アマチュアのレビュー・感想・評価
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その頭の良さがもはや怖い
上品なジョン・ウィック
至るまで
殺しは出来ない「アマチュア」の復讐、っていうコンセプトは良いんだけどその分実際の復讐に至るまでがちょっと長くて間延びした。やっぱり自分には無理だ、ってことを納得してからになるからまぁしょうがないんだけど。
暗殺部分は頭脳犯で逃走部分はアクションってのもまぁ良かったんでは。予告で出し過ぎてて4人中2人までは殺し方が予想付いちゃった訳だけど。
ラミ・マレックは好演してたし、ローレンス・フィッシュバーンは思った以上に動いてたけど、ジョン・バーンサルは思わせぶりだったな。
そしてインクワラインがとてもとても素敵だったんだけど、「ベルファスト」のお母さんでドラマ「アウトランダー」の主役の方だったか。前者はとても好きだったのに憶えてなかった…
主人公のキャラが
ややステレオタイプというか、、、インドア派な人物の割には、ほとんどピンチを迎えずにことをなしていくっていうのはなあ。「そんなにうまいこと行くわけない」って思っちゃうし、「おお!そんな手が!すごっ!」って仕掛けもなく、なんとなーく、ことがすすんでく。
途中自分の顔をデジタル化して他人につけてごまかすシーンでも、あんなに各地に現れたら「CG?」って疑うでしょ?追跡するCIA側も結構お間抜け。
さらに言えばターゲットとなる敵もお間抜け。最初の女性はまさかの偶然事故。さらに3人も殺しておいて、ラスボスは生かしたままって、、、「妻の復讐」って大義名分が薄れちゃうよなあ。
教官が撃たれて死んだように見せかけてラスト「生きてました」出演もなんかテンプレ。さらに女性長官も敵なのか味方なのかもはっきりしない。「敵の敵は味方」的なあやふやさ。
ラミ・マレックは確かに「ボヘミアンラプソディ」でオスカー獲ったけど、あれは実在の人物にあそこまで「寄せた」ところも大きいわけで、確かに納得の受賞だけど、今回の役どころとしては、うまさや凄みは、出てなかったなあ。そういうキャラ作りをしたのかもしれないけどね。
ここまで書いてなんか、★3.5→3に気持ちが変わったかな。決してつまらなくはなかった。サスペンス物としてしっかりと描かれてたよ。ただ、丁寧な心理描写とかが逆にテンポの悪さを生むこともあるからね。
結果的に主人公、チート級の無敵さを出しちゃったよね。そういうところもモヤっとしたんだよなあ。
2025年劇場鑑賞20作品目
シナリオがアマチュア
CIA
Central Intelligence Agency
中央情報局
アメリカ合衆国の対外情報機関
1947年トルーマン大統領政権下で
組織され国家の安全にかかわる
諸外国の内部情報を
収集・解析し統括
その性質上スパイ活動から
軍事作戦まで収集する情報は
多岐にわたる為他国の
諜報機関とも連携しており
陰謀論の親玉にもなりやすい
ちなみに先日逝去した
読売新聞社会長渡辺恒雄氏の
上司にあたる正力松太郎氏は
CIAの工作員であったことが
公文書で判明している
というCIAの解析部の凄腕職員
だが銃など持った事もない
チャーリー・ヘラーが
テロに巻き込まれた嫁を殺した
テロリストに復讐するストーリー
どうだったか
ハッキリ言って
シナリオがダメすぎ
殺しが出来ない点を「アマチュア」
という題材にしてますが
直接相手に銃が撃てないだけで
間接的には明確に殺しており
あんまり意味がない
キャラがほんと動かない
観てる途中で先読めちゃう
退屈な映画でした
チャーリーは
出張先のロンドンでテロに
巻き込まれた嫁サラを殺害した
テロリストを調べるうち
CIAとも繋がっている事を把握
上司に詰め寄ると
(もうこの上司が
ホルト・マッキャラニーの時点で
黒幕確定)
もみ消そうとしますが
チャーリーはこの事実を
自分を消せば自動的に
この情報を世間に公開すると
脅かしその引き換えに
嫁の仇を獲る為の訓練を
させろと言い出します
上司らは要求を呑み
教官兼監視役のヘンダーソンを
つけます
その訓練でチャーリーはやっぱり
人など殺せるわけないことを
ヘンダーソンは痛感しますが
嫁の仇を討ちたい気持ちには
徐々に共感していきます
上層部はその間にチャーリーの
近辺を調べて証拠を奪い取って
しまおうとします
そしてそれっぽいディスクを
発見しますが中身はダミー
上層部はヘンダーソンに「消せ」と
指示しますがチャーリーは
その間に訓練期間を終えて
テロリストの潜伏先へ
果たして殺しのできない
チャーリーがどうやって復讐を?
