アマチュアのレビュー・感想・評価
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じっくりと魅せるサスペンス
採点3.7
アクションが殆どないスパイミステリー。
確かにフィジカル面はタイトル通り「アマチュア」ながら、他はほぼ完璧超人なCIA分析官。
そんなラミ・マレックの魅力が前面に出た作品。彼のスラリとした身体と頼りない表情が役所にピッタリでした。
しかしローレンス・フィッシュバーンはどうしたって、モーフィアスですね。
ロンドンをはじめヨーロッパの陰鬱とした風景とマッチした、じっくりとしたサスペンスでした。
もっとガンガン攻めるかと思いきや⋯
予告映像で最大の見せ場を使い切ってるという⋯
あんな感じのがいっぱい出てくるかと期待値高めで見てしまった。
アメリカ、イギリス、フランス、トルコ、ロシア、フィンランド(超少し)と様々なシーンが見られてよかった。フランスは映像が綺麗!
ロシアに来てくれた友達の役割と、最後にボスキャラ殺さなかった理由が分かりませんでした。
最後はヘンダーソンではなくインクワラインに生きていて欲しかったですが、概ね気持ちよく見られた〜。
普通に面白いですが何か物足りない
ラミ・マレック主演のCIAもので、ちょっとひねった復讐劇。
ラストがなんとなく爽やかに終わる。まあ普通に面白かったけれど…。
ラミ・マレック主演のCIAもので、ちょっとひねった復讐劇。下記の3つの要素からできている。
一つ目がテロで妻を殺されて、それで復讐するというお話。2つ目がよくあるCIAの闇的な、一部の人間が、今までの悪事の暴露を恐れて、主人公を始末しようとする話。3つ目、主人公を指導、補佐する人間との話。
それがうまくいったかというと…。微妙。
主人公は、今まで分析官で、殺しなどの実践をしたことがなく復讐に不向きな人間。それで「殺し」の指導をしてもらうためにローレンス・フィッシュバーンが付く。
が、指導もそこそこに、CIAの一部から狙われているため、逃げながら復讐をしてゆく。
復讐の仕方が、屋上のプールの破壊などヴィジュアル的に凝ったものがあるが、なんか面白くない。
ハッキングがお手のものなのだが、その過程がちょっとブラックボックス。絵的によくわからない。ただ結果が出てくるだけ。
特にラストの仕掛けはハラハラドキドキ感がほとんどない。
もう少し丁寧に描いたほうがと思う。
で、ラストに新任のCIA長官が記者会見で「情報の透明性」なんてことを臆面もなく言い切るが、このあたりに映画の弱さがある気がする。
何もCIAを悪として描けということではないが、無自覚に、無批判にCIAを善とする作劇にこの映画の安易さが現れている気がする。
そんな単純さが(考え方が)この映画をつまらなくしている。
現代的に、ペンは剣より強し
「プロフェッショナル」だな、やっぱり‼️
CIAで情報分析の仕事に従事し、戦闘や暗殺のスキルをまったく持たない主人公。ロンドンでのテロで妻を失った彼は、テロリストたちに復讐するべく、自らの得意分野で戦いを挑む・・・‼️要は肉弾戦ではなく頭脳戦です‼️そこにテロの裏にある黒い陰謀が絡むみたいな作品‼️頭脳戦と言いながらプール崩壊みたいなスペクタクルは結構ハデだし、アッと驚くような策略もないし、カタルシス不足ですね‼️「ボーン」シリーズみたいに頭脳戦も肉弾戦も両方ともイケる作品があるだけに、逆に片方だけだと今更な感じはする‼️主役のラミ・マレックもイマイチ役不足かな・・・‼️
期待は裏切られた。
もっとゴツゴツしたアクションを期待していたが、やや当てが外れた感がある。
予告編を見て、第2の『ジェイソン・ボーン』を期待していたが、そんな映画じゃなかった。
ストーリーの進行上、単独行動が基本で、それを説明する人がいない。こういう時、だいたい素人同然の相棒がくっついていちいち疑問を解き明かしていくものだが、あえてそうしないのは、玄人受けを狙ったのか。
相棒らしい存在はいたが、途中で亡くなる。気ごころを通わせた途端にだ。
それなのに喪失感もそこそこ、割にさばさばしているし、自分が生きるのに必死な感じだった。死に直面しても、主人公の恐怖心が感じられない。
そもそも、彼の妻がテロに巻き込まれて死亡してしまうところから、主人公の復讐を兼ねた冒険が始まるが、遺体との対面や、殺害されるシーンがダイジェストになっている。意図的な演出だったのか。
テロと妻の間に、なにか特段の秘密が隠されているんじゃないかと勘繰ってしまう。途中で、妻の幻影とからむシーンもいくつかあるし、ひょっとしてまだ生きてるんじゃないかとさえ思った。
