おいしくて泣くときのレビュー・感想・評価
全366件中、21~40件目を表示
思い出の鍵
縁のある食堂で男女の幼馴染が
再び巡りあう話でした
食堂は、
こども食堂をやっていて
近所の事情のある子が
やってくる
その食堂の主人は主人公の親父で
主人公への接し方もすごくいい
父親としては最高かな
幼馴染の夕花との
エピソードは切なくて。
だけど
今の嫁さんではないところがいい
あくまでも、思い出。
なのに、どこかで
引き寄せられる二人。
森沢明夫原作ときて
安田けい、尾野真千子、安藤玉恵
ときたので、、
どんな評価でも
絶対見てましたけど
よい作品で良かった。
恩返しの物語って
好きなんです。
現実にはなかなか、
実現できないことも多いけど、
だれもが幼いときに世話になった人は
必ずいる
場面や人はそれぞれだけど
そんな人に重なって
感情移入してしまいます。
あの時、あの人がいなければ
今の自分はいなかった
引き出しの鍵は
味、音楽、景色それぞれだけど
開いた先の光景を思い出せば
その思いが
大きければ大きいほど、
涙は止まらないですね
尾野真千子さんが
バター醤油焼きうどんを食べたとき
視聴者で自分の引き出しの鍵を
あけた人は、
涙が止まらなかったと
思います。
おすすめ
レビューが高評価だったので観賞しました。良かった。
前半は少々退屈に感じる部分があったが後半の逃避行のシーンあたりから...
前半は少々退屈に感じる部分があったが後半の逃避行のシーンあたりから長尾謙杜と當真あみの演技が素晴らしく見入ってしまった
四つ葉のクローバーを必死に探す切羽詰まった演技は作られたような演技ではなく本当に感情がこもっていたと思う
音楽の良さも相まって泣いた
最後タイトルが出てきて号泣
何回観ても泣けます🍀
10回以上観に行ったけど、それでももっと観に行きたかったなあってくらいほんとにすばらしい作品でした🍀
初めて観たときは大号泣して全身の水分がなくなって次の日まで目がカピカピでした笑
どのシーンも大好きだけど特に1番初めの図書室のシーンとクローバー畑のシーンがお気に入りです♡
あと1番最後のシーン!!!
映画観るまでタイトルの意味がわかんなかったけど最後のシーンでそういうことかあ!ってなったのと30年前の心也くんと夕花ちゃん現代の心也くんと夕花ちゃんが重なり合うシーンがほんとによすぎて1番泣きました😭😭
ストーリーが良すぎて展開がわかっていても毎回同じところで涙でした😭😭
ストーリーと主題歌「フィラメント」の歌詞がリンクしてるのもよかったです🍀
透明感のある優しい映画
2時間弱の中で魅せるのが映画なので、原作とは少し違ったラストでしたが、根底にある社会問題の暗さや厳しさを、主演、助演の若い2人の青い透明感が、美しい映像で包み込んでくれる映画でした。
「おいしくて泣く」のは、ラストだけでなく、映画全体に、小さな優しい「おいしくて泣くとき」が散りばめられていた、と感じています。
主演の長尾くん、この手の映画では、一度観ただけでは印象が薄いように感じる方もいらっしゃるかもしれないのですが、初主演の「HOMESTAY」でも、今回の「おいし泣き」でも、彼は真や心也として映画の中に存在し、アクションよりも表情や眼で感情を艶やかに表現するので、ちゃんと役の印象が残ります。
また1作前の「室町無頼」では、役の成長過程の変化にスタントなしのアクションが加わり、底力も魅せてくれました。
静も動も主演も助演もこなせる役者なので、これからの注目の1人ではないでしょうか。
純粋でまっすぐな愛に何度も涙する映画
純粋で真っ直ぐな愛情に何度も心打たれる作品です。
中学3年生の、まだ大切な人を守るにはあまりにも無力で、だけど、だからこそ懸命に真っ直ぐ相手を思い行動できる姿に何度も胸を打たれ、涙が流れます。
内容としては、中学生の男女が背負うには重すぎる辛いこともありますが、互いが互いの存在に支えられて前を向く姿に勇気を貰います。
心也を演じる長尾謙杜くんは実年齢22歳ですが、15歳の等身大の中学生の男の子をとても綺麗に熱く演じてくださったと思います。
夕花を演じる當間あみちゃんにも、儚くも強く、透明感のある綺麗な涙に何度も心が震わされました。
繊細で綺麗な映像が素敵で、最後にタイトルの意味が分かる、最後にどっと涙が溢れるそんな作品です。
素敵な作品をありがとうございました🍀
記憶喪失発覚で題名回収という感じ
時間の都合がついたので観に行ってみましたが、結果として、物語としてはちょっと不満に思いました。
映画としても、見せ場でのスローモーションの多用は、物語の良い流れに水を差していると感じています。
安田顕さんの演技は良かったです。
主役の長尾謙杜さんは、もう少し頑張って欲しいところ。
クライマックスは、取って付けたような記憶喪失発覚で題名回収という感じで、ちょっと辻褄が合わないところを強制終了、みたいに思います。
監督のクセと雑なところが目立った映画
評価が高かったので、期待して観に行きました。
が…
オープニングから「え?」があって、心配になりました。
その心配は、的中しました。
まず、冒頭のシーンで車が店に突っ込むシーンがあるのですが、事故後の車がひっくり返っていました。
いやいや、そんな突っ込みかたしてなかったでしょ!と言いたくなりました。
そして、入口近くにいた客は?
