アマチュアのレビュー・感想・評価
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期待値が高すぎたか
地味で普通の主人公が暗号分析・ネットワークを駆使してアクションしていく展開かと思いきや全然違う。
本当に地味な普通の主人公。少し賢くて暗号解読・分析が得意なだけ。身体能力は一般人程度。
軍人や工作員のような訓練を積んでいない一般人特有の描写が描かれている。
家族(パートナー)を 失った時の喪失感。
自分ではどうにもできない時の無力感。
自分の手で人を殺そうとする時の緊張感と、出来なかった時の絶望感。
上司に報告しても何もしてくれなかった時の怒り。
人が苦しんでいたら手を緩めてしまう時の優しさ。
殺してしまったことが頭から離れない時の自責の念。
前半、実にもどかしい…
アクション作品の、テンポよくターゲットを始末していく展開は無い。
スパイ作品の、道具やネットを駆使した展開は無い。
ストーリーも迷子気味で、なにを目指しているのか分からなくなった。
どれもが微妙で、期待値が高かっただけにとても残念。
全部にがっかり。
銃の扱いが苦手な主人公がITの知識と手先の器用さで妻を殺害した犯人を倒すって設定にガンアクション満載のジョン・ウィックやビーキーパーとは違った面白さを体感できると思い鑑賞。
主人公はガンアクションやらないしIT知識と手作り爆弾で犯人を倒していくけど、次のターゲットに行くまでの間が無駄に長くてテンポが悪いこと悪いこと。
また内容も三人殺しておいてラスボスは銃に怯えた顔見れて満足とか、命を助けられた経緯からうまく逃がすと言ってくれた局員に帰れないと言いながら結局帰って来る展開も良くない。
ローレンス・フィッシュバーンが演じて主人公を追い詰める局員のヘンダーソンも途中退場してラストで実は生きてましたのサプライズやるけど俳優的に死んでないのバレバレだったから効果は薄かったな。
唯一良かったのは吹き替えキャストが全員プロの声優で聴きやすい点で気になるなら配信かレンタルで充分。
ストーリーが迷子に
スパイものとのふれ込みだったけど…⭐︎
妻をテロリストに殺害され、その復讐のためにスパイになる。
…という話しと言ってしまえばそうなのだけど主人公のラミ・マレック演じるヘラーが
もともとCIAの暗号解読課に所属するIQ170の天才となると話しが違ってくる。
妻の復讐のためにここまでというくらいに執念を燃やして、殺しの技術を身につけようとするが
銃が苦手なため、IT技術と持ち前の頭脳を生かしてテロリスト4人のうち3人を次々と殺していき、
最後の1人はインターポールに逮捕させ、CIAの中に巣食う不正までも暴こうとする。
もっとも不正に関しては女性の長官が良い働きをしてはいるが。
物語もあまり中弛みなく楽しめるけど、終わった再びもとの勤務につけるのはなぜ⁇
3人も殺しているのに?とか本人には気の毒だけとラミ・マレックがボヘミアン・ラプソディの
フレディに見えてしまい違う!違う!と自分に突っ込みを入れたりした。
色々と矛盾はあるけど総じて良い作品。
アマチュア(映画の記憶2025/4/13)
愛する妻をテロリストに殺されたCIA分析官の復讐劇って感じの作品。 本年度ベスト級。
出張先のロンドンで妻を失ったチャーリーの悲しみと復讐心の作品。
主演はラミ・マレックさん。
その心の動きの演技に心を揺さぶられた感じ!
CIA分析官としてのチャーリー。
監視カメラの映像から瞬時に犯人を特定するプロ意識が凄い(笑)
愛する妻が事件に巻き込まれる映像を目の当たりにした時の彼の感情を思うと、胸が締め付けられた!
復讐を誓うチャーリーのお話。
殺しのプロ。ヘンダーソンと出会い、協力してテロリストを追い詰める2人の関係性が面白かった!
テロリストへの報復と並行して描かれるCIA内部の陰謀も見所って感じ。
この2つのストーリーが絡み合い、緊張感あふれる展開に引き込まれたっ!
ラスボスとの対決のシーン。
手に汗握る緊迫感に引き込まれた!
