「尾野真千子と要潤のやりとり」新幹線大爆破 えんげいさんの映画レビュー(感想・評価)
尾野真千子と要潤のやりとり
国産エンターテイメントのお手本のような映画。いや、面白かった。特に、クセの強いキャスト。物語中盤、尾野真千子、松尾諭、要潤が絡むシーンは、「みんな、関西人やんけ」と突っ込んだ。
特に、避難できていた尾野真千子が、危険な車両に戻るシーンで、周りの人にほだされたと言っても、俗物キャラの要潤まで戻ってしまう。(周囲にほだされても、行かない選択はいくらでもできる場面)
尾野真千子が「なんであんたまで居るのよ」と言うと、要潤が「な、なりいきで」と言う。最初対立していた2人だけど、要潤が尾野真千子がなにをするか「見てみたい」と思って、つい、うっかり、ついて行ってしまった感じ。それに説得力与えるだけの尾野真千子のクセの強い演技。
あとは、シン・ゴジラと同じで、最前線の立場の異なる人間たちが、最後は必死で協力し合いながら、乗客を救おうとする群像劇。
これを文字通り、ゴールデンウイーク前に公開するネトフリ。エンターテイメント分かってるなぁ。
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