アドヴィタム
配信開始日:2025年1月10日
解説
Netflixで2025年1月10日から配信。
2025年製作/98分/フランス・ベルギー合作
原題または英題:Ad Vitam
配信:Netflix
配信開始日:2025年1月10日
配信開始日:2025年1月10日
Netflixで2025年1月10日から配信。
2025年製作/98分/フランス・ベルギー合作
原題または英題:Ad Vitam
配信:Netflix
配信開始日:2025年1月10日
大画面(130インチスクリーン)で視聴したら迫力満点で、主人公フランクの身体能力の高さが爽快で、ロケ地もアクションも見応えがあり、政府の陰謀に触れていたり、奇跡的なシチュエーションが(それをツッコミどころとも言いますが)面白かったです。
最後まで飽きさせない展開で、現在パートからの10年前の馴れ初めとニコとの交流のシーン、その9年後(つまり現在パートから1年前)のエピソードの後に現在パートに戻り、フランクとレオには兎に角幸せになって欲しいと思いながら観ました。
久々に興奮しました。
フランスの特殊部隊の隊員が同じ国家組織から狙われ、妻を人質に取られ命を脅かされるという物語。いわば、国家内部の問題だが、夫婦を抹殺するためになり振りかまわない残虐な仕打ちは、とても同じ国の中の組織とは思えない。
敵は、実は本来見方であるべき身内の者というよくある筋書きで、結局、獅子身中の虫が国を滅ばしかねないスキャンダラスな事件に発展する。
アクションやサスペンスに気を取られ、なぜ夫婦が狙われる事態になったのかという原因がはっきりわからないまま見ていることが多い。この種の映画では、見終わってから、なぜこんなことになったんだろうと釈然としないことが度々ある。
ネットフリックスでその肝心な部分を見返してみたが、なんとなくわかりはするが、果たしてあんなにひどいやり方で片をつけなきゃならない問題ではないだろうに思ってしまう。
98分という短さと思えないほど、今目の前で起きてることからそこまでの過程がちゃんと描かれていた。
長くしようと思えば長くできるところはもっとたくさんあったと思うけれど、必要なところだけを必要なポイントを抑えて描写していた。
例えば、ホテルでの事件で隊員の一人が亡くなった。その隊員とのこれまでの関係性や家族との繋がりなどについても描写されていて、主人公の苦悩も伝わってきた。
物語は国家レベルのことに自分の知らないところで巻き込まれてしまい、自分と家族を守るところに主眼を置いているので、その観点からはテンポもよくてアクションだけでなく人間描写もされていて、私は好きな映画でした。