チャーリーが下した決断。
観る者にとって最高のカタルシスを与えてくれた感じだった。
本作はアマチュアだったけど、最近公開された「ベテラン」や「プロフェッショナル」も鑑賞する予定です( ´∀`)
奇しくも同時期公開に「プロフェッショナル」ありw
本作は映画プログラムが作られていないのが残念
実に面白かった
アマチュアというタイトルだが、リーアムニースンの同時期公開
「プロフェッショナル」よりも内容がプロフェッショナルであるw
※リーアムの映画の原題は「プロフェッショナル」ではないので
配給会社側がアマチュアに対抗して付けた?などと邪推
愛する妻をテロで失って、夫である主人公はその犯人を自分の
非凡なる分析力で追い詰めていく
但し、彼が「非凡」であるのはゆっくりと描かれていきその
能力の本質は映画の終盤まで段階を追って積み上げられていく
以前フレディマーキュリーを演じた、主人公ラミ・マレックは
その大きな目で私達を引き付ける
マーキュリーを演じた時も、最初は違和感でしかなかったその
特徴的な目が、最後はフレディにしか見えなくなってしまった時のように
今作でも、その目が最高の演技をしている
怯えた弱々しい子羊のような目から、すべてを見通す千里眼を彷彿させる
怖く力強い目へ徐々に変化していくのだ
平凡で、ただのいち公務員にしか見えなかった彼が、周りの人も
観客も皆騙しながら物語を駆け上っていく様は圧巻だった
そう、タイトルを「アマチュア」にしたのは正解だ
ちなみに、「プロフェッショナル」のほうも良い映画だと思うので
全くテイストはちがうけど、アマチュアとセットで見てちょーだい
作り手がアマチュアだった?もひとつハラハラしないかな。
大阪万博始まったね~ ミャクミャクさんの活躍ですよ。
未来の映画館へようこそ・・・って有るのかな。
4Dの度を超して、超体験参加型映画館とか。
恋愛参加型(場内でカップルになれる)とか
ホラ-サスペンス型(終わったら血だらけに成ってる)とか
配信が広がる今日 新しい映画館を模索して欲しいと思う。
そんな サクラ満開の中
今日は「アマチュア」を観に行きました。
久し振りの
チャーリー・ヘラー役(ラミ・マレックさん)
ヘンダーソン役(ローレンス・フィッシュバーンさん)
でしたね。
ぶっちゃけ 想定期待値より下回った感じの展開内容と
感じてます。
予告編通りで、 妻がロンドンのテロ事件に巻き込まれて殺される。
犯人は4人。ひ弱なCIA本部のサイバー捜査官チャ-リ-。
セキュリティには強いがデスクワ-クの男。
妻の復讐に燃える。ヘンダ-ソンに教育されてなんとか殺しのテクニックをマスタしていくが・・・
果たして復讐は出来るのかって話展開。
まぁね、こんなもんでしょうと言う話とアクションでしたわ。
(感じた事)
1.妻の復讐に燃えるのは良いが、復讐現場の巻き添えで大多数が死者か怪我人続出と思う。大義は分かるが手段が良くない。自分の気持ちさえOKなら 他人は死んでも良いのか。そこが大いに問題。
2.最初の犯人の アレルギ-で殺す女。その情報どうやって辿り着いたのか。
他のヤツもだが足取り情報が安易過ぎないかな。CIA情報とはいえども。
結局車で即死。
3.プ-ル底割れ案は良いけど、あんなビル間のプ-ルって有り得ないと思う。
しかもあの高さ。犯人も死ぬが、落下物当たって下の人も大勢が死ぬよ、きっと。
4.ヘンダ-ソンがコインランドリ-で死闘する相手だが、あれって最初チャ-リ-かと思ったがCIAのお助けだったのか?よく分からん場面だった。
ドア窓から顔出しがチャ-リ-だったんで へって??って成ったわ。
まぁどうでも良いけども。
5.顔撮影でセキュリティ画像の顔合成で攪乱。
前に何かの映画で見たネタと同じだったわ。既視感あった。
全体的にセキュリティ凄いと思わせてるけど
なんか努力が見えてこない感じしたな。
6.折角元KGBの姉ちゃん(インクワライン)の協力得て、抱っこして良い感じに寝てたのに・・・間髪入れずに追われるって流れ。
深夜 無灯逃亡する車へ、海岸船から銃撃場面が一番アクションでは良かったかも。姉ちゃん死んじゃうが。短い活躍だったね。姉ちゃんはキレイだった。
感情移入出来ず。そもそも この人への手係りどうやって探したの。
7.結局主犯格のシラ-は死なず?何それ。CIAの無謀な指示出してた悪ヤツ上司は捕まるという流れ。良く有るネタ落ち。 (´д`)
う~ん どうもね。イマイチね。
制作陣へミャクミャクくんのキックを一発入れたい気分ですよ。
暇で興味ある方は
劇場へ。
誰が味方なのか?
