アマチュアのレビュー・感想・評価
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復讐者が陰キャラというのはアリ
ジェイソンステイサム、ジェラルドバトラー、デンゼルワシントン、キアヌリーブスなどマッチョで戦闘力MAXのアクションが台頭する中で、この映画は主人公が陰キャラだから少しハラハラする。
そこが醍醐味の映画。
テンポが良くて面白かったです。
▪️主人公の矛盾
嫁さんはテロの不可抗力で死んでしまったわけだが、復讐の過程で死んだCIA捜査官、トイレで爆死した男、落下してきたプールの破片が当たって死んだ人、撃たれて死んだ女性。
その家族がこの主人公に復讐してきたら、主人公は死んで償うのだろうか?
逃走劇であり捜索劇でもある
内気だけど優秀なCIAのデスクワーカー・チャーリーが、テロで妻を失ったことをきっかけに、自らの手で犯人を追い詰める“アマチュア暗殺者”となっていく話。
復讐のために銃を手にする、という単純な話ではなく、彼なりのやり方で少しずつ“暗殺者らしく”なっていく過程がすごくおもしろかった。
物語は、犯人を追う“捜索”と、逆にチャーリーが追われる“逃走”が同時に進むような構造になっていて、前にも後ろにもスリルがある感覚。テンポも早めで、世界中を飛び回っていることを忘れるくらいサクサク進んでいく。ヨーロッパ各国の街並みがバンバン出てくるのも、映像的に飽きないポイント。
最初は頭脳戦だけで勝負していたチャーリーが、少しずつ大胆な手を使うようになっていく姿も面白い。でも、最後はあくまで“彼なりの”戦略でしっかりカタをつけるあたりがすごくよかった。
もちろん、どんなに優秀でも、自分の土俵じゃないところでは全く歯が立たなかったり、感情に流されて冷静さを失ってしまったり。そういうリアルな描写も丁寧だった。
ただ、逆に言えば“自分の土俵”に引き込めば、序列も覆せるし、世界を変えるような革命すら起こせるんだっていう、ちょっと熱いメッセージもあった気がする。
ガチガチのスパイアクションとは少し違うけど、地に足のついた頭脳型サスペンスとしてかなり楽しめる1本だった。
こういう復讐劇も新鮮で良かったです
今までの復讐劇は、怒りに燃えて自分の手で完膚なきまでに敵をやっつけていくというストーリーばかりでしたが、今作は対極にあるタイプの人の復讐劇で新鮮で良かったです。
ずっとパソコンの前で仕事をしているサラリーマンタイプの主人公チャーリーにラミ・マレックがピッタリでした。
奥さんを失くした悲しみ、そこから復讐に立ち向かうチャーリー、IQは高いけど普通の人ぽいチャーリーだからずっと応援する気持ちで観ていました。
犯人探しをしている気配すらない上層部を動かす方法も、銃や格闘で犯人と戦えないチャーリーの復讐の仕方も、自分のスキルを使っていくストーリーにハラハラドキドキで楽しめました。
自分の復讐劇を成功させるだけじゃなくて、CIA内のお掃除までして、あっぱれチャーリーでした。
登場人物の中では、予告ではローレンス・フィッシュバーン演じるヘンダーソンが重要キャラみたいに思っていましたが、私はインクワラインが印象的でした。
インクワラインだけじゃなくて、奥さんもFBI長官も女性が好印象でした。
ラストでヘンダーソンはあれで良いの?でした。
確かに
アマチュア。
もっと胸のすく妻を殺害した悪党への復讐劇を期待していたが、かなり肩透かし。
それほどIQの高さを実感する場面もなく、むしろひ弱さや甘さばかりが目についた。
全体の流れも滞りがちで何度か意識が飛んだ💤
予告編でハイライトを出しすぎて、それ以上のシーンはなかったように思う。
内外の敵も甘々で大いに緊迫感に欠けた。
唯一、元KGBスパイの妻との絡みには心動いたが、あっさり殺してしまったのは残念だった。
やっぱりアマチュアよりプロフェッショナル!
