーの復讐」が原作じゃった!本の内容はほとんど忘れてるが面白かった記憶はある。俄然視聴にも気が入る。序盤から終盤まで、地味なにわかエージェントながら欧州を股にかけ、段階を踏んできちんと楽しませる。スパイス的な飛行機とか情報源とかフィッシュバーンコーチとかの見せ方も手抜かりなく、この辺のディテイル具合、個人的には邦画が苦手とするとこだと思う。唯一、港まで来てた同僚が放置された感、俺の見落としなのかな?ともあれ劇場で見たかった作品でした。
悪くはないが、、、
頭脳タイプが復讐を企てるっていうのが売りであるにも関わらず、よくあるスパイものの域から抜けられていなかったように感じた。
脳筋タイプによって敵をぶっ倒す派手なアクションシーンで一般人が巻き込まれるのはまだ理解できるが、頭脳タイプのキャラが関係のない人間(プールのシーンの地上にいる人々など)を巻き込み、ましてや全く罪悪感を感じていない描写には、違和感があった。
そして、話が進むにつれてだんだんと、製作陣の主人公に対する理解度の低さが露呈していたようにみえた。
最愛のヒトが亡くなって、どうする?
最愛の妻がテロの犠牲になってしまった主人公は、今後どうする?ってストーリーなのだが、CIAに勤めているからこそ、犯人を特定でき、その前に掴んでいた上司の不正の証拠も掴んでいたので、実行に移すことができる天才だから、犯人でも直接殺すことができない天才だから、こんな方法になりました。ってお話しでした。
もっとガンガン攻めるかと思いきや⋯
予告映像で最大の見せ場を使い切ってるという⋯
あんな感じのがいっぱい出てくるかと期待値高めで見てしまった。
アメリカ、イギリス、フランス、トルコ、ロシア、フィンランド(超少し)と様々なシーンが見られてよかった。フランスは映像が綺麗!
ロシアに来てくれた友達の役割と、最後にボスキャラ殺さなかった理由が分かりませんでした。
最後はヘンダーソンではなくインクワラインに生きていて欲しかったですが、概ね気持ちよく見られた〜。
ラミ・マレック主演のCIAもので、ちょっとひねった復讐劇。
ラストがなんとなく爽やかに終わる。まあ普通に面白かったけれど…。
ラミ・マレック主演のCIAもので、ちょっとひねった復讐劇。下記の3つの要素からできている。
一つ目がテロで妻を殺されて、それで復讐するというお話。2つ目がよくあるCIAの闇的な、一部の人間が、今までの悪事の暴露を恐れて、主人公を始末しようとする話。3つ目、主人公を指導、補佐する人間との話。
それがうまくいったかというと…。微妙。
主人公は、今まで分析官で、殺しなどの実践をしたことがなく復讐に不向きな人間。それで「殺し」の指導をしてもらうためにローレンス・フィッシュバーンが付く。
が、指導もそこそこに、CIAの一部から狙われているため、逃げながら復讐をしてゆく。
復讐の仕方が、屋上のプールの破壊などヴィジュアル的に凝ったものがあるが、なんか面白くない。
ハッキングがお手のものなのだが、その過程がちょっとブラックボックス。絵的によくわからない。ただ結果が出てくるだけ。
特にラストの仕掛けはハラハラドキドキ感がほとんどない。
もう少し丁寧に描いたほうがと思う。
で、ラストに新任のCIA長官が記者会見で「情報の透明性」なんてことを臆面もなく言い切るが、このあたりに映画の弱さがある気がする。
何もCIAを悪として描けということではないが、無自覚に、無批判にCIAを善とする作劇にこの映画の安易さが現れている気がする。
そんな単純さが(考え方が)この映画をつまらなくしている。
「プロフェッショナル」だな、やっぱり‼️
CIAで情報分析の仕事に従事し、戦闘や暗殺のスキルをまったく持たない主人公。ロンドンでのテロで妻を失った彼は、テロリストたちに復讐するべく、自らの得意分野で戦いを挑む・・・‼️要は肉弾戦ではなく頭脳戦です‼️そこにテロの裏にある黒い陰謀が絡むみたいな作品‼️頭脳戦と言いながらプール崩壊みたいなスペクタクルは結構ハデだし、アッと驚くような策略もないし、カタルシス不足ですね‼️「ボーン」シリーズみたいに頭脳戦も肉弾戦も両方ともイケる作品があるだけに、逆に片方だけだと今更な感じはする‼️主役のラミ・マレックもイマイチ役不足かな・・・‼️
期待は裏切られた。
もっとゴツゴツしたアクションを期待していたが、やや当てが外れた感がある。
予告編を見て、第2の『ジェイソン・ボーン』を期待していたが、そんな映画じゃなかった。
ストーリーの進行上、単独行動が基本で、それを説明する人がいない。こういう時、だいたい素人同然の相棒がくっついていちいち疑問を解き明かしていくものだが、あえてそうしないのは、玄人受けを狙ったのか。
相棒らしい存在はいたが、途中で亡くなる。気ごころを通わせた途端にだ。
それなのに喪失感もそこそこ、割にさばさばしているし、自分が生きるのに必死な感じだった。死に直面しても、主人公の恐怖心が感じられない。