SNSの投稿写真で分かること
サスペンス系は苦手な私ですが、本作結構楽しめました。
CIAの分析官である主人公チャーリーの復讐劇。次から次へとハイテクを駆使して犯人達を追い詰め、出し抜く様が爽快!防犯カメラの映像、音声だけで4人もの犯人を特定出来るのはCIAだから?よくわからんけど犯人特定が速すぎてビビる(笑)分析官すげぇ。
印象的だったのは、スマホで自分の顔を撮って3Dデータ化、それを防犯カメラの映像に貼り付け偽チャーリーを量産して撹乱させるシーン。これはアホの私でも理解できたし、素直に「スゲー!」って声が出そうになりました😲ワォ…
犯人を追いつつも、CIAから逃げる逃走劇としても観れる本作。バーで時限爆弾を使ってヘンダーソンをかわすシーンがクール&意外でこれまたびっくり。協力者のインクワラインもめちゃくちゃ優秀なので、途中退場は惜しかった…。
残念だったのは、予告で良いとこ見せすぎたかなぁってこと。プールのシーン、本作最大と言っていいほどの見せ場なのに予告で見ちゃってるからなぁ…。確かに凄い迫力だし、衝撃的な映像ですが…見ちゃってるからなぁ…。初見は大スクリーンで見たかった!😭
SNSの投稿写真一枚であれだけの情報を引き出せることに恐怖すら覚えた、IQ170の頭脳が冴え渡る復讐劇でした!
アマちゃんじゃなかった?
なんだか既視感はありましたがスリリングな展開でよかったです
主人公は銃は撃てないけど殺し?のプロフェッショナルでした
あっさり終わった感じはありましたがお腹いっぱいよりはいいかなと
(結末は少しモヤっとはしましたが)
師匠が生きていてホッとしましたがイスタンブールの人にも生きていて欲しかったかな
密かに実は妻は生きていたというハッピーエンドを期待していた私こそ「アマチュア」
視点が新しくて面白かった
強みを活かす
自身の妻をテロリストに殺された男の復習劇。CIAで暗号解読を担当している彼が、殺しのアマチュアとして奮闘する。
ストーリーは非常にシンプル。アクション復讐劇の王道中の王道。
人を殺すことについてはアマチュアであり才能はないが、超一流の暗号解読能力でいくつもの危機を乗り越えていく。
結末もすべてスッキリするタイプであり、観賞後のもやもやはない。
本作で出てくるような犯人の追跡方法やデータなどを警察関係者が持っているとしたら、どうやっても逃れることはできないだろうなと感心してしまった。
話の流れはスムーズ
眠かったので、ちょっとよく・・・
殺しアマチュア、発想ベテラン、パソコンはプロフェッショナル
【イントロダクション】
スパイ小説の名手、ロバート・リテルによる1981年発表の『The Amateur (邦題:チャーリー・ヘラーの復讐)』を原作に、CIA(アメリカ中央情報局)の分析官が妻を殺害したテログループに復讐を誓い、独自の手段を用いて戦うスパイ映画。
主演に『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)のラミ・マレック。共演に『マトリックス』シリーズのローレンス・フィッシュバーン。
監督にジェームズ・ホーズ。脚本に『ブラックホーク・ダウン』(2001)のケン・ノーランと『バリー・シール アメリカをはめた男』(2017)のゲイリー・スピネッリ。
【ストーリー】
CIA分析官、チャーリー・ヘラー(ラミ・マレック)は、IQ170の天才で、CIAの誇る高度な監視システムの開発者の1人でもある。
彼は、妻のサラ(レイチェル・ブロズナハン)を深く愛していたが、彼女が出張先のロンドンでテロ事件に巻き込まれ、殺害されてしまう。
チャーリーは深い悲しみに包まれつつ、自らのプログラムを駆使して事件当日の監視カメラ映像にアクセス。犯人グループの4人を特定し、上司のCIA副長官ムーア(ホルト・マッキャラニー)に彼らの逮捕を進言する。
