「恐らくはの話だが…」マッド・マウス ミッキーとミニー フクメンさんの映画レビュー(感想・評価)
恐らくはの話だが…
プーよりはなんか楽しんで見られたのは、きっと昔からあるB級ホラー要素をごった煮で煮詰めたような、それでいて仕上がりはクソという、清々しいまでに(制作サイドの)やりたい放題やられたからだろうと考える。
とりあえずマスクに宿る◯ッキーか何がしかの念が人に取り付き、シリアルキラーへと変貌させたのだろうが、そこに対する解説とかは皆無。瞬間移動を駆使してあっち行ったりこっち行ったり忙しく殺し回る。そこに当然のことながら理由も理屈もなく、唯一弱点らしきフラッシュライトも満足に効かず、ジェイソンよろしく打撃も効かない(まぁ金属バットの一撃以外そんなに攻撃されてないけど)。
てゆうかあれだけ殺しまくってほぼ無敵の存在なのに、何故あのメンバーだけは生かして逃げた(?)のか。
まぁバンギャみたいな1人はオーラスでミニーにされちまってたみたいだけど。
とりあえず往年のスラッシャームービーがお好みならどうぞ、といった作品で、全世界の熱心なミッキー・ミニーファンからボロクソに叩かれればいいのにと思った作品。
冒頭からスター・ウォーズオマージュ、いやパロディな注意事項の羅列も完全なる悪ふざけ。
話を着地させる気もない、投げっぱなしジャーマンな映画でした。
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