劇場公開日 2025年6月27日

「最近少なくなった性春ムービー」YOUNG&FINE ケージさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 最近少なくなった性春ムービー

2025年7月16日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

癒される

カワイイ

昔は「パンツの穴」などに代表される、この手のイカ臭い映画は多かったが、最近はどうだろう?
綺麗すぎるBL物やキラキラ物に青春映画枠が埋め尽くされ、この手の映画が入り込む余地は無いのだろう。
ちょっとエロい映画を見たい男子がほぼ絶滅して、妄想にふける女子がターゲットの時代なんだろう。
そんな中、さすが城定秀夫脚本は現代的な淡白さもはらみつつ、変わらぬ童貞男子の妄想設定で楽しませてくれる。
とくに主人公の勝彦が伊沢先生の夢にシンクロする場面の見事な夢の扱い方に、安定の城定マジックを食らってしまう。
なんともオフビートすぎて物足りなさを感じつつも、それも青春の1ページと許せてしまう愛しい映画である。

ケージ
トミーさんのコメント
2025年7月16日

裸を悦ぶのが悪みたいに言われると萎えますね。インティマシーコーディネートしてしっかりしたモノを見せてほしいです。
あの夢の下りは原作通りでしたね。

トミー