1人は無菌室でガスで殺しそこねるが
クルマにはねられて死亡
1人はガラスのプール割って死亡
残りはフィンランド警察に逮捕
なんだかんだ殺しちゃってるのです
何より情報収集能力などが
ずば抜けているのであんまり
弱い存在に見えないのです
訓練する!って展開も別にいらない
何より一番言いたいのは
前述の通り周辺キャラクターが
全然動かないのです
その教官のヘンダーソン
もっと使えばよかったと思う
せっかく
ローレンス・フィッシュバーン
なのにCIAの追手とランドリーで
相打ちで終わりとか拍子抜け
彼をもっとチャーリーの代わりに
銃撃戦させるとか場合によっては
殺させるとかあったでしょ
そして以前からやり取りしてた
トルコの諜報部員「インクワライン」
いい仲になったとおもったら
アッサリ死んじゃうけど
違うだろ
ラストに嫁みたいに
ひざまつかされて
銃向けられてどうするとかって
展開でしょ
今度は救えるか?みたいな
CIA長官が真実を公開するだなんだ
なんてシーンハッキリ言って
どうでもいい
CIAの同僚ももっと裏で協力する
みたいに動かしてもいいのに
なんにもしないで見てるだけ
だったらいらねーだろ
チャーリーが殺しのアマチュアなら
周り動かせよって話です
ラストで「よっ!」って突然出てくる
フィッシュバーンに
お前もっと働けよと頭にきて
劇場を去りました
ラミ・マレック自身が
アクション映画のアマチュア
かもしらん
フィンランド、ロシア、アメリカ3カ国の微妙な関係を知っている日本人...
フィンランド、ロシア、アメリカ3カ国の微妙な関係を知っている日本人はどれだけいるのだろうか。
フィンランドはアメリカ側だよね、程度だろう。
私も詳しく知っている訳ではないが。
知識としてそれらをもう少し深く知っていると、さらに考えさせられる、映画が面白くなるだろう。
主人公はぼくのかんがえたさいきょうのIQ170って感じ。
追っ手の2~3先を読んではいるがIQ170あったらもっとでしょ。
映画自体については、同じラミマレック主演の『Mr. Robot』と共通する箇所が多いと感じた。
闇が深い系が好きな方はそっちもオススメです。
Mr. Robotのラミ・マレック、Marvelous Mrs Maiselのレイチェル・ブロズナハン等々キャスト陣は海外ドラマ好きには嬉しい。
緊張感薄いような
今ひとつな内容…
たとえIQが高くとも
愛する人の命が奪われテロリストに復讐するためにCIAのデスクワーカーの主人公がスパイになるという物語。
原作自体が40年以上も前に書かれたスパイ小説で、もはや手垢のついたようなネタであり記憶の新しいところでは「アメリカンアサシン」が思い浮かぶ。かの作品も娯楽作品としてはそこそこ楽しめたが、また同じようなネタかとあまり期待しないで鑑賞したら意外によくできた作品だった。
CIAで暗号解読の専門家として勤めていたヘラーは妻の復讐のために殺しの訓練を受けてテロリストを追うが、逆にテロリストと癒着した直属の上司からは命を狙われ、古巣であるCIAとの頭脳戦を繰り広げる。
特に前半、上司を脅して工作員の訓練を受けさせるくだり。厳重な警備体制の下では情報を外部に流失させることは不可能にも拘らず上司を脅すヘラー。ジュークボックスに仕込まれたCDは囮であり、情報の暴露という脅し自体が訓練や偽造パスポートを作らせるための時間稼ぎだったという辺りは手が込んでいて面白かった。
またYouTube動画を見て即興でピッキングをしたり、大量に花を買い込み肺炎を患う相手に花粉で拷問したり、顔認識システムを逆手に取って攪乱作戦に出たりと主人公の持つスキルやあくまでも工作員としては素人だというキャラクターを生かしたいろんな工夫がなされていて最後まで飽きずに楽しめた。
また同じく伴侶を失った情報提供者の女性との交流や教官でもあり刺客でもあるヘンダーソンとの関係性など人間ドラマもさりげなくうまく描かれていた。
アメリカンアサシンのようなド派手なアクションを楽しむような映画ではなく人間ドラマとして見る方が楽しめる作品になっている。
