アマチュアのレビュー・感想・評価
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スパイモノが大好物な人には刺さるが、薄味過ぎる
スパイ小説が大好物な人には刺さる作品だとは思う。
個々のモチーフはあまり目新しいものがなく既視感でいっぱいだが、ラミ・マレックの目力と芝居はなかなか良い。でも......書けるのはそれくらいだろうか。
CIA上司や組織の描写も超ステレオタイプだし。居場所がスマートフォンでバレたり、監視カメラの映像を加工したりするのも観客はもう完全に見飽きている。そういう意味では、だいぶクラシックなスパイモノだった。こういう映画たくさん観たよなぁという感じ。
車で脱出する時は「おいおい、ライト消して走れよ!」とイライラしてしまった。
肝心な、諜報機関の現場経験がないアマチュアが復讐に燃え...という部分も、終わってみれば何だか弱かったように思う。王道とは違う、斜め視点のスパイ映画で、ボーンシリーズのような立ち位置を狙ったのかもしれないが、ちと薄味過ぎる。
続編を匂わせる感じもしたけど、どうだろう。興行収入的に成功したら企画書書こう、ということだろうか。
特性を生かした戦法で確実に仇討ちする行動力に脱帽
「ボヘミアン・ラプソディ」を観て以来気になっていたラミマレック主演の作品があると知り、久しぶりのアニメ以外の洋画を観に行きました。
久しぶりのアクション洋画とあってか場面展開が早く復讐劇を追いかけることに必死でした。
ひたすらにテロリストへの復讐に邁進し位置を特定し会いに行く。あまりのシゴデキすぎていつの間に準備したの?誰から材料購入したの?経緯が知りたい自分としては気になったまま回収できずに進んで行った事が未消化ではありました。
また、ヒューマン映画好きな自分としてはいく先々の街でコーヒーを飲むなど、妻を失った喪失感を高める演出があっても嬉しかったかなと思いました。
夫に飛行機をプレゼントした妻の職業何だろうか。
私にはわかりませんでした。
レイチェルさん
復讐者が陰キャラというのはアリ
逃走劇であり捜索劇でもある
内気だけど優秀なCIAのデスクワーカー・チャーリーが、テロで妻を失ったことをきっかけに、自らの手で犯人を追い詰める“アマチュア暗殺者”となっていく話。
復讐のために銃を手にする、という単純な話ではなく、彼なりのやり方で少しずつ“暗殺者らしく”なっていく過程がすごくおもしろかった。
物語は、犯人を追う“捜索”と、逆にチャーリーが追われる“逃走”が同時に進むような構造になっていて、前にも後ろにもスリルがある感覚。テンポも早めで、世界中を飛び回っていることを忘れるくらいサクサク進んでいく。ヨーロッパ各国の街並みがバンバン出てくるのも、映像的に飽きないポイント。
最初は頭脳戦だけで勝負していたチャーリーが、少しずつ大胆な手を使うようになっていく姿も面白い。でも、最後はあくまで“彼なりの”戦略でしっかりカタをつけるあたりがすごくよかった。
もちろん、どんなに優秀でも、自分の土俵じゃないところでは全く歯が立たなかったり、感情に流されて冷静さを失ってしまったり。そういうリアルな描写も丁寧だった。
ただ、逆に言えば“自分の土俵”に引き込めば、序列も覆せるし、世界を変えるような革命すら起こせるんだっていう、ちょっと熱いメッセージもあった気がする。
ガチガチのスパイアクションとは少し違うけど、地に足のついた頭脳型サスペンスとしてかなり楽しめる1本だった。
こういう復讐劇も新鮮で良かったです
今までの復讐劇は、怒りに燃えて自分の手で完膚なきまでに敵をやっつけていくというストーリーばかりでしたが、今作は対極にあるタイプの人の復讐劇で新鮮で良かったです。
ずっとパソコンの前で仕事をしているサラリーマンタイプの主人公チャーリーにラミ・マレックがピッタリでした。
奥さんを失くした悲しみ、そこから復讐に立ち向かうチャーリー、IQは高いけど普通の人ぽいチャーリーだからずっと応援する気持ちで観ていました。
