ドライブ・イン・マンハッタンのレビュー・感想・評価
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75,815.59 円 ※at that time2月17日
こんなにチップを弾む話なのかはどうかは意見は分かれるが・・・ もしかしたら自分の観賞の勘違いかも知れない
当たっているかどうかはご指摘請う
何の因果か、タクシー運ちゃんになって1年一寸・・・ 羽田から都心に向かう首都高の車中をこんな会話に埋め尽くされたら・・・なんて絶対起こらないフィクションをなんでこうも他人事ではなく観賞できるのか、全く馬鹿馬鹿しくもそして我が事の様に切実に感じる作品であった
中絶の話、そこまでに至る小粋なニューヨーカーの建前、何度も繰り返される下劣な下ネタ まぁ、馬鹿アメリカ人のいつものケース
"好きだ"、"愛してる"なんてものは、イマジネーション、幻想の世界でのみ存在しうる単語 「♪他人の為に死ねるか?♪」なんて杉良太郎が唄っているのが絵空事なのは明白である
そんなセンチメンタルジャーニーをタクシーの中で繰広げられるこの作品に、それでも夢を見せてくれた感動を覚えずにはいられない
二度出会う事無い関係
粗暴で下品な人生経験豊かなタクシードライバーと若くて綺麗でスマートなプログラマーの女性乗客のタクシーで目的地に辿り着くまでの会話だけのストーリー。
全く正反対のバックボーン持つ2人が道中の会話からのやり取りで最後はお互いを慮る姿に心が温まる映画でした。
主役2人の演技力は素晴らしい。
特にドライバーの下品な発言や行為に引きながらも、段々と心を開いてゆく女性乗客のこころの揺らぎをダコダ・ジョソンが見事に演じてます。本当に素晴らしい。
ドライバーの下ネタ的な発言は拒絶するけど、隠れて不倫相手とのエッチなチャットには応じている女性乗客の姿が矛盾していて興味深かった。女性とはそんなものなのかなぁ。
本当に派手な演出も無い2人の会話と表情だけのシンプルな話でこれだけ惹きつける映画は初めてでした。
ニューヨークタクシー‼️
夜のニューヨークのタクシーを舞台に女性客とタクシーの運転手による会話劇‼️まるで「パリタクシー」のニューヨーク版かなと思ってしまうけど、今作で語られるのは女性客の過去と現在のリアルな事情‼️11歳上の母違いの姉と暮らし、父と疎遠になっていた過去と、既婚者である恋人との関係に悩む現在‼️運転手も2度の結婚経験者であり、色々と女性客に助言をする‼️そして女性客は妊娠している事を告白‼️もうチョット奥深い人生のドラマかと思ったのですが、複雑な生い立ちや不倫、そしてそれ故の妊娠など想定内のドラマですね‼️ただヒジョーにリアルではあります‼️摩天楼の枕元には同じような悩みを抱える女性がたくさんいるんでしょう‼️そしてショーン・ペンとダコタ・ジョンソンの素晴らしい演技で、1時間40分飽きることなく魅せてくれます‼️ただ女性客と恋人のメールのやりとりや、運転手とその妻の昔話などが露骨な性表現をされてて、まぁ文字やセリフではあるんですが、その辺が好き嫌いが分かれそうですね‼️
2度と会うことはないから。
ジョン・F・ケネディ国際空港からタクシーへ乗り込んだ独りの女性と、そのタクシーを運転する男性ドライバーの話。
空港から自宅まで、深夜のニューヨーク街を走りながらタクシー車内で語る男女の会話劇。
タクシーに乗るや否やのタクシードライバーから始まる下ネタトークに…初めましてなのによくそこまで暴れるなと思いながらもお国柄の違いを感じたり。
ドライバーの会話中に気になるスマホ、そのスマホに届くメッセージに下ネタめいたメッセージが届いて困った顔を見せるものの、素敵な画像返信と…♡
本作の解説、打ち明けられなかったことを打ち明けるってワードを見て…、今までのストーリーの流れ、こりゃあるな!こりゃあると!きっとこの女性はとんでもないド性癖があるんだ!きっとあるね!と、思ったんだけど全く違った!残念(笑)
ダコタ・ジョンソンさん綺麗、素敵!
