「【亡き祖母の呪いにより再び”正直”になってしまった、今度は道知事が不正ゼネコン業者と対決するの巻。このシリーズ、面白いから続けてくれないかあ。クスクス。】」帰ってきた正直政治家 チュ・サンスク NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【亡き祖母の呪いにより再び”正直”になってしまった、今度は道知事が不正ゼネコン業者と対決するの巻。このシリーズ、面白いから続けてくれないかあ。クスクス。】
ー 前作で、華麗にソウル市長選挙に出馬したはずのチュ・サンスク(ラ・ミラン)は故郷の江原道で、ほそぼそと漁師をしていた。
だが、たまたま海に落ちた青年を助けた事から江原道長の知事になるが、支持率が下がるにつれ、嘘を言い始める。だーが、そんな時、亡き祖母キム・オッキが雷鳴と共にドドーンと現れ、嘘が付けなくなる呪いをかけるのであった。序でに彼女の元秘書ヒチョル(キム・ミヨル)にも・・。-
◆感想
・相変わらず、このシリーズはチュ・サンスクが”正直”になって、放言してしまうシーンがメッチャ可笑しい。
・知事として大統領と会議で会った時にで正直に振舞った事から、対北との五輪共催を任されるが、本音でしゃべってしまい、あのトッチャンボーヤの後頭部がドドーンと映るシーンは可笑しい。そして、何故か江原道にだけ、サイバー攻撃が行われるのである。良いのかなあ・・。クスクス。
・更には、彼女が”ル・江原”という複合施設を建設する計画を持つと現れた悪徳ゼネコン業者カン代表。彼は役人とつるんでいたので、情報が駄々洩れであり、且つ粗悪で人体に毒になる成分が入ったセメントや手抜き工事をしまくるのだが、その秘密を見つけた元秘書ヒチョルと極悪ゼネコンカン代表との、コミカルな争いも可笑しいのである。
ホント、一作に続きてキム・ミヨルの、「犯罪都市 PUNISHMENT」の極悪クールな男のイメージがガラガラと崩れていくんだよなあ。(褒めてます。)
<今作は、亡き祖母の呪いにより再び”正直”になってしまった、今度は道知事が不正ゼネコン業者と対決する様をコミカルに描いた作品なのである。
何で、このシリーズ、全国公開してくれないのかなあ、全くもう!>