あと、突っ込まれた衝撃での本の散らかり方が不自然…
学校のシーンでは、いじめに遭って机を油性マジックで落書きされるシーンがあります。
それを消すために、先生にシンナーを借りに行きますが、きちんとした理由がないかぎり、先生はシンナーを貸すことはありません。
仮に「落書きを消したいから」と言ったからといって貸すこともありません。
状況がはっきりわかって、「それなら」となったら貸すかもしれませんが、そうなるといじめが発覚します。
いじめ、先生に知られていませんでしたから、そのまま貸したのでしょう。
時代背景を考えてもあり得ないです。
他にも、「このカットはいらないでしょ」と素人でも思うシーンが多々あったり、夕花の母や夕花の虐待を目撃して止めに入った友達の扱いが雑だったり…
いたるところに「これを入れておけばドラマチックになるだろ」と安易に入れたシーンやセリフ。
そして、最後の最後で泣かせるシーンのところにも雑なところがあって、まったく泣けませんでした。
本編の中学生時代が描かれている夕花は左利きなのに、最後大人になった夕花が焼きうどんを食べるシーンでは右利き。
記憶がなくなったら、利き手も変わるの?
モヤモヤした気持ちで、「監督の自己満足、承認欲求の強さが見られる映画だったな」と思ってエンドロールを観ていたら、やっぱりそうでした。
エンドロールの最後、監督の名前が流れずに中央にストップ。
最後の最後まで、監督が主役の映画で残念きわまりなかったです。
素敵なおとぎ話でした。
前半のいじめかたがきもくて、いらっとする。ちょっとやりすぎではと思...
心也の年相応だけど芯のある優しさだったり、夕花の複雑な家庭で育った...
長尾謙杜も良かったが、當真あみはもっと良かった
大泉洋主演の室町無頼に出演していて気になった「なにわ男子」の長尾謙杜の初主演映画と云うことで鑑賞。
長尾君の演技も良かったのですが、彼より同級生夕花を演じた當真あみにやられました。
幼い頃に母を亡くした心也は食堂を経営する父親と2人暮らし。再婚同士の家庭で養父から虐待され家に居場所がない同級生の夕花。
ある日、養父から暴力を受けていた夕花を助けた心也は家族旅行で出掛けた想いでの海に夕花を連れていく。
そんな心也の気持ちに感謝しつつも、夕花は警察に連絡し養父の暴力を明らかにして家を出る。
夕花は自宅を出て元気に暮らしていたが、養父に見つかり暴力を振るわれ頭を強打し記憶を失ってしまう。
心也は行き場のない思いを抱えたまま、交わした約束を胸に父から受け継いだ食堂で彼女を待つ。
ところが、突然の別れから30年が経ったある日、暴走車が飛び込んで壊れた心也の食堂を無償で直したいと云う若い女性が現れる。
彼女は無償で修理する代わりに条件があると云うが、それは修繕が終えてからだと云う。
修繕が終わり若い女性は母親の大切な想い出の品だと言って四つ葉のクローバーを心也に見せる。驚く心也。
その四つ葉のクローバーは心也が夕花にプレゼントしたものだった。
後日、若い女性は記憶を失くした夕花を連れて、心也の食堂に連れてくる。そこで、バター醤油炒めウドンを食べると夕花は涙をこぼす。
そう、このウドンは夕花が心也の父親が営んでいた、子供食堂で食べさせて貰っていた、ウドンであった。心也は思い出せなかったが、ウドンの味は脳に刻まれていたのだ(涙)(涙)
食べ物は一生記憶に残るのさ。Part 2
よくばりにいろんな問題をサラリと散りばめていたけど、雨に流してもらってさっぱりしたね。
そらぁフツーに探しても見つからないわな。
ラストの演出はベタベタやけど⋯⋯大好物やね。好きだな。あーゆーの。
たまにはこういう甘酸っぱい青春ものも癒されます。
とりあえずは続編で工務店は娘には任せて旦那と即離婚してディーン様と食堂の女将さんとしてやり直そうとするもドロッドロの財産分与でモメて爽やかさも何もない汚い争いを描いた作品で。
約束の重さ
人と約束できない心也(長尾謙杜)。その背景にある過去を知れば、約束が故意でなくとも裏切られた時の失望や悲しみを相手に与えたくないからなのだと、彼の負った傷や人を想う気持ちの優しさが伝わってくる。
そんな彼が本当に大事な四葉のクローバーを手渡し、約束する時の決意。涙なしには見れません。
彼は守れないかも知れない約束をしたことを悔いていたけど、その約束(彼のその気持ち)が、夕花(富真あみ)を、記憶を失った後も支え続けていたことは間違いない。
単なる青春ムービーでなく、虐待や格差が生み出すいじめ、それを助けようとするものまで不当な扱いを受ける世界も描いていて、その中で懸命に生きようとする夕花と、守ろうとする心也が愛おしかった。
おいしくて泣くとき、タイトルが心に沁みました。
一方、警察に保護を求めて去る夕花から心也を引き離そうとする警察は意味不明だし、警察に保護されて別の生活を始めたであろう夕花が、記憶喪失になったことで身元がわからなくなるというのは無理がありすぎるし、その状態で心也と夕花の関係がわからないのに、夕花の娘がMINAMIの工事を無料で引き受けに来るのはおかしいしと、無理矢理ストーリー展開させるところが???だったのでマイナス1です。
近くになにわ男子ファンがいるので、長尾謙杜の演技には注目してましたが、ピュアで真っ直ぐな少年を好演。もう22才だけど高校1年生違和感ない!あみちゃんも海を背にしたキラキラ笑顔が素敵でした。
蛇足ですが、非常に爽やかエンディングにも拘らず、あの感動展開で、成長した心也が、おディーン様では、不倫に発展しそう…と余計な心配。
偽善者!?
全366件中、21~40件目を表示