今日もそれを観たかったが時間が合わず、週末にはコナンが始まるので映画館で観るのはもう無理かな。
残念至極。
アマチュアとは
裏方なりの戦い方
CIAの情報分析官として日々パソコンと向きあいながら働くチャーリー・ヘラー(ラミ・マレック)。
ある日愛する妻が事件に巻き込まれて殺されてしまう。いつまでも犯人が処罰されないことに業を煮やした彼は思い切った行動に出る。自らの手で復讐を果たすために――
アカデミー賞俳優ラミ・マレックが銃もまともに撃てないCIA職員を演じる。
CIAと言っても直接潜入してスパイ活動をする実戦部隊からIT技術を駆使して敵情を探る部署までさまざま。
今回の主人公は分析官で情報収集や分析には長けているが、戦闘は「アマチュア」。
そんな彼が敵をどう追い詰めるか見ものです。
吹き替え版ではラミ・マレックを中井和哉さん、ローレンス・フィッシュバーンを玄田哲章さんがあてるなど吹替え声優陣も豪華!(他にも坂本真綾さん、恒松あゆみさんなど)
アマとは言わないがプロには及ばず
CIAの暗号分析官がテロの犠牲になった妻の敵討ちをするお話しで、『ジェイソン・ボーン』シリーズのようなキレのいいリアルなスパイアクションを期待してたんだけど、ちょっと当てがハズレた感じです。主人公が荒事に向いていない暗殺のアマチュアと言うのは面白いし、追いつ追われつのサスペンス描写もなかなかなんだけど、ご都合主義的な展開が多過ぎです。何でもかんでもシステムにハッキングして解決しちゃうし、その割には主人公はあっさり発見されたり、敵も反撃してこないし、場面のつながりの必然性がイマイチでした。刺客として送られてきた教官の扱いもハッキリしないし、好みもあるけど主役のラミ・マレックじゃ感情移入しにくかったです。
INTO THE CLOUDS
愛する妻を殺されて、自らの手で復讐するためにCIAの上司を脅して敵に回し、命を狙われながらも犯人を追いつめていくCIAの分析官。主人公のラミ・マレックに同情し応援する。
あれほど自らの手で殺すことにこだわっていたのに、、。
妻の遺品の中にあったプレゼントに添えられていたカードに書かれた「自分を見失わないで」に引き留められたのか。それにしても。
「ONE LIFE」の監督だけあって、命の重さがしっかりと描かれている。無闇矢鱈に殺さない。ただ、あのプールの爆破は、見せ場にはなってるけどいただけない。
スマホとコンピュータがあればなんでもできる。
これ、20年くらい前の人がみたら何やってるのかわかんないだろうなって、変なこと思って見てました。
アマチュアは誰?
アマチュアって誰のことやねん。
CIAの古参幹部ムーアに古参トレーナーのヘンダーソン、心身ゴリマッチョな方々で、IQが高い現代的職種職員のチャーリーを、「90才の尼さんと腕相撲して負けるようなヤツ」とアタマだけのひ弱なアマチュア、と脳筋らしい過小評価で見くびっていたが、それこそチャーリーの思うツボ。
さらに、ロンドンテロに関わったダークなマッチョ達も、色々と雑じゃないですか
両方とも「そういうおシゴト」従事者として牧歌的すぎる。
現代におけるスパイ戦では、彼らのほうが「アマチュア」じゃないのか
とはいえ、チャーリーもインクワラインの協力を見込んでのこれまた杜撰な見切り発車でほぼ出たとこ勝負。うまくいったのは脚本がご都合主義だったから。
全員、アマチュアだったんか〜い
侮られている人が頭脳と知識で大逆転勝利、という話は大好物なので、気分よく観たが、ご都合主義なところが目立って緻密さに欠け、頭脳の見せどころの醍醐味が今ひとつ。
それにしても、天空プールを破壊って何考えているのか。
数十トンの水と割れたガラス片がたっぷりGがかかる高さから落下し飛び散り突き刺さって、下に人がいたら大惨事だと思う。これ、立派なテロじゃないですか。
考えがなさ過ぎて頭のいい人のすることではないでしょう。
2代目インクワラインが、スパイの妻だったというだけのアマチュアなのに優秀なスパイで驚き。長年の孤独はつらかったでしょう、報われなくて気の毒。
彼女の存在と働き、その上あっさり消えるところまで、都合良すぎで興醒め気味ですが。
