「現実の東京はもっと卑怯で姑息なものだ」風のマジム おおとりさんの映画レビュー(感想・評価)
現実の東京はもっと卑怯で姑息なものだ
昔から変わった良いアイディアを出すのは東京の人よりもよその人の方が優れている。一例を上げるなら薩長同盟や大政奉還、船中八策などを考案し、実現した坂本龍馬だ。 本作では伊藤沙莉演じるマジ無が、あ、これをと閃くことでストーリーは進むが現実を言えばあれは僕が考えましたと言わんばかりに圧力をかけられアレオレ詐欺に会うだろう。この作品のタイトルを見て思ったのがマジムンとは沖縄で魔物を意味するだけに台風かなにか来襲するのかと思ってしまった、それにしてもよく魔物の名前など付けたなあ。沖縄感が非常に強く思い付いたままに突き進むまじむを見てると現実の東京なら僕が考えた企画でのようにアイディアトンビに油揚げなのにと思わざる得なかった。と言うのも私が昨年書き上げた本をアレンジし先に出版されたり、電子書籍だっただけに勝手に書籍化され売りさばかれたりソコまでして赤字を埋めてやっても原作者の私には何のお礼もないそれが現実の東京だ。
来月有る学会に応募した演題は研修医が発表するし東京はアイディア泥棒だ、のような激しい怒りが私のなかで渦巻いた。
自分らしく対処しようと思う
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