人を選びそうだがおススメ枠(オンライン試写会の類は全てネタバレ扱い)
今年26本目(合計1,568本目/今月(2025年1月度)26本目)。
結局、初動が遅かった割には月単位で見ると30本はいきそう(32本までは確定している)んですよね。
さて、オンライン試写会に招いていただいたfansvoiceさまには感謝を。
女性の主人公(タクシー運転手の男性を主人公に取る向きもありましょうが)がタクシーに乗って降りるまでの会話、それだけです。それ以外のシーンはまるで存在しないので(女性がスマホを使うシーン、それに伴ってテキストチャットのシーンはある)、解釈に混乱することはなくほぼ楽しめるかな、といったところです。
ただそのことは裏を返せばストーリーの起伏がどうしても平坦になりがちという部分は抱えているわけで、ここは好き嫌いあると思います。といっても、こうした「わかりやすい」作品も良かったかな、といったところです。
一方でこの映画は「妙なところ」で混乱させる部分があり、そこがどうかな…といったところがあります(後述)。
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(減点0.3/スペイン語に関してある程度の考察力を要する)
まず、ストーリーの99%は英語(アメリカ英語)の展開で、スペイン語は2か所(だったか)でしか登場しません。ただ、その2か所とも、英語を話す2者(この映画に2人以外の登場人物はそもそも存在しない)の中で登場するスペイン語なので、スペイン語と英語の混成言語のようになっており(だから、スマホ(iphoneのように見える)でタイプするときに、スペルミスを示唆する赤波線が引かれている。英語設定にしているとそうなる)、そこの理解がやや困難です。
> 「すまないけど、混雑していて(時間通りに)つきそうにない」
ここの lo siento, stuck in .... の部分、「混雑に巻き込まれて」の stuck in は英語表現ですが、「申し訳なく思う」の lo siento はスペイン語表現で( siento は sentir の直説法現在の1人称現在の活用。「感じる」「相手の感情を察する」等のフランス語他と共通する意味のほか、スペイン語では「申し訳なく思う」の意味がある。不規則活用)、ここはある程度配慮が欲しかったかなというところです(フランス語でも3群系不規則活用)
> 「スペイン語を流暢に話してみたい」
聞き取れる範囲では(オンライン試写会である以上、何度か巻き戻しはできる)、 I want to habla espanol perfectamente. と言っているように見えるところ、ここもスペイン語と英語の混合表現です(want toと、それ以外)。
ただ、want to は助動詞に準じるものなのでその後には動詞の原形(辞書形)がきますが、habla は、hablar((言語などを)話す)の「直説法現在の3人称単数」(辞書形でも1人称現在の活用でもない。後者は hablo になる)の活用なのですよね…。 want to hablar か、want to hablo なら理解できても、want to habla はかなり謎です(ただ、それ以外の解釈ができないし、ここで英語とスペイン語の混合表現が出てくることはスペイン語との混合表現に慣れてしまっているというようにとることはできるし(なお、スペイン語がどうこうという話はそもそも出てこない。このあと、「そして、南米に行って観光をしたい」といった話だけしか出ない)、この部分は結構謎ではあります。
※ 日本では、スペイン語を母国語とする方はほぼいませんが、スペイン語とある程度の互換性があるポルトガル語(ブラジルポルトガル語)は、愛知静岡ほかで当事者がいるので、その部分を援用するとそうした方たちも何を言いたいかわからず混乱する。
※ ポルトガル語(ブラジルポルトガル、イベリアポルトガル語)でも、「話す」はかなり違い falar という語ですが、英語とポルトガル語(世界の実態として、英語とブラジルポルトガル語との混合でしか通常生じない)の混成言語としても、want to の後には動詞原形が来るので、そのときでも want to falar (三人称単数現在の fala には当然ならないし、一人称単数現在の falo にもならない) になるはずなので(この点、英語「だけ」が動詞の活用を失った(実質、三人称単数の-sと動詞の過去形の-edルール以外が消滅している)だけであり、ここはポルトガル語でもスペイン語でも極論フランス語でも、一般的に助動詞(言語として助動詞とは言わなくても、その後に動詞の原形が来る、英語でいうところの助動詞)の概念がある言語(ドイツ語含む)ではかなり違和感のあるところです(特に、この例でいえば、want to hablo なら理解できるが、 want to habla だと「彼・彼女の誰かに願う」という意味になるので(英語でいえば、 want her/him to (動詞の原形) の形)、そもそも論として「スペイン語を流暢に話してみたい」という「自分の願望」からずれてしまいます)。
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