CIAが舞台なのに国家間の駆け引きとか内部の権謀術数とか絡むわけでなく、どこかの警察署か保安官事務所の驕慢古参幹部の追放劇みたいでCIAのスケール感がなかった気がしました。
一人残ったラスボスはチャーリーの術中にまんまと嵌って捕縛され、ムーアは、新任だしオンナだしと舐め切ってた新長官に敗北する。ヘンダーソンまでわざわざ現れてチャーリーと彼の仕事を認める。痛快なので良しとします。
ラストシーン、「知りすぎていた男」なので、チャーリーの乗ったセスナが破壊されるんじゃないか、もしくは復讐を果たしたので奥さんの後を追うんじゃないかとヒヤヒヤしました。
無事で何より。
素人がどうやって敵を倒すか。。それがこの映画のポイントなのだが。。
たまには、いかにもハリウッド映画っていう感じの映画が見たくて見に行った。
予告を何度か見ていたし、いかにもハリウッド映画という印象だったし。
そういえば、テレビCMもやってましたよね。。
なぜ、お金かけてCM流すのだろうと思ってもいた。
配給会社が大手なのかな。
内容、展開は、ほぼ想定通り。
問題は素人がどうやって敵を倒すか。。
それがこの映画のポイント。
どうしても都合よすぎる展開が続くのが気になってしまった。
めちゃくちゃ賢くてスーパーハッカーとかだったら納得も出来るけど。。
その辺の描き方がIQ170という一言だけだった。。
もっと、主人公のスペシャル感を出さないと。。
命がけで助けてくれる人が現れるし、爆弾づくりをすぐに覚えて簡単に作ってしまう。
普通に市販の材料だけで簡単に爆弾って作れるんですかね。
(トイレで作ったのが気になった)
これがNetflix映画だったら、特に不満は無いんですけどね。
せっかくお金払って映画館で見ているんだからと思っちゃう。。
もう少し脚本に拘って欲しかったですね。。
これが、大スターが生まれない今のハリウッドの実力なのかな。
新鮮味がありそうで、そうでもない
スパイ映画によくある、主人公がやたらと強い作品とは異なり、主人公の戦闘能力が一般人並みという点はこれまでにあまりないパターンで新鮮な感じがしましたが、それ以外の点においては、凄腕のハッカーが味方についたり、敵は武器の密売人だったり、CIAの内部に悪い奴がいたりと、もういい加減見飽きたパターンの作品でした。
また、戦闘能力が無い代わりに知恵で勝負の割には大袈裟な殺し方が多く、その点においてもあまり楽しませはもらえませんでした。
各キャストの演技も良く、前半はなかなか緊張感があり面白くなりそうな展開だっただけに残念です。
殺しは素人だけど、怨みは晴らしたい!
本日、4本目の映画鑑賞。本作品を観るための外出、メインだけあって楽しませてもらいました。
妻を殺害されたCIAの職員。犯人を自らの手で裁きたいと考えたけど・・・
CIAの職員と言っても、畑違いで銃の撃ち方すらよく知らない。恨みを晴らす方法を得るため、上司の弱みで脅迫し、無理やり訓練を始めたけど、果たして仇討ちは成就出来るのか?
【ネタバレ】
もっとコミカルに展開していくのかと思ったら、結構ハードでした。
妻を殺した犯人が、CIAの裏の仕事に手を貸すこともあるようで、彼の仇討ち阻止に動き出す。
執拗な追跡のなか、所在のしれない犯人を探していく。
でも、肝心なところで自らの手で命を奪うことはできない。事故であったり、爆発に巻き込まれた不可抗力での殺害という形で自分の心を守るのだった。
そうして、彼のスキルの中で執拗に追いかけ、犯人グループの一人一人を追い詰め、主犯の居場所に辿り着こうとするが、CIAの追手も容赦なく、すぐに追いついてくる。
協力者の居場所もすぐに特定され、間一髪で脱出するのだが、もう一歩のところで殺害されてしまった。
たった一人になっても、追撃を続け、主犯のもとにたどり着くのだが・・・
元々、戦闘力は無いので、あっさりと捕まってしまうのだが、これすら計略の一部だったってのがスゴい。
まさに頭脳戦で、妻の仇討ちを成就したのは良かったけど、あいつには死んで欲しかったってのが、ちょっと心残りかな。
協力者の女性は死んじゃったのに、先生が生き残っていたのも、ちょっと納得いかない不満です。
アメリカは銃撃戦のイメージがあるが、アメリカの警察官ですら約30%...
