「作法に反する「片手落ち取材」」爽子の衝動 ひろ702さんの映画レビュー(感想・評価)
作法に反する「片手落ち取材」
某ミニシアターで鑑賞。私は自主制作映画のファンですが、今回自主制作映画(低予算映画)の限界というものを感じざるを得ませんでした。具体的にはどういうことかというと、梅田誠弘さん扮するケースワーカーの遠藤の描き方が極悪非道すぎて、途中から、「この映画ちゃんと取材してるのかな。」と不安になって来ました。鑑賞後、パンフを購入して読んで見ました。(字が小さくて読みにくい。)そこには、ケースワーカー側への取材について「できていない。」ことが述べられていました。うーん、ここまで悪く描いている以上、今の時代、何らかの根拠を示す必要があるのではと思います。もしこの映画が大きな話題になったら、ケースワーカーとしての実際の業務に支障が出てくる(やりにくくなる)のではないでしょうか。
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