見る前はクレイグ版ボンドの若きQがスパイ活動するような007のスピンオフ的な作品みたいなのをイメージしていたけど、どちらかというと主人公のヘラーはスノーデンのイメージに近い。スノーデンも自分の信念から身の危険も顧みず国を揺るがすほどの情報を公の下にさらした。ヘラーも復讐がまず先立ってはいたものの上司の違法行為を暴露したという結果になってる点は似ている気がした。
映画ドットコムの解説記事によれば主人公のヘラーはCIAで最も優秀な頭脳を持つ人間だという。本作はいわゆるジェームズボンドのようなあまり物事を深く考えないキャラクターによるアクション映画ではなく、一応頭脳明晰の人間がボンドまがいのことをするという触れ込みの作品。
ただ、どんなに頭脳明晰であっても妻の復讐のために犯人であるテロリストを殺していくという。結局人間は感情のままに行動するのか、せっかく優秀な頭脳を授かっても憎しみに囚われてスキルをそんなことにしか生かせないのかと少々残念な気もしながらの鑑賞だったのでラストで黒幕のテロリストを殺さない選択をしたのはよかった。
どうせなら殺せない暗殺者というキャラを徹底してほしかった気もする。主人公は黒幕を探し出すために合計三人殺してしまうけど、すべてが脅しのためで死なせたのは想定外だったみたいな。二番目のプールの場面も相手ともみあいになりスィッチを入れてしまった感じにして不可抗力で死なせてしまったという風にすれば結末にもより説得力あったかも。
クライマックスでヘラーは憎きテロリストから言われる。目的のために君の妻を殺した。君も私を見つけ出すために三人を殺した。同じではないかと。その言葉にヘラーは返す言葉もない。対テロ戦争の名のもとにあらゆる人権蹂躙を行い、他国への侵略戦争の口実にしてきたアメリカへの皮肉が効いた場面だった。
自分で引き金を引けない、自分の手を汚さず間接的に相手を殺していくヘラーの姿自体も、かつてCIAがアメリカの都合のいいように傀儡国家を作り上げるため、反政府勢力に手を貸してクーデターを引き起こしてきたことを暗に皮肉っているのかとも思えた。
似たタイトルがなぜか目白押しだが推せる作品
今年106本目(合計1,648本目/今月(2025年4月度)9本目)。
今週はなぜか本作品以外にも「プロフェッショナル」や「ベテラン」など、似たような、あるいは混同しそうなタイトルが大集合というある意味ヘンテコな週ですが、来週になるとコナン祭りになって放映回数が一気に減るのでお仕事帰りでも見たい方は推奨ですね。
内容はというと、拳銃すら持ったことはないけどIQは高い主人公の復讐劇のお話。この関係上、ITに関する知識がそこそこ問われ(IT業界3~4年生レベルの知識か)、そこがわからないと全体が詰むのがどうかな…といったところはします。ただ、「主人公が実はそんなにアクションが得意ではない」アクション映画というのは斬新な切り口ですし、だからこその「アマチュア」であって、切り口というか着眼点がうまいなぁ、と思ったところです。
ストーリーも比較的いわゆる「ハズレルート」が少なく、かつ、何らかの続き物ではないので「原作知らない方お断り」にもなっておらずハードルが低かったので良かったです。続編があることは示唆されていませんが(されていましたっけ?)、続編化されるならまた見たいなといったところです。
採点上特に気になる点までないのでフルスコアにしています。
焼き魚定食
つい先日、結婚記念日だった。
これが10年前に公開されていたら、きっと大した事のない映画だと思っていただろう。
が、今は違う。大切な人がいる。
その大切な人が殺されてしまったら…
たとえ大切な人が「復讐しないで」と願っていても、間違いなく復讐したくなるであろう。
ある意味、主人公は恵まれている。
職業はCIAだし、IQは高く、コンピュータに強い。これだけ手持ちのカードが揃っていたら…自分なんてしがない会社員、使えるのはExcelを少しばかり、スマホでネットサーフィンをするぐらい…と、自分が情けなくなりながら、主人公が頑張って復讐を成し遂げていく過程を見て応援してた。
ヒーロー映画や舐めてた奴が最強だった的な映画などの焼肉定食のような映画も嫌いではないが、焼き魚定食のような本作も嫌いではない。90年代映画のような雰囲気も良かった。
ゲロは訓練シーンで是非!!