アメリカは銃撃戦のイメージがあるが、アメリカの警察官ですら約30%ほどの人間しか発泡していない。アメリカの警察官が年間に犯人を射殺する数は100人弱、つまり3億いるアメリカ人でも殆どの人間は銃なんて撃たないし、撃てないというリアルを主人公がパソコンオタクというフィルターを通して見る映画。
激しいアクションを期待しても裏切られてしまうだろう。忘れないで欲しいのは、主人公は他人からのイヤイヤな頼まれ事も断れず、隠れて食事をするタイプの人間が徐々に平常心を失っていく姿だ。ラミ・マレックはその辺が上手い。惜しむは最後ら辺の演出か。もう少し何とかなったと思うだけに残念だった。最初はどうなるのかとワクワクしたので見ても損はないと思うが。
Lagom
頭脳明晰だけど殺しの腕はアマチュアという絶妙な設定に惹かれて鑑賞。
割とぶっ飛んでいた作品で、観る前とのギャップには驚かされましたが個人的にはかなり楽しめました。
テロリストに妻を殺され、復讐を誓う CIAのチャーリーが殺しのテクニックを培っていく成長ものかと思っていましたが、銃は撃てない、身体能力も並以下、挙げ句の果てにはIDやらなんやらを偽造して脱走という、超絶近道を選択したチャーリーは一体どうなるのかと思いましたが、それはそれは大それた方向へ向かうので大変でした。
ちゃんとテクニックを教えようとしていたヘンダーソンが頭を抱えるほどなのに、CIAの上司たちはとっ捕まえるかと楽観的に考えていたのが後々とんでもない損害を出すことになるとは…。
賢すぎるが故に決めた事には一直進なチャーリーは、監視カメラを掌の上で扱うように見まくるわ、個人情報は引き抜きまくるわ、僅かな情報全てをかき集めて犯人を特定するわで、絶対この能力を普通に活かした方がいいのに復讐に全振りするので何が起こるか分からずハラハラさせてくれます。
1人目の復讐はまだ頭を使っている面が目立っていたと思います。
アナフィラキシーショックを利用して殺そうとする、そのために花粉を集めまくるという情報と知識を掛け合わせて殺そうとするのは良かったんですが、どうしてそんな雑に飛び込んで、そして雑にカウンターされそうな装備で挑んでしまったのか…しかも運良く相手が車に轢かれて…と思ったら携帯取りに行くし、どう考えたって怪しまれるし、なんなら活用しまくってた監視カメラに映っているしで、この人計画性もアマチュアなのでは?となった瞬間に今作の楽しみ方が切り替わった気がしました。
途中から協力してくれるネッ友なインクワラインが頼もしすぎて、この人なしじゃやっていけないじゃんくらいの大活躍をしてくれます。
どう考えても穴だらけの計画を埋めまくってくれますし、逃走経路や隠れ家持ちと強すぎ属性モリモリでした。
2人目の復讐はもう爆笑もんで、一週早めのコナン映画かな?ってくらい大胆なやり口でした。
てっきりプールなら感電させるとか水に何か仕込むとか、頭をフル回転すればいくらでもアイデアはあるはずなのに、その頭の使い方をプールをぶっ壊すという方に舵を切ってしまい、その後のリスクとか考えたらやべーでしょとか頭にないくらいフルスロットルで爆破するぜって言いにいってから間もなく爆破させてプールの水ごと全部突き落とすという、下にいる人たちの事とかガン無視で半端じゃなかったです。
インクワラインの離脱はとんでもなく痛く、それに対して焦りまくるチャーリーは人らしさが見えましたが、それが引き金になったのかもっと過激になっていくのは良かったのか悪かったのか笑
3人目の復讐はやや控えめにはなりましたが、それでも爆弾を仕掛けて主導権を握り、情報を引き出すだけ引き出してポチッとなでバラバラ死体にしたりと、もうやる事なす事サイコパスです。
4人目は殺すのではなく、時間稼ぎで法で裁くという感じに持っていきましたが、ここで計画性がプロフェッショナルになるのはおもしれ〜ってなりました。
ここまで来たら船も沈没させてサメかシャチくらいに襲わせるくらいやるんじゃ?と思いましたが、さすがにそこまででは無かったので安心しました。
