おいしくて泣くときのレビュー・感想・評価
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この作品、最後のシーンの為だけに、ストーリー展開されています。前半...
バター醤油焼きうどん
主人公、若いころの記憶を亡くした夕花が、おいしくて泣いたのは昔、よく食べていた子供食堂のバター醤油焼きうどんでした。
幼いころに母を亡くした子供食堂の息子、心也、どういう訳か学校の不良どもに子供食堂を偽善者扱いされ、いじめられます。今だったら、こども食堂は松重豊さんの公共CMで有名なので高評価でしょう。
同級生の夕花も継父にDVを受け悲惨な暮らし、心也と夕花は互いに慰め合い心惹かれてゆきますが夕花が消息不明、一度は手紙が来たものの音信不通になって30年、心也が後を継いだ、こども食堂に夕花が登場・・。とんでもない悲恋を描いた青春物語でした。それにしても不良どもやDVの継父は糞ですね、警察に逮捕されたのかしら、疑問と怒りだけが残り、同情はするものの後味は今一、微妙でした・・。
【弟はどこ行った?】
當真あみのよさ!
純粋に人を好きになった気持ちって、本当に尊いものだなと、思い出しました。心の奥底にしまってあった大切なものを、そっと引き出してくれたような、そんな映画だったと思います。
當真あみ、透明感がすごくて演技もいいし、心つかまれました。長尾さんもよかった。泣く演技では正直、差が見えてしまったかな。
篠原ゆき子が誰役なのかな?と思いました。夕花のことを知っている風だから、終盤あたりで説明があるものと思っていたけど…
とはいえ、森沢マジックで大いに泣かされました!キャストが好きな俳優ばかりでした。
哀しくて美しい
義父の虐待、貧困に怯える同級生の夕花(當真あみ)
夕花と弟の通う子ども食堂を同級生の心也の父親(安田顕)が開いている。
心也役の長尾謙社くんが22〜23歳の実年齢なのに、
15歳の中学3年生に違和感が全くなくて、
その点でも驚きました。
そして冒頭は心也の30年後。
心也はディーン・フジオカでした。
そして30年後の心也は父の食堂を継ぎ、
子ども食堂も引き継いでいる。
淡い初恋、
夕が父親からひどい虐待を受けている現場を見た心也。
咄嗟に夕花と海を見せようと電車に乗る。
亡き母親と家族旅行に来た浜辺、
軒下で雨宿りの逃避行、
幸せのクローバー探し、
あの日も母と心也は四つ葉のクローバーを探したのだ。
四つ葉のクローバーは見つからなかった。
しかし心也は母からもらったお守りのクローバーを
夕花に渡す。
再会を約束するように、
決意した夕花は警察に保護を求める電話を掛ける。
別れ、
しかししばらくしての届いた夕花からの手紙、
夕花は無事だった。
シェルターのようなところで元気に生きていた。
しかし、
探し当てた義父の暴力、
頭を強打して
記憶喪失
そして30年後。
心也の食堂に車が突っ込み営業できなくなる。
そんな時、
テレビニュースを見たという建築士から思いがけない提案が、
「無償で店を修理する」との申し出、
理由は、完成するまで聞かたいでとの約束。
完成。
建築士が母親を連れて店に現れる。
母親は記憶が戻っていない。
【バター醬油焼きうどん】
一口食べた女性は涙が溢れて止まらない。
夕花だった。
おいしくて泣くとき
心温まる善意と記憶の物語り。
まぁまぁ良し
最近露出の増えてる當真あみを見たくて行く。
こども食堂を併設する食堂の息子である心也と、DVな親を持ち経済的にも困難な状況で弟と一緒にこども食堂のお世話になることもある夕花。原作は読んでないし映画の中で描ききれてないのでわからんが、幼馴染まではいかないが高校の同級生ってだけではなさそうな距離感。夕花がDVされてる現場に遭遇し、助けて二人で海へ。夕花は親から離れることを決心。最初は手紙が届くが、その後音信不通に。そして30年後に再会、といった感じ。
二人とも上手くはないし、「まぁこんなもんかな」と思っていたら、最後に30年後の二人の役でディーン・フジオカと尾野真千子が出てきて綺麗にまとめてくれました。さすが尾野真千子。ま、トータルでは悪くないかと。ちょっと気になるのはカメラワーク。寄せすぎだったり角度が謎だったりと、ときどき意識がそっちに持っていかれちゃう。私が神経質なのか?
