ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニングのレビュー・感想・評価
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前作よりシリアスでヘビー がより複雑展開で娯楽度は下がる印象も ★4.2
前作より シリアス & ヘビー! アクション大作3本分のクライマックスを用意した位の怒濤アクション♪ が余りの絶対絶命シーンの連続緊張感に楽しむより疲れる感も^^;
暴走する AI(エンティティー)を阻止する為、ハントチーム & CIA & ガブリエル の三つ巴争奪戦なのだが、今回はアメリカ海軍まで巻き込む壮大な展開になり、より複雑に。
感心するのはこの多岐にわたる展開をクリストファー・マッカリー監督兼脚本家が一人で仕上げている事!
この監督はMIシリーズのローグネイション以降作や、「ユージュアル・サスペクツ」(1996年)で脚本も担当していてアカデミー脚本賞を獲っていて、名監督以前に名脚本家! そして私が好きなオチャラケ度がほぼないシリアス&大人路線が得意♪
この監督はありがちシーンも、よりリアルに描写する。 銃を向け合う硬直シーンは他作で何度も見るが、両者が銃を下ろすまでを、映画的に簡単に見せず、本当ならこうなるはず・・をその通りに見せ迫真のリアルを追求している! いや~これぞ職人が書いた大人脚本♪
さらには人の命の尊厳も大切に表現している。 前作で私の心の針が一番動いたのは、ハントが女キラーのパリスにトドメを差さなかった事で、殺人マシーンに"人の心"が宿ったシーンだった。
今作では重要人物が命を賭しての作業に挑むのだが、他作の様に唐突に命を落とし、安易にシンパシーを煽るような稚拙な演出はしない・・。
視聴して確かめて下さい・・。
尚パリス役(ポム・クレメンティエフ)は今回もキレキレアクションを披露しているが、そのアクションよりキレてる表情も健在で、今後、他作でも活躍してくれる事を期待する存在に♪
特筆する点がもうひとつ。
会話シーンとアクションシーンの緩急の付け方!
複雑展開を進行する為、重要台詞が続くシーンも多いのだが、アクションパートではなんと15分以上台詞がないシーンが2度もあるのだ!
(水中アクション&飛行アクション)この二つは映像描写だけで魅せ、危機的状況が何度も見る物を緊張させ、思わず手に力が入ってしまうほど。
とまあ、褒めてばかりだが欠点も。
ミッションが余りにもインポッシブル過ぎて、奇跡が何度も起きてるイメージも拭えず。
特に深海でのワンシーンは物理的に不可能ではと感じる事も。
それに終盤の展開が3エリア同時進行で、集中力も3分割されるようで、
没頭出来なく感じる点。
さらに状況的に争わなくていいのでは?と思うシーンも・・。
これらがわずかにマイナスで、私はパート1より0.1下げた評価に。
しかしこれほどのヘビーアクション作品は滅多にないので、
映画館での視聴は必須かと♪
PS
パリス役 ポム・クレメンティエフ は終盤、戦闘メイクを普通メイクに変えて登場するのだが、「えっ、こんな可憐な人だったの!?」と感じる変貌ぶりで、ますます気になる存在に♪
終わりか否か
先行上映初日のため本編前にトムとご対面。
友情集大成を見届けるつもりで来ましたよと。
人工知能エンティティと対決。
コナンのベイカー街の亡霊・黒鉄の魚影風味。
ルーサー遺作。
大好きなルーサーが序盤で殉職を選ぶ。
単に退くルーサーではない。
人工知能エンティティで軍事的にも疑心暗鬼と混乱に陥る世界中を止めるため、
・沈没潜水艦セヴァストポリの中にあるエンティティのプロトコルデバイスに挿せばエンティティを弱らせるソフト入りデバイスと、
・世界中のシステムデータをブラックホールのように蓄え莫大容量エンティティを、ジーニーのランプのように閉じ込められる莫大容量の小型ハード記憶装置を遺してくれた。
Windows構想をパクり仕上げたビルゲイツにも絶対にできない傑作を、権力や欲に駆られず正しく使う目的で。
シリーズ全部で、イーサンが心に留めるべき大切な事を伝え、作戦をハッキングで支える大好きなルーサーを惜しみながら観る。イーサンは不死身おばけ体力アクションをオフラインで完遂せねばならない。
しかし、イーサン完遂後、不安なく信じてたとルーサーの声が流れる。私もMI2からは欠かさず劇場で観てきたが、ルーサーはもっと近くで、毎作イーサン帰還を待機慣れしていたんだな。ルーサーだけオフラインなこともあったし。と現実と作品が混ざるエンティティ脳な私。
ミッションは、
前作で宿敵ガブリエルからスって手に入れた、沈没潜水艦セヴァストポリのエンティティ空間のハッチの物理鍵2つを使い、潜水艦内エンティティのプロトコルデバイスを抜き、生きて浮上、ルーサー作デバイスを持ち去ったガブリエルと落ち合い、エンティティを弱らせる。