ヘンダーソンが生き残ってくれたのは良かったです。
めっちゃ良い人なのに巻き込まれまくって、腹に穴開けられたりと大変な目に遭っていたのに、チャーリーに前向きな言葉をかけて去って行ってくれてハードボイルドでした。
スピンオフでヘンダーソンの日常も見せてください。
全員に復讐を果たし、気分スッキリで妻からのプレゼントしてもらったセスナで飛び立つラストは爽やかでした。
ただ、途中で爆発して落ちるんじゃ?とソワソワしていましたが、そんな事なく無事に空へ向かって行ってくれたので一安心です。
アマチュアすぎるだろうという作品でしたが、素人でも本気を出せば限界突破できる…やり過ぎてとんでもないバケモンを生み出すという教訓映画だなと思いました(白目)。
鑑賞日 4/11
鑑賞時間 20:15〜22:30
座席 N-6
ラミ・マレックの無駄遣い
スパイもの×復讐もの、好きなので期待して見ましたが、これはちょっといただけない。
久しぶりにB級映画を観てしまいました。
俳優陣、ラミ・マレックもローレンス・フィッシュバーンも演技派なのを知っているのでなぜこんな映画に出た?と聞きたい。
脚本にツッコミ所ありすぎて。
妻の死→犯人全員ブチ殺す!まではわからなくもないのですが、CIAをあてにするのは筋違いな気が…奥さん、民間人だよね?
主人公はCIAの不正の秘密作戦をかぎつけてそれをネタにゆするんだが、「バラされたくなかったら引き換えに俺に実戦訓練をさせろ」
え?なんかもっと大きなもの要求すればいいのに。
肝心の実戦訓練シーンはサラっと流して、肉弾戦は相変わらずへなちょこだけど、爆弾作りのエキスパートになる主人公。
え?それ訓練必要だった?IQ170なら独学で身につけられそうだけど。
ハッカーの情報屋にかなり助けられていましたが、この人に最初から協力を仰げばよかったんじゃない?
意味ありげに出てきた同僚、何か伏線があるかと思いきや、その後出番もなく。
いちばん解せないのは、妻の死に主人公の任務が関係あるのかと思わせておいて、妻がテロ犯の犠牲になったのは全くの偶然で、そのわりには同じテロ犯人がCIAの秘密作戦に関与していた、という…偶然もたいがいにしたら?という筋書き。
TVで放送されていたら途中でチャンネル変えるの確実。
時間を無駄にしてしまいました。
残念。
もっと頭脳派の作戦を観たかった!ヘンダーソンの扱いも。ラストシーンに託す想い。
先週は同日公開で「アマチュア」<「ベテラン」<「プロフェッショナル」<「レジェンド」!(<「ゴーストキラー」レジェントの後は死んで幽霊)という不思議なアクション映画惑星直列状態が起きてて面白い。
妻の復讐のため、戦闘力ではなく「高IQ頭脳」を駆使するCIA捜査官の物語。
1人目の処刑でのあまりにも間口の狭い凝った手口や、いつものローレンス・フィッシュバーン、ヘンダーソンにバーに追いつめられたところで脱出する手口などが面白い。
しかし、予告でも見まくってた、いかにも「映画的見せ場のために作りました感満載の」屋上ガラスプールで一気に興ざめ。
当然のように、ヘンダーソンがいつ合流して共闘するのかと待ってたら、それは無し。
あのパズルがメッセージ入りメタルが入ってましたと言うだけで、肩透かし。もっと生かし方があるでしょうに!
せっかく、武闘派では無い復讐を期待していたのに、知的好奇心を満たしてくれる工夫したネタが足りない。
そこは、もっと観たかった。
ラスボスを殺さなかったのは、評価に迷うところで、殺しちゃったら、普通過ぎたかもしれない。
超B級凡作にならなかったのは、ラミ・マレックの演技、キャラクター造形に尽きると思う。
終始、おどおどとして敏感におびえている感じ。
ラスト、妻のプレゼント、見事にレストアしたセスナで飛び立つところ、マレックの表情が唯一の救いで良かった。
強く印象に残る、とても重要なシーンでした。
パンフレット制作無し、入場者プレゼントも無し、でまた悲しかった。
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