「Goddamnに始まりGoddamnに終わる」ドライブ・イン・マンハッタン Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
Goddamnに始まりGoddamnに終わる
空港から自宅へ向かう夜のタクシーで繰り広げられる、歴20年のドライバーの男と20代女性客の会話劇。
JFK空港からマンハッタンの44丁目9番街と10番街の間の自宅まで、定額料金で乗った女性客に、ドライバーが他愛もない会話を投げかけて始まって行く。
世知辛い世の中のこととか、名前のこととか、どこに行っていたとか、どんな仕事とか、最初は軽い話しだったけれど、鋭い観察眼をみせたドライバーが女性客のリアクションをみながら、深い会話に引き込んで行く。
色々自分も経験し色んな客をみてきたイケオジの、人生相談という感じでしょうか…。
カウボーイがなぜ触れられなかったのかとかは自分には明確には理解できなかったけれど…。
それにしてもキモい彼氏に対するリアクションに、あまり変化がなかったのは残念だったけれど、色々と思い当たる節バリバリの彼女の、最後の吐露は今後の変化に繋がる予感がしてとても良かった。
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