妻を殺されたCIA分析官(ラミ・マレック)が、自ら復讐を果たすべく行動を起こす!
上司を脅して殺しの訓練を受け、組織の監視を潜って、目標の潜伏するロンドンへ脱出!
彼は暗号・画像音声解析のスペシャリストだが、まともに銃も打てない現場の素人。
どうやって4人のテロリストを殺すかが見所なのだが。。
設定は面白いと思うし、最後まで結構楽しめた。
それだけに色々勿体無いな〜思うとこが浮かんできた。
ベタなアクション映画にはしない、リアル志向でいくんや!とスカしたた結果、全てが中途半端になった印象。。
◾️モヤった点
▽”殺しの素人”設定を活を活かせてない問題
せっかく背後取れたのに銃撃できないーーー、からの花粉攻撃は斬新過ぎた!
しかし残念ながらそこがピーク。
爆弾使うなら、仕掛けシーンに苦労したりしないと、アッサリ感が否めない。
やはり親玉銃殺シーンはあってもよかったのでは?
▽訓練物足りない問題
死ぬほど走らされたり、教官からビンタされたり、先輩からいびられるシーンはないの!?
ローレンス・フィッシュバーンをわざわざ教官にしてるんだから、ハートマン級の鬼軍曹やってほしかった。
あと、せっかく1ヶ月以上訓練したのだから何かしら成果を見せてほしいなー。
格闘シーンもあるんだから、教官にキメられた関節技を土壇場でー、とかね?
あと、全体を通して物語的な積み上げがあまり無くて勿体無いなー。
色々伏線貼ってるのかと思いきや全部スカされてしまった。
脚本があと一歩なら、編集を頑張って90分でまとめてテンポよくみせてほしかった。
モヤモヤしてしたので、
頭脳系主人公が活躍するアクション映画といえばーー今日は帰って『ザ・ロック』を観よう!
あんまり盛り上がらなかったです。
アクション映画の後継者育ててください。
バッチバチのアクション映画俳優の高齢化に伴い
どんどん若手が出てきてくれないと
アクション映画が廃れてしまうのでは?と
心配してしまう今日この頃。
IQ170 優秀なCIA分析官ヘラー、身体は使わず
頭を使って復讐していく新しいアクション映画?
とはいえ
派手なアクションは予告で使い切ってしまったため(苦笑)
全体的に、比較的地味なんだけど
裏の裏をかいていく様が小気味いい。
丁寧に描きすぎた復讐劇
秀才技術屋の復讐劇
CIAに勤務する事務職チャーリーは、奥さんが国際テロ組織に殺され復讐を決意。それとは別に、CIAの公にできない裏工作に気づき、身内から命を狙われるという追いつ追われつのありがちなストーリーに展開します。奥さんとの仲睦まじいシーンがちょっとしか無く、すぐに殺されてしまうので、チャーリーの悲しみにあまり感情移入できません。それに、敵がどんな悪い連中なのかわかるシーンもほとんどないので敵の存在感が軽いです。
前半は、話の展開がゆっくりで途中寝落ちしました。復讐劇が始まってから話が動き出します。ホラーではないですが、この映画の目玉は殺害シーンだと思います。テロリストが死んでいくシーンが素晴らしかったです。頭脳明晰な秀才ならではの殺し方で、ユニークで印象的でした。ピンチも頭を使った小技で切り抜けます。アマチュアなのに、時に大胆で爆弾好き。話に新鮮さはないですが、後半は面白かったです。アイアンクローにも出演していた、上司ムーア役のホルト・マッキャラ二ーは、この映画でも存在感があり素晴らしい役者だと思いました。
パッとしないスパイ映画
ラジオでパッとしないスパイ映画やけど、めっちゃオモロいって紹介されていたので見に行ったけど、パッとしないアクションほぼなしのスパイ映画って感じ。淡々と物語が進んでいく感じで、あまりにもスパイ感がなかったのでちょっと残念でした。
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