犯人探しをしている気配すらない上層部を動かす方法も、銃や格闘で犯人と戦えないチャーリーの復讐の仕方も、自分のスキルを使っていくストーリーにハラハラドキドキで楽しめました。
自分の復讐劇を成功させるだけじゃなくて、CIA内のお掃除までして、あっぱれチャーリーでした。
登場人物の中では、予告ではローレンス・フィッシュバーン演じるヘンダーソンが重要キャラみたいに思っていましたが、私はインクワラインが印象的でした。
インクワラインだけじゃなくて、奥さんもFBI長官も女性が好印象でした。
ラストでヘンダーソンはあれで良いの?でした。
確かに
アマチュア。
もっと胸のすく妻を殺害した悪党への復讐劇を期待していたが、かなり肩透かし。
それほどIQの高さを実感する場面もなく、むしろひ弱さや甘さばかりが目についた。
全体の流れも滞りがちで何度か意識が飛んだ💤
予告編でハイライトを出しすぎて、それ以上のシーンはなかったように思う。
内外の敵も甘々で大いに緊迫感に欠けた。
唯一、元KGBスパイの妻との絡みには心動いたが、あっさり殺してしまったのは残念だった。
やっぱりアマチュアよりプロフェッショナル!
今日もそれを観たかったが時間が合わず、週末にはコナンが始まるので映画館で観るのはもう無理かな。
残念至極。
アマチュアとは
裏方なりの戦い方
CIAの情報分析官として日々パソコンと向きあいながら働くチャーリー・ヘラー(ラミ・マレック)。
ある日愛する妻が事件に巻き込まれて殺されてしまう。いつまでも犯人が処罰されないことに業を煮やした彼は思い切った行動に出る。自らの手で復讐を果たすために――
アカデミー賞俳優ラミ・マレックが銃もまともに撃てないCIA職員を演じる。
CIAと言っても直接潜入してスパイ活動をする実戦部隊からIT技術を駆使して敵情を探る部署までさまざま。
今回の主人公は分析官で情報収集や分析には長けているが、戦闘は「アマチュア」。
そんな彼が敵をどう追い詰めるか見ものです。
吹き替え版ではラミ・マレックを中井和哉さん、ローレンス・フィッシュバーンを玄田哲章さんがあてるなど吹替え声優陣も豪華!(他にも坂本真綾さん、恒松あゆみさんなど)
アマとは言わないがプロには及ばず
CIAの暗号分析官がテロの犠牲になった妻の敵討ちをするお話しで、『ジェイソン・ボーン』シリーズのようなキレのいいリアルなスパイアクションを期待してたんだけど、ちょっと当てがハズレた感じです。主人公が荒事に向いていない暗殺のアマチュアと言うのは面白いし、追いつ追われつのサスペンス描写もなかなかなんだけど、ご都合主義的な展開が多過ぎです。何でもかんでもシステムにハッキングして解決しちゃうし、その割には主人公はあっさり発見されたり、敵も反撃してこないし、場面のつながりの必然性がイマイチでした。刺客として送られてきた教官の扱いもハッキリしないし、好みもあるけど主役のラミ・マレックじゃ感情移入しにくかったです。
アメリカは銃撃戦のイメージがあるが、アメリカの警察官ですら約30%...
アメリカは銃撃戦のイメージがあるが、アメリカの警察官ですら約30%ほどの人間しか発泡していない。アメリカの警察官が年間に犯人を射殺する数は100人弱、つまり3億いるアメリカ人でも殆どの人間は銃なんて撃たないし、撃てないというリアルを主人公がパソコンオタクというフィルターを通して見る映画。
激しいアクションを期待しても裏切られてしまうだろう。忘れないで欲しいのは、主人公は他人からのイヤイヤな頼まれ事も断れず、隠れて食事をするタイプの人間が徐々に平常心を失っていく姿だ。ラミ・マレックはその辺が上手い。惜しむは最後ら辺の演出か。もう少し何とかなったと思うだけに残念だった。最初はどうなるのかとワクワクしたので見ても損はないと思うが。
なんかとっ散らかった印象
プロ
テンポ良しで退屈もしないけど、、、
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