劇場公開日 2025年2月14日

「舞台でも観てみたいなぁ…」ドライブ・イン・マンハッタン hkr21さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5舞台でも観てみたいなぁ…

2025年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ショーン・ペンとダコタ・ジョンソンの完全な二人芝居。
「酸いも甘いも経験した大人たちへ贈る珠玉の一作」
だそうだが…まさにそれ!

いやぁ〜、
ものすごくカッコ良い作品。
移動するタクシーの中だけ!
潔い!!

ショーン・ペンの
昔やんちゃだったんだろうの様がリアルでセクシーで痺れました。
ダコタ・ジョンソンも、
仕事ができる大人の女性なんだけど、少女みたいな部分も垣間見える
センシティブな感じが魅力的。

これはねぇ、結構チリチリしますよ、
過去もしくは現在進行系の女性側の人は。
一概に、運転手の言うことが全てではないけども、
既婚者の男の本音。
“おもちゃ”って...イタいねぇ〜。

7割?8割??ぐらいはリアルに感じてしまいました。
が、さて、実際のところ、どうなんでしょうねぇ…。

また、鑑賞する女性の年齢でも、
いろいろ感想は変わってくるでしょうが、
ある意味、心理テストのような部分もあるなぁ...。

彼女が周りの近しい人に相談できないのも解る。
クラークのおせっかい手前のご意見も、
自身の経験を交えながら、
一期一会の彼女を心配して、
どうにかそこから抜け出ることを本気で望んで
話しているのを感じることができたから、
彼女も心を開いていったんだよね。
まぁ、運転手がそう思うのも、
男心的に彼女が魅力的な美人さんってのもあるんでしょうが…。

彼女は最後、運転手に話せたことで、
今彼との関係性が何か変わるのかなぁ...。
その先は、観る側の想像にお任せします...だな。

しかし、彼女のお相手は、だいぶ気持ち悪いよっ!笑
オエ〜ッ!!

hkr21