そもそも、彼の妻がテロに巻き込まれて死亡してしまうところから、主人公の復讐を兼ねた冒険が始まるが、遺体との対面や、殺害されるシーンがダイジェストになっている。意図的な演出だったのか。
テロと妻の間に、なにか特段の秘密が隠されているんじゃないかと勘繰ってしまう。途中で、妻の幻影とからむシーンもいくつかあるし、ひょっとしてまだ生きてるんじゃないかとさえ思った。
妻の遺品や、夫にあてたメッセージも、いかにも謎が隠されているような暗号のパズルに見える。途中で、意外とあっさり解けるが、普通に励ましのメッセージだったりする。拍子抜けだ。
とにかく、期待を裏切ってくれるのだ。なにやかやと。
妻の復讐誓う男に立ち塞がる最大の障壁は
まさかの自分が所属するCIA。
おらっ妻の復讐したんだから俺に殺しの技術と偽造パスポートよこせよとCIAの汚職の証拠を盾に幹部に迫る主人公。
予告では人殺しを躊躇する気弱な男と銘打っていたのに妻を殺害されてからガンギマリぷりに驚愕させられる。
主人公は教官から鬼のようなシゴキを受けると思ったら教官の方はアイツ才能あるわと常に高評価うけてるので本当に予告詐欺である。
汚職を揉み消したいCIAに付け回されながら復讐を敢行する縛りプレイをする主人公。
007よろしく復讐相手の探して世界を飛び回る。
派手さや爽快さは欠けるが繊細で緻密な主人公の性格に見合った陰湿な復讐レパートリーは見応えがある。
復讐と同時並行で行なわれるCIAからの逃走劇も必見。
スパイ物にしては地味な佳作
あんまり、評価が芳しくない印象だったが、結構褒めている人が多いわりに点数が辛いというのは、どういう心情なのだろうか。
それは置いておいて。
これまで、組織の中にいた人物が、個人的な復讐などを行うと、目的を果たしても大抵組織につぶされてしまう、という展開が多かったように思う。
あれだけ暴れた人物が、元通り職場復帰できますよ、というのは、21世紀の現在の世界の趨勢からして、CIAもだいぶホワイトな職場になっている、ということなのだろうか。
妻を殺された男が復讐を行う、という、それだけ言えばよくあるストーリーだが、自分の手で直接殺す、ということが出来ない男が、得意な技術で仇を消していく、という展開。アマチュアというだけあって、どこか詰めが甘かったりして、見ていて結構ハラハラさせられた。一番浮かばれないのは、協力者となった元スパイの奥さんか。
主人公に命を救われたというスパイの男が、どこで登場するのか、と思っていたら、忠告に現れただけで、本筋として影響がなかったのがちょっと拍子抜けだった。
一人目の素人っぽさから、二人目、三人目と行くにつれて、段々手慣れてきて、最後は結構な罠を張った騙しのテクニックまで使って、もうアマチュアではないよな、というレベルになっていた。IQ170のCIAエージェントだけはある、というところか。
レビューの評価はそれほどでもないが、今年ここまで見た映画では一番良かった。他人のレビューは当てにならないものだと改めて思った。
アマチャン
どんどん引き込まれて、ほんとにあった話か!?と思わせるくらいリアルに構成されてて面白かった
しかし、最後の最後が微妙なんよ。ヘンダーソンはなぜ生きてる。生きてたなら、訓練中にヘラーとどんなやりとりがあったのか知りたかった。なんか考えれば考えるほどモヤモヤするラストだった。
IQ170のCIA勤務
ラミマレック主演という事で、鑑賞
ローレンスフィッシュバーンが助演で期待大でした
頭脳明晰なCIA勤務の分析官が、テロに巻き込まれた奥さんの仇を取るお話
格闘技や軍隊で鍛えたチカラで戦う主人公が多い中、
体力技術がからっきしながら、頭脳戦で戦ったハーフボイルドなところがとても良かった
結局スッキリはしないねん。
復讐したところで虚しいだけ。
たがらと言って何もしないのは違う。
直で殺れないから爆弾で!てのもなぁ。
まぁ自分の正義に当てはめたら敵味方関係なく仕留めたいわな。
ジワジワくる展開のテンポ。アングラな世界をちょくちょくチラつかせながらの裏社会は身近なもんだと言わんばかりの世界観。
結局アマチュアなのはやりたい放題に出来ると勘違いしているクソ上司。映画も現実も一緒やね。
老害はいらん。若いのが世界を変えて行けばそれで良しや。
やったことなくても飛び込んでみる
初めは殺しに慣れてなさすぎて、はらはらさせられた。
危ういけど復讐のためだけに命を張れる男、頭脳でアプローチ。
ラスボスの長演説は図星だっただろう、自分の手で引き金を引いて殺すなんてできないよなあ。
ヒーロー気質ではなくて、自分のために殺しを試みる。
世界を救わなくたって、あれだけ動けるって凄いことだよなあ。
自分の得意分野で勝負するって大事、できることをやる。
ヘンダーソンが生きていて良かった。
インクワライン妻も生きていて欲しかった。
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