露出の増えてる當真あみはもう少し「出来る」かと思ったんだが、長尾謙杜を食ってはいかんので手を抜いたのか? ま、娯楽作品としては悪くないかと
なんだかあったかい気持ちとせつない気持ち両方
心が震える、魅力的な2人が輝く作品
非常に大切な題材を描いていると思われながら‥
(完全ネタバレですので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
(レビューが溜まっていたので短く)
映画の内容は非常に大切な題材を扱っているとは思われました。
そして、主人公・風間心也(長尾謙杜さん)と新井夕花(當真あみさん)の人物造形と、それぞれを演じた長尾謙杜さんと當真あみさんの演技の瑞々しさは、観るべき点も多かったと思われます。
また風間心也の父・風間耕平を演じた安田顕さんも相変わらずの素晴らしさがあったと思われます。
しかしながら、例えば石村(水沢林太郎さん)をいじめるいじめ生徒の描き方がステレオタイプで深みを感じさなかったりと、主人公・風間心也に近い人物以外の描写が、主人公・風間心也に近い人物を引き立たせるための背景にしかなっていないのが気になりました。
極みつけが、終盤で、主人公・風間心也と新井夕花とが、新井夕花の義理の父(池田良)の暴力から逃れるために街から逃避行するのですが、最後に新井夕花が警察に連絡して警察がやって来た時の描写です。
通常であれば犯罪を犯したりしていない限り、警察が2人の未成年を保護した時に、風間心也と新井夕花とを同時に保護して警察署に来てもらって事情を聞くことになるはずです。
そうではなく、主人公・風間心也が誘拐的に新井夕花を連れ去ったと警察が犯罪性を疑ったのであれば、連行されるのは主人公・風間心也の方だったはずです。
しかし、この時は、なぜだか新井夕花だけが警察に連行され、主人公・風間心也は画面に背中を向けた刑事2人に押さえつけられ引きはがされていました。
(刑事事件でもないのになぜ刑事?)
この場面も、主人公・風間心也に近い主要な登場人物を盛り上げる為に、ステレオタイプ的な警察連行イメージを使っていたと残念に思われました。
映画描写としては、主要な人物を深く描くためにも、周囲の人間はそれ以上に深く描かないとダメだと思われる、典型的な描写だと、僭越思われました。
四葉のクローバーの主人公の母・風間南(美村里江さん)に関する感動的な場面など、そこかしこに良さもあっただけに、もったいない映画になっていると僭越思われ、今回の点数となりました。
ただ一方で、長尾謙杜さん當真あみさん安田顕さん美村里江さんなどをはじめとして、心動かされる俳優陣の演技には素晴らしさもあったとは思われました。
コンビニ弁当や宅配食ではなく、なぜ食堂か?
現代に深刻である「格差社会」が、平成の初期から問題は始まって
いたという、社会定義の映画
どんな調理の仕方か分からない、ファストフードの
「ハンバーガー」や「牛丼」…
あるいは「ウーバーイーツで、いいんじゃない?」と気楽に言う時代…
何故、調理をしている相手が見える『食堂』が重要なのか?
そして、今一度『絆』とは何なのか?… を、総括する時期に来ている
かもしれません…
もっとも、今に「我々は『絆』で繋がっているんだ!」と言っても、
周りからは「お前、まだ『絆』とか言ってんの?…
だせ~!イケてねェ~!!」とか、言われますが…
もし、今にアナタへ「おいしい料理」を作ってくれる異性の人が
居たらアナタは、その方を大いに大切にしなければなりません…
ただ、旧ジャニーズの人を見たいだけで観覧に来た、女子中高生は
この「ごっこ」ではない、本格的な「大人の恋愛映画」を、どれ程
理解できたでしょうか…?
サブスク、DVD等で繰り返し観るを、オススメします
最後に、作中で食事をする前に、ちゃんと『いただきます!』を
言っていた映画というのも、近年に珍しくて尊敬に値します!!
