となりの宇宙人のレビュー・感想・評価
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たまにはこういう薄っぺらのも悪くない
1st dayだったので観るものを探して「となりの宇宙人」と「YOUNG&FINE」を立て続けに鑑賞。昔の2本立て3本立てピンク映画に行く気持ちで観たら良かったのかなっていま思い返しているけど、映画館でその手の映画を観る作法を実は知らないのだ(作法なんかあるんか?)。
生物としての男としては、淳子ちゃん(吉村優花さん)のベッドシーンをありがたいと思ってしまう部分はあったけど、ああいうのこそ田所(前田旺志郎くん)同様、観客を音だけで感じさせて悶えさせれば良かったんじゃないのかな。必要以上にエッチなシーンが多く感じた。それは、「YOUNG&FINE」も同じで、2本立てピンク映画ならありなんだろうけど…。
お話はもう、なんというか雑というか薄っぺらというかで、☆2コでも多いくらいですが、地球人も宇宙人もひっくるめて登場人物のキャラがブレなかったことに好感。くだらないし、しょーもない話だけど、話として整合性はあったような。持て余している時間の使い方としては悪くないと思いました。
宇野祥平は良かったけど…
宇野祥平が宇宙人で主役ということで食指が動き鑑賞。宇野の望洋とした存在感は良かったが、作品としては私の期待値を上回ってはなかった。
そもそもこの話、主人公がほぼ特殊能力ないんで、宇宙人でなくても記憶喪失の居候おじさん設定ぐらいで成立しそうに思う。アパート内のしょうもない三角関係に宇宙人は関与しないし、チラチラ入るベッドシーンも「これ要るか」の印象。主人公が唯一の能力を見せるシーンが僅かに笑えたぐらい。
極めつけはエンディングのお迎え宇宙人たちの装束!受け狙いとしたら完全にスベってました。
日常系宇宙人モノといえば、2025年前半に放送のコメディドラマ「ホットスポット」が記憶に新しいが、あのレベルのものが観たかった。
頭を空にして観る作品
「Young &Fine」とクロス・トークイベントがあるという事で、一緒に鑑賞したのですが、一本の映画として観るより大袈裟な舞台として鑑賞する方が良いと感じる作品でした。
演技も内容も完全に「おバカ」にシフトしていて、真面目な雰囲気は一切ありませんでした。
上映後のトークに参加した「Young &Fine」の小南監督も仰ってましたが、頭を使うのではなく純粋に楽しむ方へと頭を切り替えて観た方が良い作品である事は間違いなかったです。
最初から大袈裟な演技に地雷臭しか感じなかったものの段々変な間と優しい人々に翻弄されて最後まできちんと鑑賞できてしまいました。
まぁ、宇野祥平さんとヒロインの吉村優花さんの笑顔に寄るところが大きかったんですけどね。
余談ですが、本作鑑賞中、真後ろに新帆さんがいらっしゃって、思わずサインをおねだりしてしまいました。
新帆さん、すみませんでした。
監督や演者のキャリアになったんですよね…おめでとうございます
ゆるいのにある意味凄い映画
みんな平等ね
下町のアパートで暮らす人たちと宇宙から落ちてきた宇宙人の交流の話。
落ちてきたUFOをみたとか言って事故を起こして仕事をクビになった男の住むアパートに、宇宙船が爆発したとか言ってカプセルで飛来したアンドロメダ星二級惑星監視員の宇宙人が不時着してきて巻き起こっていくストーリー。
得体のしれない自称宇宙人にみんなが警戒する中、とりあえず家に泊めて休ませると言い出す厳しい状況にいる筈の田所と、自ら手助けする隣人貞の彼女の淳子という流れから、みんな仲良しなんでもあり?なんなら近所のホームレスも自称宇宙人?
なんでもありな人物設定ではあるけれど、住民+淳子の男女の事情に宇宙人カラオケ大会を絡めつつ、田所の恋愛と仲間を捜す宙さんとの友情物語と、お前やれるのかなドラマは意外とちゃんとしている感じ。
ツッコミ入れたら負けなズルさはあるけどね。
最後はアドリブもあったのか?ちょっとクドくてグダついたけれど、エンドロール無しでサクッと終わったからまあいいか。
令和史上最低予算の宇宙人物かな
かの名作『ビリーバーズ』と同じく、レオーネが制作を手がけた作品でした。『ビリーバーズ』で主要キャストを務めた宇野祥平が本作では主演を務め、同じく主要キャストだった北村優衣も端役ですが登場していました。内容的には『ビリーバーズ』ほど過激ではないものの、ヒロインを含む意外なエロティックシーンもあり、R15+指定にふさわしい内容となっていました(笑)
物語の舞台は、新興宗教をテーマとした前作から一転し、今作では題名通りに宇宙人が題材に。恐らく令和史上でも屈指の低予算で制作された宇宙人映画と思われるB級作品の真骨頂といった仕上がりで、なかなか楽しめました。お話としては、宇宙船の故障により地球に不時着した宇宙人・宙さん(宇野祥平)と、彼を保護し、宇宙に戻れるよう助力することになるアパートの住人たちとの、ハートウォーミングなコメディでした。
宙さんを「外国人」のメタファーと読み替えれば、欧米の物真似で排外主義が芽生えつつある現代日本への警鐘とも受け取れますが、そうした堅苦しい解釈は脇に置いて、肩の力を抜いて楽しむのが正解でしょう。
難点を挙げるなら、最も宙さんの保護に熱心だった田所(前田旺志郎)のキャラクター変化でした。想いを寄せていた涼子(吉村優花)に失恋したことを契機に、彼の行動が一変。交通事故で職を失い、失恋とあいまって極度の精神不安定に陥ったと解釈することもできますが、それにしても暴走ぶりが過剰で、観ていて少し引いてしまいました。
とはいえ、俳優陣は全体的に好演。宇野祥平はいつもながらの独特な存在感を発揮しており、ヒロイン役の吉村優花も瑞々しい魅力を見せてくれました。
そんな訳で、本作の評価は★3.4とします。
吉村優花が可愛かった
下町のアパートの裏に宇宙船が墜落した。宇宙船の扉が開き、中から全裸の宇宙人が出てきた。アパートの住人たちはその宇宙人を宙さんと呼ぶことにした。宙さんはアパートの住人・田所運一郎の部屋に住ませてもらうことになり、日々を過ごしながら宇宙からの迎えを待っていて・・・そんな話。
ちょっとエロくて、あれがカラオケ???というところもあり、ストーリー的にはありきたりだけど、アパートの住人が個性的で面白かった。
事故して会社をクビになったり、3人も彼女が居る男の1人に恋したり、空回りぎみの田所が主役かな。不器用な若者・田所役を前田旺志郎が暑苦しく演じてて良かった。
宇宙人の宙さん役・宇野祥平は相変わらずのキャラ。
貞さんは羨ましい役。淳子役の吉村優花は綺麗で可愛かった。
気軽に観れてオッパイがいっぱい。面白かった。
6月27日(金)の舞台挨拶付き上映をご覧になった皆さんへ
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