ヌルボムガーデンのレビュー・感想・評価
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とはいえびくびくしながらみましたが
ともかく「怖がらせる」ことだけに注力しすぎていて、そりゃまあ怖いんですけど、その怖さの背景にある物語がけっこう破綻しているので、怖さもなんとなく薄ぼんやりしてしまい、笑ってみればいいのか怖がりながらみればいいのかわからなかった。
幽霊になってしまったひとも、幽霊におそわれるひとたちも、行動原理がいまいち理解できなくて、なぜ今そうした?と思うことが多かった。
しかしあの状況ではどういいわけしても結果的にけっこうな重罪で逮捕になるとおもうんですけど、そんなことないの?
一時レストラン営業してたらしい。
色んな意味で怖い
韓国ホラー
とばっちり系の心霊ホラー
実際の都市伝説を知っていたら楽しめたのでしょうか?
一本のホラー映画としては多少のツッコミどころがありつつも楽しんで拝見しました……、が……、実在する心霊スポット「ヌルボムガーデン」を舞台とした韓国ホラーとして期待して見に行ったものの、劇中にはその場所だからこそ起こりうる出来事は感じ取れず、実在のスポットそのものやそれにまつわる都市伝説のようなものを知らないため、期待した要素をほとんど楽しめることがなく終わってしまいました。
その意味では、ちょっと残念な作品ですね。
落差
よく出来てる。
個々ストーリーが追いにくいがまぁ軽いホラーを見たいなら。
今年28本目(合計1,570本目/今月(2025年1月度)28本目)。
すでにレビューを書かれている方と重複するところがありますが、一応最初のお約束として「この映画は実在する人物や地名とは関係がありません」とのこと。なのに韓国に実在するいわゆる三大心霊(恐怖)スポットを扱うというのも変なところです。
セリフが少な目で理解がしがたいことと、このタイトル(「ヌルボムガーデン」自体)が映画の字幕との関係で途中から何を言いたいかわからず、複数の「ガーデン」(庭)があるのか等考え始めると結構泥沼じゃないかな…といったところです。
ストーリーが少ないしセリフも少ないし、その代わりホラー要素はたっぷりといったところです(というより、1月4週はホラー映画祭りかというくらいに多いが…)。あまり字幕など観ず、さくっと90分(この映画は95分ほど。予告編など入れると110分ほどか)でホラー映画を軽く見たいならおすすめといったところです。
評価に関しては以下にちょっと詳しく書いておきます。
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(減点0.3/「ヌルボムガーデン」が何を意味するか、映画のストーリーから混乱を招き、理解が困難になる要素がある)
映画内で「ヌルボムガーデン」という表現は最後、エンディングロールに入る直後に「韓国にはヌルボムガーデン、という恐怖スポットがあるといわれている」みたいなところで登場します。
それ以外に実は、登場人物がこの館を訪れて花の手入れをしていたときに、「この庭は春の庭と名付けようかな。いつも心が温まるような花が咲いてほしいから」みたいなことを言っています。それが原題タイトルの Spring Garden のところです。
ところで、韓国語の辞書でちゃんと調べればわかりますが、「ヌルボム」というのは、韓国語では「常・春」と書いて「常に春」ということを意味すること、また春が暖かいイメージがあることから、「支援的な意味合いで経済的等のハンディがある方向けの、補助的な施設、制度」等にも使われていることもわかります(ヌルボム学校、ヌルボム奨学金、ヌルボム塾、などなど)。
つまり、ヌルボムというのは日本語に1:1で訳せば「常春」ですが、日本語では「常夏」以外は普通使わないので(常秋、というような表現はあまり聞かない)、こういうタイトルになったのでは思えますが、それだと映画のキーになる「ガーデン」(庭)が2つあるのかとかという解釈が可能になって、ややタイトルから混乱させてくる部分は否定できません。
オカルトスリラーでした。
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