YOUNG&FINEのレビュー・感想・評価
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性春
できそうでできない勝彦のモヤモヤが実に面白い。
玲子といちゃいちゃできるけど、最後まではいかせてもらえない。
そんな中、自宅に下宿する若い女性の先生がやってくるのだから、
さらにモヤモヤするのには間違いない。
外見は美しいけど、クセツヨな先生。
しかも兄の同級生でどうやら兄のことが好きらしいことまでわかる。
先生ともいい感じになりながらも行為には及ばない。
この寸止め状態をコメディチックに、また、
男子高校生の性春がリアルに描かれていると思う。
山本直樹の原作は読んでいないが、
山本直樹原作なだけにエロ描写はそれなりにあるだろうと思っていたら
そこはちゃんと描かれていて、山本直樹ファンもうれしかったのでは。
ただ、R15+なので激しい描写はない。
学生でも観れるので、ぜひ、高校生に観てもらっていろんなことを感じてほしいと思う。
前半のテンポの良さと比較して、
後半ラスト近くになってトーンダウンというか勢いがなくなるのが残念。
人生いろいろだなぁとしみじみと思った。
向里祐香は良い俳優。今後も期待したい。
当たって砕けろ!砕けても死にやせん!
フツーに青春映画やね。
ほんのちょっとの勇気が出ないのが若さ。
ちょっとした事なんだけどつまづくと後々こじらせちゃったりするんだよね。
ゆったりと流れる田舎の時間と雰囲気がとても心地よくちょいちょい笑わせてくれるのがいい。
1度きりの人生。楽しまなきゃ損やで。
低予算映画こそ、細部に宿せ!!
「少し前の話」と、スマホを頻繁に使わずにフィジカルなコミュニケーションが可能になる目配せをテロップで示しているにもかかわらず、
終盤母親が出版社に行くべくバスに乗るときに、「モバイルPASMO SUICA」可能のシールが貼られているところをフレームに映しちゃいかんぞ!!
下手くそなラグビー部が初戦で負けて悔しがってんの最高です。
山本直樹ファンとしては納得
こんな先生いたよな
私が高校を卒業したのはちょうど50年前、1975年のことです。現代流に言えばアルコール依存症の教師、いましたよね、物理の先生、地理の先生、美術の先生(わいせつ事件を起こして逮捕されました)、夜遅く、教室で先生と一緒に煙草片手に一杯(なぜかウイスキーでした。そこも映画の描写と同じ)なんてこともありました。部活の打ち上げには「食堂」で乾杯なんてこともありました(映画では缶ビールですが当時は瓶ビール)。いろいろな器材が乱雑に置かれている理科室というか理科の先生の部屋、50年前の○○高校そのものです。多分、原作者もしくは映画監督は60代後半以上だと思います。
そんなことばかり思い出してしまいました。現在の高校生が見たら理解できないことだと思います。
あれ、これは日活映画でしたか?昔日の高校生性春ムービー
(自主規制版)
7月18日(金)
ちょっと気になっていた「YOUNG&FINE」を新宿武蔵野館で。(原作漫画未読)
少し昔の神奈川の田舎町、高2の灰野勝彦(新原泰佑)は父を亡くし、兄は東京へ就職して母と二人暮らし。家の離れを使っているが、母は看護師で夜勤もあり、一緒に勉強する同級生の玲子(新帆ゆき)とはH三昧。しかし、マッパの玲子に挿入寸前でいつも拒否られて悶々としている。
勝彦は、母から離れは貸したから母屋に戻るように言われる。母の隣の部屋じや✕✕出来ないじゃん。
離れを借りたのは転任して来た勝彦の学校の生物教師伊沢学(向里祐香)だった。生物の教師だから?山道で捕まえたヤマカガシを水槽で飼っている。名前はスネーク(蛇)だからスネ男。実は、学はアル中で学校でも生物学教室の中で隠れてウイスキーを飲んでいる。
飲み過ぎて起きて来ない学を母に言われて離れに起こしに行くと部屋の中は缶酎ハイの空缶だらけで、太腿露わに酔いつぶれている学。学と親しくなって行く勝彦とそれが面白くない玲子。ラグビー部の勝彦は、今度の試合でトライを取ったら玲子にヤラセてもらえる約束をし頑張るのだが…。
兄が帰省して来た。兄はラグビー部の先輩で、学は兄の同級生だったのだ。兄に対し密かな想いを抱いていた学。いつも勝彦が通う「すし源」の若旦那も兄の同級生で…。
色々な想いと思いが交錯する。学の夢の中で出逢う兄と勝彦。ちょっと斬新な描写か。学は処女のまま兄の事を想い続けていたのだ。アルコールは逃げ場所か。アル中を施設に入り治す学。教師への復帰を学生たちに請われて涙する。
1年半後、みんな悩んで大きくなった。脱皮したスネ男は逃げた。玲子と同じ大学に進学するために勉強していた勝彦は公務員になり、玲子は進学、兄は結婚、学もデキ婚、母までも夢に向かって旅立つ。だから、インサートが原稿用紙か。
ラストのロングショットの長回しはちょっとダレたかな。もう少しスパッと終わって欲しかった。
久しぶりに少し昔の高校生の性春ムービーを観た。
新帆ゆきは、全裸でオッパイ全開、色々エロくて、R15+で良かったのかね?