エンティティがアフリカのコンゴヤワ地下にある世界サーバーに入ったら、ルーサー作ハードドライブに誘き寄せて入れ、閉じ込める。ただのAIプログラム入りドライブという状態にする。
まず、ガブリエル手下の殺し屋だったパリスをオーストリア刑務所から出し、前作から鍵を渡さないイーサンを追うIMFの上部組織アメリカCIAのブリッグズとドガと合流。若手ドガはイーサンが守る目的や正しさで咄嗟に組織命令に背きミッション完遂する姿勢に理解を示すが、中年ブリッグズはなんと。シーズン1で内通犯だったジョンボイト演じるジムの息子だと判明。キトリッジ長官もブリッグズも、イーサンを守るのか利用するのか裏切るのか微妙な緊張感のある関係。でも今回は、過去作でCIA長官だったエリカがなんと大統領になっている!なので世界各国保有の大量の核が軍事システムをエンティティに破られ発射され、地球人滅亡しないかと世界が緊迫している中、内閣で大統領だけがイーサンのミッション成功を直前まで信じて待つ。
イーサンはセヴァストポリに入るため、空母ブッシュと飛行機を大統領におねだり。お値段65億ドル。
一方、死亡して浮上した乗員がイヌイットに発見され、沈没したステルス潜水艦セヴァストポリがどこにあるかの座標は、魚雷命中時の波動を音響システムが捉えているだろうと、システムがある北極拠点に向かう、ベンジーとグレース御一行。作戦指揮ベンジー。
北極の氷上に立つテント拠点に駐在するCIA仲間としてなんと!MI1で、イーサンがスパイリストをコピーして持ち去る時に、コーヒーに下剤を入れられシステムを破られてしまったダンローが再登場!ダンローは伝説のスパイだが、イーサンの一件のせいで北極に左遷され、そこで妻に出会い安らぎを知ったらしい。
トムが過去ミッション完遂したせいで嫌な思いをした人間がMI1だけで2人登場。
しかもエンティティはMI3で妻と引き換えにどうにか受け渡したラビットフットの中身のプロトコルのせいで完成したらしい。スパイ目線でも犠牲を出し命令に背く。イーサンはミッションを成功させるが故、どこかに軍事影響も出し誰かの命も脅かす存在だったとわかる。
エンティティに収集をつけ、愛する人と見知らぬ誰かを守るため。トムの集大成完成のため。イーサン行け!
米軍の飛行機で空母に向かい、ロシア機が威嚇に飛び回る中で、飛行機から冷たい海に飛び降りチャポン。
狙い通り運良くパトロール拠点として海下にある米海軍に保護され、潜水艦内でベンジーチームからのセヴァストポリ座標受信を待つ。
実はダンローがいた拠点はロシア側に居座られ見張られていて、ダンローが記憶したセヴァストポリ座標を送信するチャンスを狙う。ハスキー犬達の給餌にダンロー妻がグレースと外に出て、外から座標送信するかと思いきや、ロシアメンバーとの暴力戦と化した拠点は火が回る中、ダンローが命を徹してモールス無線で座標送信してくれる。しかもダンロー、ロシア側に傍受されぬよう地球真裏の座標を送る。
海軍潜水艦が水面浮上する5分間2回目に無事座標を得る。イーサンが、届いた座標はセヴァストポリ真裏座標と解読する奇跡展開。
さて凍てつく氷点下海水内に深く沈む潜水艦に潜りに行くぞ。海軍が潜水減圧スーツを貸してくれるが技術的に信頼度は怪しそう。ロシアの追尾潜水艦をまくため潜水艦からイーサンが降りたら、海軍は撤収することに。1人潜水し分厚い氷の下まで浮上し、イーサンの単波無線で居場所をキャッチしたグレースベンジー班にイーサン浮上場所の氷を切り出して蘇生して貰わねば。わかさぎ釣り方式。
潜水艦内は遺体と魚雷ごろごろ。潜水艦自体もバランス悪く回転するし、更に深くに沈みそう。死を覚悟な環境。前作死闘で得たペア鍵も、エンティティ空間のハッチを開けるためだけのもの。エンティティ自体を操れない鍵に命懸けなアホらしさ。ハッチ内からプロトコルデバイスを外し、水没を避けお風呂用iPhone防水袋みたいなのに入れ身に付けるイーサン。
え、プロトコルデバイスはそんな簡単に外せるの?!見た事もないプロトコルデバイスに物理的に合体させられるデバイスを完成させたルーサーすごい。
そもそもプロトコルもエンティティ同様ただのソフトウェア。観客用に可視化し端末化してある謎設定だがまぁいいか。
一度入れば二度とごめんな潜水艦。実際、入った時の元の出口からはもう出られそうになく、空の魚雷発射管から出るしかない。ほっそい筒を通るため、荷物は脱いで押して筒を進もうとナイフで切ったら、海軍減圧スーツも切れちゃった。から脱いでお荷物増量。冷たい海水が注ぎ込み、筒からパンツ一丁で進み死亡フラグ。なんとか、発射管から脱出した直後、沈みゆく潜水艦に荷物が絡まったー!!
