「居なかったことにはさせない」名前のノート Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
居なかったことにはさせない
ピノチェト政権下に行方不明となった未成年者を追悼する作品。
軍事独裁政権時代に市民の誘拐や殺害、弾圧が行われ、3000人以上の被害者がいたチリに於いて、行方不明となった未成年者を追悼するノートをみせる展開。
特に人物や悲惨な描写をみせることはなく、アニメーションでノートや装飾をみせながらナレーションで状況を説明し、その後は名前を読み上げていく。
面白いとか、そういう類の作品ではないので評価は難しいけれど、知らない人には80年代後半までチリはそういう国だったという事実を知るきっかけにはなるかなと。
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