しかし、ムーアはチャーリーの違法捜査による国際社会への弁明を理由に、犯人グループの確保を保留。妻の無念を晴らしたいチャーリーは、犯人グループに自ら制裁を加える事を決意する。密かに交流していた謎のハッカー、インクワライン(カトリーナ・バルフ)から入手していたムーアによるCIAの非公式・非合法の軍事作戦の資料をネタに、スパイとしての訓練を受けられるよう手配させる。
訓練にはムーアお抱えの捜査員ヘンダーソン(ローレンス・フィッシュバーン)が起用される。銃は勿論、暴力すら振るった事のないチャーリーに、ヘンダーソンは「君に殺しは無理だ」と告げる。
時を同じくして、ムーアはチャーリーが手にした自身の違法作戦に関するデータのバックアップを捜索させ、チャーリーがハッタリを仕掛けていた事を察知。ヘンダーソンにチャーリーの排除を命じる。
しかし、既にチャーリーは用意させた偽造パスポートと費用を手に逃亡しており、妻の復讐というミッションに繰り出していた。
【感想】
まず、鑑賞後に本作を気に入った方なら真っ先に抱いたであろう疑問を。
「「「何故パンフレットが制作されていない…???」」」
大規模公開作で、キャスト来日によるジャパン・プレミアまで行われるような作品でパンフレットが制作されていないというのは珍しくないだろうか?(2022年の『アンチャーテッド』も、作品や公開規模に対してパンフレット制作なしだった)
それはともかく、異色のスパイ映画として非常に楽しめた。
チャーリーが最後まで銃を使わないというのが素晴らしい。持ち前の高いIQとコンピューター技術を駆使して作戦を練り、しかしアマチュア故に思わぬ反撃や窮地に陥る点が、最後まで作品に緊張感を与えている。次第に暗殺に慣れ、犯人達より優位に立っていく姿も魅力的。成長したチャーリーは、ショーン・シラー(マイケル・スタールバーグ)の漁船をハッキングしてルートを変更。ワザと彼の部下に捕まってみせる度胸まで獲得する。
演じたラミ・マレックの演技も素晴らしく、賢いが優しさや恐怖から銃を撃てない姿が印象的。しかし、最後のショーンとの対峙では、自らの意思で引き金を引かない決意をする。序盤は怯え眼だった彼が、次第に成長し冷静な眼差しを獲得していく過程を見事に演じていた。
ローレンス・フィッシュバーン演じるヘンダーソンは、出番こそ控え目で、ポスタービジュアルにあるようなメイン感は薄かったが、チャーリーの理解者として、彼に一目置く様子が良い。
チャーリーに銃を手渡し、「(俺に向けて)撃ってみろ」とけし掛けるも、彼に銃は撃てない。
「身がすくむだろ?(銃を)撃てるのは、よほどの自信家かバカのどちらかだ」
銃を撃てる人間がどういうものかを端的に表した、この台詞が素晴らしかった。
ラストでちゃっかり生きているのは御約束。
チャーリーの協力者となるインクワイラインが退場する展開には驚いた。こういうタイプの人間は、逃走ルートや死を偽装して、何だかんだ生きているパターンがテンプレートだと思うし、チャーリーの良き相棒になれそうだったので残念だ。
一点だけ残念な点を挙げるなら、予告編で面白いシーンを見せ過ぎていた点だ。特に、ホテルのガラス張りプールを破壊するシーンは、本作最大の派手なシーンでもあるので、そこは伏せておいた方が良かったかもしれない。
【総評】
主人公が「銃を使わない」という異色のスパイ映画ながら、高い知性を駆使したトラップによる暗殺が面白く、魅力的だった。
ところで、本作と同日に、リーアム・ニーソンの『プロフェッショナル』、韓国映画の『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』が日本公開されているのだが、1番のプロフェッショナルは、間違いなく本作のチャーリー。4度の暗殺計画により、作戦行動も最早ベテランの域に達した。
“殺し”はアマチュア、“発想”はベテラン、“コンピューター”はプロフェッショナル、といったところか。
全324件中、161~180件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
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