「情熱と行動力こそが世の中を動かす」風のマジム よしてさんの映画レビュー(感想・評価)
情熱と行動力こそが世の中を動かす
お話としては安定の職業もの。
細々ツッコミたいところもありますし、ご都合主義的な展開も少なくないです。
ただ、なぜか心地よく見てしまう。
沖縄の風土もあるでしょう。伊藤沙莉さん・富田靖子さん・高畑淳子さんの一家の演技がいい意味で安定しているところもあるでしょう。バーテンダー役の染谷将太さんに加えて、会社の上司の3人もしっかり映画を締めています。醸造家役の滝藤賢一さんの存在感は素晴らしいですし、肥後克広さんは出てくるだけで涙が滲んできました。
ただ、本当に特筆すべきは小野寺ずるさん! 「ぶぶ漬けどうどす」に続いて、主人公をサポートする独特の存在感を発揮するキャラは素晴らしかった。
実際の出来事をどこまで忠実なのかわかりませんが、沖縄ならでは豆腐作りの家から沖縄の原料を使ったラム酒作る会社の社長を輩出するという流れがよかったですね。
ゆし豆腐食べたい。
ラム酒も飲みたい。
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