新幹線大爆破のレビュー・感想・評価
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ゴジラやウルトラマンが出てこないのにこのクサさ
駄作も駄作。
酷過ぎて久しぶりのレビュー。
単刀直入に言うとキャラクターの誰にも共感できない。というより共感の余地を与えていないという方が正確かな。
言動・感情にリアリティがなく置いてけぼり。
前半の映像迫力はすごかった。
その点あってその前後は目を瞑れた。
ただ、それも前半だけ。
それであればせめて1.5時間におさめてほしい。
これがゴジラやウルトラマンであれば、
非現実要素があるので演出・演技の過剰さについて多少の歩み寄りはできた(というかここまで気にならなかった)が、
今回はその要素がないので演出の過剰さも、演技のクサさも、セリフの演劇感(冗長・ウソくささ)も、全て受け入れられなかった。
そして、そこに畳み掛けるような後半の情景描写、勘弁して欲しいと思ってしまった。
例えば司令室に夕日が差し込む描写に対して「電気つければ?」と思いを抱いてしまう始末。
そのくせ、最後は妙にあっさり。
どうせなら最後まで濃口であれよ。
総じてこの監督の良さが全く良い方に転ばす、監督が勝手に転んだ感じの映画でした。
クサさを否定する気は毛頭ないが、
令和というSNSが普及して他人のリアルが近過ぎるくらい側にあるこの時代において、
こういったテイストの作品を描くのであれば、もう少しリアルに合わせにいくことが必要では。
まずはケンカの描写でその場を乗り切ろうとするところから見直して欲しい。
期待通り樋口真嗣監督作品でしかなかった
樋口真嗣にはドラマを描けない、人物を捉えられない、想定どおりでした。不必要なまでの75年作の同調はなんだ?オリジナルでつくればいいのに、75年作と、ここでも不必要な紐づけをしています。感情移入できないし、あまりにもハイスピードでついていけないところが多々。結局、誰が主役なのかよくわかんない。新幹線を爆破させただけ。佐藤純彌の演出があの熱苦しい演技が緊張感をもたせたことを知るべし。高倉健が単なるテロリストではなく、犯罪に手をそめてしまうプロセスや当日の社会への怒りなど、背景)ドラマがすぐれていたんです。
もともと特撮は不安でドラマをしっかりつくろうとした映画陣をよく理解してほしかった。CGやJR東日本の協力で得た映像は見応えがえるものの、本質はそこじゃないんだよ。
樋口真嗣さん、本編にかかわるのやめたほうがいいー
おもんないを極めし映画
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