高校生は観られるから、みんな映画館で観るように。夏休みの宿題にします。
最近少なくなった性春ムービー
どんどん(私の)ちからがぬけてきた。見逃さないでよかった。
灰野勝彦(主人公の高校生)は最後まで、「ことをなす」が叶わない。
新井玲子と裸で抱き合っているのに、最後の最後は拒否される。
伊沢学先生といい感じになるのかなあ、と思ってみていると、結局何も起こらない。
伊沢先生も、新井玲子も、最後にひょいと現われた男たちにさっとさらわれてしまう。
縁とはそういうものだ。
海辺の田舎の背景がとてもやさしい。
大きな事件を起こさずに2時間の時間を埋めるのは多分、とても難しいことだ。
勝彦のお母さんもさわやかに、息子から自由になる(縛られていたわけじゃないけど)。
最後に原稿用紙の意味が明らかになる。
伊沢先生のアルコール依存も深刻には描かれず、勝彦の兄と婚約者が現れても、伊沢先生はおおきくは崩れないで済む。
伊沢先生が病院を退院しようとするとき、生徒たちが見舞いがてら迎えに来て、伊沢先生は一粒涙をこぼす。
もうこれで十分なのだ。
勝彦くんは美男子だが、二枚目と三枚目をたゆたって、地方の公務員となって、ああ、このまま、大きな事件は起こらないかも、という「普通」がしみてくる。
重くなり過ぎないことが、深いやさしさと落ち着きを観客にもたらす。
この平和は得難い。観てよかった。
女性が美しい。
久しぶりの「男女」の恋愛物語を見た。
ただ、大人の男女の恋物語はいま、存在できるのだろうか?
面白い
田舎の港町に住む高校生の青春映画。
面白かったです。笑いました。
ただし、濡れ場多いし長いし苦手な人は苦手。
先生がだらしなくてなんかエロかった。素晴らしい演出だったと思います。
途中の夢の件で置いて行かれた感じがします。
また、ちょっと丁寧に作りすぎかなと思いました。もう少し編集的に切れるところあったと思うし、音楽も少ない。後半ややたるい感じが否めなかった。
もう少し予算がある作品の小南作品を見てみたいです。
少し昔の田舎のおはなし
少し昔の田舎って高校生お酒飲めたよね。
そんなことないか。
下宿人の若い女が高校の新しい担任教師って設定だけでもう100点。
昨日から続けて観たマイナーながらも全国公開、イオンでも上映している邦画4作品の中で一番楽しかった。
R15だけど、R18の「秘顔」よりもHなシーンが多かったからかな。
知ってるのは宇野祥平だけ、あとはみんな知らない俳優さんばかり。地味なキャストだけどここからみんな売れていくような気がする。みんないい顔してる。
(向里佑香は「愛なのに」に出てたらしいけど、あの作品は河合優実、さとうほなみ、中島歩と、インパクトの強い人が多かったから、印象に残ってないけど、中島歩に下手って言った女の子だったのかな)
少し昔によくあったほろ苦い青春、ただし悲しくない。
みんなスネオみたいに脱皮できたかな。
自分の好きなように生きる、直前に観た「愛されなくても別に」と同じようなラストなのにこんなにテイストが違うんだ。主人公が愛されていたからだろうな。
昨日に続いて、今日もまた貸し切りでした。
1日1回の上映なのに。名古屋まで観に行ったのに観客が他県からの自分ひとりって、、。
もっと宣伝すればいいのに。
女優さん二人が良い 作品としても良かったです
新帆ゆきさんの裸やベッドシーンが多いのでびっくり。
向里祐香さんは下着どまりで何かホッとしました。