もう荷物も酸素マスクも外し、パンツ一丁にデバイス入り防水袋のみの身体で北極の海水を浮上。当然気絶。あとは死ぬだけ。
ところが!信じた通り、グレースが分厚い氷を切り出し、減圧チューブの中でタンクトップ姿で人工呼吸蘇生してくれた!!なんと言うご褒美。元々計画にない海軍のスーツより、チームの減圧チューブをあてにしたイーサンの気持ちはこれ狙いか。
MIシリーズでイーサンの好みは一貫。外国人にしてはしっかりした小鼻に眉山の高い寄り目美女。トムはこのカットのためにグレース役を決めたな。トム良かったねと見守る。
2人だけの空間かと思えば、チューブは北極の氷の上に設置され外側は透明。ダンロー妻から丸見え。
北極拠点からなんとか無事撤収できた一行は、ガブリエルを探しに世界サーバーがあるアフリカ地下コンゴヤワへ。スパイ組織が調べても過去も出てこない、謎な半生でエンティティを欲しい、隠れんぼおじさんガブリエル、やっぱり登場。
何がしたいのか?ルーサーから奪った物さえ持てばイーサンが追ってくれると考え、
サーバールーム入り口近くになぜか爆弾を設置。
ニヤニヤと地上に逃走開始し飛行機で逃亡。
他メンバーが爆弾解除にあたる中、イーサンはガブリエルを追うため別の飛行機を乗っ取り追いかけ、最後はガブリエル機に乗り移る。
隠れんぼおじさんは追いかけっこも大好き。
ナイフと爆弾大好きなのは旧知だが、飛行機操縦も上手ねと見ていたら、飛行機内側からナイフ刺してくる!!やっぱりナイフも好きよねぇ!!
ルーサー端末を奪われた隠れんぼおじさんは、墜落しそうな飛行機からひと足先に逃亡を決め、俺にはパラシュートがある!と勝ち宣言直後。飛行機翼に頭部を裂かれ一瞬で絶命。
何年もイーサンにトラウマ記憶をこびりつけ、鬼畜を繰り広げたガブリエルもただの人体。ここでイーサンが手を下さず罪を増やさずガブリエルを退治でき、シリーズが締まるご都合展開。
イーサン、ちゃんとパラシュート持ってたわ、なぜか。
予備が大好きなガブリエルおじさんが2つ積んでいたのだろう。
時間がなく機内でデバイス合体を試みるが無理。先に脱出しパラシュート中デバイス合体。
サーバーに入ったたエンティティを、スリ名人グレースが一瞬でルーサーの遺作端末に閉じ込めサーバーから外し、無事エンティティ端末完成。
入り口外で死を覚悟し爆弾解除にあたるダンローとその妻とドガ。
サーバールーム内でベンジー指示でグレースが配線準備をする後ろで、撃たれて肺気胸になったベンジーの手術をするパリス。はちゃめちゃ。
殺しだけ得意な殺し屋パリスが初めて、人の蘇生に技術を活かす。ブラックジャックに転生するのかな等今後のパリスのキャリアを妄想。
グレースも、ただの高給スリがスパイの一員になりキャリア変貌、かつてのジュリア同様、色々習得した。30年かけて、シリーズでも女性達が権力も力量も強靭になっている。今作ではLGBTらしき女性?男性?も海軍内にいる。エンティティに思考を侵され突然イーサンを殺しにかかった変な男を退治してくれた。ネットの見過ぎなんだよ!とイーサンが叱る。最高!
彼女?彼?の忠告を当然破り、海軍特製減圧スーツは大破させ海にポイ捨て。
ミッションをギリッギリで無事終え、
世界は核戦争に陥らずに済み、
再び世に隠れる存在としてロンドンのトラファルガー広場に集結した仲間達。
米国人がトラファルガー海戦凱旋気分?