思い出の鍵
縁のある食堂で男女の幼馴染が
再び巡りあう話でした
食堂は、
こども食堂をやっていて
近所の事情のある子が
やってくる
その食堂の主人は主人公の親父で
主人公への接し方もすごくいい
父親としては最高かな
幼馴染の夕花との
エピソードは切なくて。
だけど
今の嫁さんではないところがいい
あくまでも、思い出。
なのに、どこかで
引き寄せられる二人。
森沢明夫原作ときて
安田けい、尾野真千子、安藤玉恵
ときたので、、
どんな評価でも
絶対見てましたけど
よい作品で良かった。
恩返しの物語って
好きなんです。
現実にはなかなか、
実現できないことも多いけど、
だれもが幼いときに世話になった人は
必ずいる
場面や人はそれぞれだけど
そんな人に重なって
感情移入してしまいます。
あの時、あの人がいなければ
今の自分はいなかった
引き出しの鍵は
味、音楽、景色それぞれだけど
開いた先の光景を思い出せば
その思いが
大きければ大きいほど、
涙は止まらないですね
尾野真千子さんが
バター醤油焼きうどんを食べたとき
視聴者で自分の引き出しの鍵を
あけた人は、
涙が止まらなかったと
思います。
おすすめ
レビューが高評価だったので観賞しました。良かった。
前半は少々退屈に感じる部分があったが後半の逃避行のシーンあたりから...
前半は少々退屈に感じる部分があったが後半の逃避行のシーンあたりから長尾謙杜と當真あみの演技が素晴らしく見入ってしまった
四つ葉のクローバーを必死に探す切羽詰まった演技は作られたような演技ではなく本当に感情がこもっていたと思う
音楽の良さも相まって泣いた
最後タイトルが出てきて号泣
何回観ても泣けます🍀
10回以上観に行ったけど、それでももっと観に行きたかったなあってくらいほんとにすばらしい作品でした🍀
初めて観たときは大号泣して全身の水分がなくなって次の日まで目がカピカピでした笑
どのシーンも大好きだけど特に1番初めの図書室のシーンとクローバー畑のシーンがお気に入りです♡
あと1番最後のシーン!!!
映画観るまでタイトルの意味がわかんなかったけど最後のシーンでそういうことかあ!ってなったのと30年前の心也くんと夕花ちゃん現代の心也くんと夕花ちゃんが重なり合うシーンがほんとによすぎて1番泣きました😭😭
ストーリーが良すぎて展開がわかっていても毎回同じところで涙でした😭😭
ストーリーと主題歌「フィラメント」の歌詞がリンクしてるのもよかったです🍀
透明感のある優しい映画
2時間弱の中で魅せるのが映画なので、原作とは少し違ったラストでしたが、根底にある社会問題の暗さや厳しさを、主演、助演の若い2人の青い透明感が、美しい映像で包み込んでくれる映画でした。
「おいしくて泣く」のは、ラストだけでなく、映画全体に、小さな優しい「おいしくて泣くとき」が散りばめられていた、と感じています。
主演の長尾くん、この手の映画では、一度観ただけでは印象が薄いように感じる方もいらっしゃるかもしれないのですが、初主演の「HOMESTAY」でも、今回の「おいし泣き」でも、彼は真や心也として映画の中に存在し、アクションよりも表情や眼で感情を艶やかに表現するので、ちゃんと役の印象が残ります。
また1作前の「室町無頼」では、役の成長過程の変化にスタントなしのアクションが加わり、底力も魅せてくれました。
静も動も主演も助演もこなせる役者なので、これからの注目の1人ではないでしょうか。
純粋でまっすぐな愛に何度も涙する映画
純粋で真っ直ぐな愛情に何度も心打たれる作品です。
中学3年生の、まだ大切な人を守るにはあまりにも無力で、だけど、だからこそ懸命に真っ直ぐ相手を思い行動できる姿に何度も胸を打たれ、涙が流れます。
内容としては、中学生の男女が背負うには重すぎる辛いこともありますが、互いが互いの存在に支えられて前を向く姿に勇気を貰います。
心也を演じる長尾謙杜くんは実年齢22歳ですが、15歳の等身大の中学生の男の子をとても綺麗に熱く演じてくださったと思います。
夕花を演じる當間あみちゃんにも、儚くも強く、透明感のある綺麗な涙に何度も心が震わされました。
繊細で綺麗な映像が素敵で、最後にタイトルの意味が分かる、最後にどっと涙が溢れるそんな作品です。
素敵な作品をありがとうございました🍀
全380件中、21~40件目を表示









