劇場公開日 2025年2月14日

「ダコタ・ジョンソンを愛でる」ドライブ・イン・マンハッタン すーちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ダコタ・ジョンソンを愛でる

2025年2月21日
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鑑賞方法:映画館

萌える

ダコタ・ジョンソンは「フィフティ・シェイズ・〜」のえっちなお姉さん、という認識でしたが、いつの間にかショーン・ペンとがっつり組んで芝居をするような演技派になっていたのか…と期待して観ました。

ほぼ上半身(顔)しか映らない会話劇なので下手な俳優がやったら目もあてられない結果になっていたでしょうが、ショーン・ペンのタクシー運転手役はさすがの安定感で、ダコタ・ジョンソンは強さを秘めた危うげな女性を魅力的に演じていました。
世代も立場も違う男女がお互いの人生を打ち明け合って、最後はほっこり…みたいなストーリーを勝手に予想していたんですが、予想外に18禁のネタが散りばめられていたので要注意。
(※付き合いたてのカップルは見に行かない方が良さそう)

現実に、あんな風にタクシー運転手にプライベートを根掘り葉掘りきかれて、会話につきあってあげる心の広い女性がNYにいるんだろうか?という疑問は浮かびましたが。
映画が進むにつれ、ダコタ・ジョンソンのようなたたずまいの女性って、実は存在そのものがアメリカ人男にとってのファンタジーなんだろうなと。
美人だけど親しみやすくて、声が低めで、あんまりガツガツしてなくてどこか品があって、スタイルがえっち(←重要)
メールで言葉攻めされてるシーンは正直、かなり不快でしたが、聖母のような現実離れしたキャラクターと考えたらいいんでしょうね。

美しいダコタ・ジョンソンが羞恥に耐えるのを見るのを楽しむ映画。
あれ、フィフティ・シェイズと同じ構図…
さすが、ご自身の魅せ方を良くわかってらっしゃるところは、やはりハリウッド2世俳優ですね。

すーちゃん