新帆さんの無邪気な女子高生らしさ、向里さんの先生らしくないけど先生っぽい色気、上手で魅力的でした。
変な言い方ですがそれを見るだけでも価値ありです。
作品としても面白かったです。
みんな平等
エッチシーンは青春版ロマンポルノっぽいですね
ピンク系の作品の監督もしている城定秀夫さんが、今回は脚本を担当した映画で、何か昔の日活ロマンポルノ青春版という感じがしました。
高校生の灰野(新原泰佑)と玲子(新帆ゆき)は、深い付き合いをしているのだが、玲子はなかなかエッチさせてくれない。灰野は、悶々と過ごしているのだが、産休教師の後任として伊沢(向里祐香)がやってきて、何と灰野の家に下宿することになってしまう。さて今後の展開は……
灰野と玲子のからみのシーンが、ロマンポルのアングルっぽいですね。花瓶が置いてあったりして、小南監督は研究したのでしょうか?2人のからみを羨ましいと思いながら鑑賞してました。玲子役の新帆ゆきさんは、映画初出演らしいですが、まさしく体当たりの演技でした。私が高校生の時は、「不純異性交遊」(←今の時代は死語かしら…)で停学処分でしたね😭。
伊沢先生役の向里さんは、先生らしからぬ立ち振舞いを演じきっていたと思います。(学校で酒飲んだらアカンやろ😡⚡)こういう先生がいたら、生徒としては楽しかもしれませんね。灰野、伊沢、玲子の3人の個性を楽しむことができた作品でした。
妙にリアル
ダメ女教師・伊沢学さんと酒を飲みたい
1st dayに観るものを物色して、「となりの宇宙人」と本作を2本続けて鑑賞。
先に観た「となりの宇宙人」が余韻を味わいたいような映画だったら1本で切り上げるつもりも、エッチシーンの物量以外は物足りなさ満点だったので、少し悩んでカウンターでチケットを購入。「となりの…」より低評価となるような作品だったらどうしようと恐る恐るも、そうではなかったので助かりました。
山本直樹さんの漫画は若かりし頃いくつか読んでいて、酒に溺れるダメ女教師・伊沢学(向里祐香さん)の描写には、記憶の中の山本直樹っぽさを感じました。最近のテレビドラマではまずない高校生に平気で酒を飲ませるシーン、想像以上に多かった高校生同士のエッチなシーンとか、R18だったっけって思うくらいで、R15+でよく通ったなって思う場面がいくつか(無問題。ただ、直接的なエッチシーンは多過ぎの感)。
家の離れに住み始めたダメ女教師と心を通わせていく主人公の高校生・灰野勝彦(新原泰佑さん)。年上のお姉さんとのいろいろを妄想していた高校生の頃を思い出して羨ましく思ったし、ほのかに生じた恋心がしっかりと打ち砕かれるあたりがとてもいい。ポスターにあった“性春”の文字がピッタリの青くてちょっぴり苦い物語に仕上がっている。そこは城定秀夫さんと小南監督の力量でしょうか。
にしても、教師役の向里祐香さん、しっかり意識して観るのは初めてだったけど、顔、声、佇まい、スタイル…好みです。脱がないでくれたのも良かった。潰されちゃうと思うけど、あんなダメ教師と飲んでみたい。…あれ?元来ダメ人間で、少しダメ人間なくらいが好きだから、向里祐香さんというより、映画内の「伊沢学」が好きなのかも。学さん、お幸せに。
玲子役の新帆ゆきさんはがんばってた。…あんなに脱いだり(抜いたり、まで)する必要あったのかなと思うけど、かわいくて健康的できれいでした。女優として売れますように。
城定印
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