妻の遺品や、夫にあてたメッセージも、いかにも謎が隠されているような暗号のパズルに見える。途中で、意外とあっさり解けるが、普通に励ましのメッセージだったりする。拍子抜けだ。
とにかく、期待を裏切ってくれるのだ。なにやかやと。
妻の復讐誓う男に立ち塞がる最大の障壁は
まさかの自分が所属するCIA。
おらっ妻の復讐したんだから俺に殺しの技術と偽造パスポートよこせよとCIAの汚職の証拠を盾に幹部に迫る主人公。
予告では人殺しを躊躇する気弱な男と銘打っていたのに妻を殺害されてからガンギマリぷりに驚愕させられる。
主人公は教官から鬼のようなシゴキを受けると思ったら教官の方はアイツ才能あるわと常に高評価うけてるので本当に予告詐欺である。
汚職を揉み消したいCIAに付け回されながら復讐を敢行する縛りプレイをする主人公。
007よろしく復讐相手の探して世界を飛び回る。
派手さや爽快さは欠けるが繊細で緻密な主人公の性格に見合った陰湿な復讐レパートリーは見応えがある。
復讐と同時並行で行なわれるCIAからの逃走劇も必見。
もうひと捻りほしい
スパイ物にしては地味な佳作
あんまり、評価が芳しくない印象だったが、結構褒めている人が多いわりに点数が辛いというのは、どういう心情なのだろうか。
それは置いておいて。
これまで、組織の中にいた人物が、個人的な復讐などを行うと、目的を果たしても大抵組織につぶされてしまう、という展開が多かったように思う。
あれだけ暴れた人物が、元通り職場復帰できますよ、というのは、21世紀の現在の世界の趨勢からして、CIAもだいぶホワイトな職場になっている、ということなのだろうか。
妻を殺された男が復讐を行う、という、それだけ言えばよくあるストーリーだが、自分の手で直接殺す、ということが出来ない男が、得意な技術で仇を消していく、という展開。アマチュアというだけあって、どこか詰めが甘かったりして、見ていて結構ハラハラさせられた。一番浮かばれないのは、協力者となった元スパイの奥さんか。
主人公に命を救われたというスパイの男が、どこで登場するのか、と思っていたら、忠告に現れただけで、本筋として影響がなかったのがちょっと拍子抜けだった。
一人目の素人っぽさから、二人目、三人目と行くにつれて、段々手慣れてきて、最後は結構な罠を張った騙しのテクニックまで使って、もうアマチュアではないよな、というレベルになっていた。IQ170のCIAエージェントだけはある、というところか。
レビューの評価はそれほどでもないが、今年ここまで見た映画では一番良かった。他人のレビューは当てにならないものだと改めて思った。
アマチャン
どんどん引き込まれて、ほんとにあった話か!?と思わせるくらいリアルに構成されてて面白かった
しかし、最後の最後が微妙なんよ。ヘンダーソンはなぜ生きてる。生きてたなら、訓練中にヘラーとどんなやりとりがあったのか知りたかった。なんか考えれば考えるほどモヤモヤするラストだった。
IQ170のCIA勤務
ラミマレック主演という事で、鑑賞
ローレンスフィッシュバーンが助演で期待大でした
頭脳明晰なCIA勤務の分析官が、テロに巻き込まれた奥さんの仇を取るお話
格闘技や軍隊で鍛えたチカラで戦う主人公が多い中、
体力技術がからっきしながら、頭脳戦で戦ったハーフボイルドなところがとても良かった
結局スッキリはしないねん。
復讐したところで虚しいだけ。
たがらと言って何もしないのは違う。
直で殺れないから爆弾で!てのもなぁ。
まぁ自分の正義に当てはめたら敵味方関係なく仕留めたいわな。
ジワジワくる展開のテンポ。アングラな世界をちょくちょくチラつかせながらの裏社会は身近なもんだと言わんばかりの世界観。
結局アマチュアなのはやりたい放題に出来ると勘違いしているクソ上司。映画も現実も一緒やね。
老害はいらん。若いのが世界を変えて行けばそれで良しや。
地味に面白い
やったことなくても飛び込んでみる
初めは殺しに慣れてなさすぎて、はらはらさせられた。
危ういけど復讐のためだけに命を張れる男、頭脳でアプローチ。
ラスボスの長演説は図星だっただろう、自分の手で引き金を引いて殺すなんてできないよなあ。
ヒーロー気質ではなくて、自分のために殺しを試みる。
世界を救わなくたって、あれだけ動けるって凄いことだよなあ。
自分の得意分野で勝負するって大事、できることをやる。
ヘンダーソンが生きていて良かった。
インクワライン妻も生きていて欲しかった。
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