さてエンティティ入り端末を壊すのか?噴水で水没させる?と思いきや、グレースからイーサンが受け取るだけ。え、なんで?!すり替えられてない?
選択の連続の人生で、過酷なスパイとしてしか生きる術がなく、無理難題インポッシブルなミッションを達成するしかない宿命。おばけ体力を鍛えながら辛い試練を生き抜いてきたイーサンは、どんな時も命令より権力より、正しさを優先して、見知らぬ人と愛する人を守るために奔走してきた。
エンティティを掌握できる鍵にも危険性のみを感じ、誘惑に靡かない。だから、エンティティはイーサンの手にあれば世界は安全!ということ?
ほんと??沢山殺したぞ。
はっきり終わらない、
30年かけたシリーズ一環の思わせぶりラスト。
トムは長官役で、ドガやパリスをメンバーにまた何作か作りがっぽりする予定なの?
キトリッジは前作でCIAアメリカのためより個人的にエンティティを狙っていたが、今作では一気にバイデン化?老害化。緊迫感にも作戦のITにも追いつけておらず、ルーサー端末と合体し中身も燃えた無用の長物プロトコル端末を作戦成果として受け取り満足する。いつからコメディ担当?
ガブリエルがイーサンと追いかけっこできニコニコ楽しそうなのが印象的。調子に乗るから死ぬのよ!
ベンジーまで絶対に死なないでね?!
まさかトム、ミッション成功と引き換えに、命落とす?!と集大成だからこそ死ぬかもと思いつつ見た。
イーサンにもトムにも楽になって欲しいとも思っていたが、今作も不死身。
パーティーで拘束され自害に見せかけ奥歯を抜き、暴力戦のあと、普通死ぬ潜水ミッション。直後アフリカに移動、飛行機戦を繰り広げ、パラシュート。
チームに医師不在で30年。どうかしてる。パリス活躍の布石か?
仲間の美女達も見送り、敵を無数に殺してきて、自分だけ死ねないコンプレックスに陥ったりしないのだろうか?愛する人と見知らぬ人を守るため、今日も潜伏活動。
核保有大国に勿論日本は全く出てこず蚊帳の外。
自衛のみで、軍事力は米軍を置いている牽制力頼り。
日本のことも頼みますイーサン!
ワイルドスピード化している
まず、こんな凄い映画を観れる事に感謝。
トム・クルーズありがとう!もう何回か観たい。
ミッション・インポッシブルシリーズの集大成。
最終作かは不明。
ただし、これで終わりでも良いかな?と個人的には思う。
今回は2に次いでスパイ要素少なめアクション多めだった。
同社のFAST&FURIOUSシリーズがクルマ要素がどんどん減りアクション大作になっていってるのと同じように感じた。
恒例のマスクについても意外性も何も無かったし。
ちなみに私は1がイチバン好きです。最近のではローグネイション。
自分は一回でほぼ理解したと思っているが見直しはしたい。
上手くまとめたけど伏線回収というより、上手な後付感あり。
ダンローさん、めっちゃ良い人で優秀なのは違和感ありつつ微笑ましかった。
ラビットフットはやや苦しいこじつけに思えた。
ルーサー死亡はシリーズのファンには辛い。
今回はヴィランがショボすぎたね。
エンティティはただの核ミサイル全発射装置だったし、ガブリエルに至っては今回小物感半端なかったしあの最後は、、、
そしてガブリエルとの過去の因縁や謎の女性についてほぼ触れず、そこの伏線は全く回収されなかった。
あんな意味ありげに映像使っていたのに、イーサンが濡れ衣着せられ終身刑になりIMFにスカウトされるきっかけになったという、あのセリフだけで済ますの?
あとやっぱりちょっと長過ぎ。私はセヴァストポリ潜入のシーケンスでダレました。
SNS見過ぎの暗殺者の下りとか明らかに違和感があるし必要か?と思えた。アメリカ海軍の潜水艦内だよ?
転がるセヴァストポリもそこまでする?と思えたし、そこからの脱出もいやいや、いくら何でも死ぬだろ、と思えた。
ゴーストプロトコルからずっと傑作続きでしたが、今回は佳作かな。観終わった後、最高!とはならず、ツマラナイ訳でもなく、何とも言えない気分になったのは事実。
最後のミッションなのか?
映画「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」の先行上映を観に行ってきました。
前作「デッド・レコニング」の続編で、かつ今までの集大成とのこと。そのため、思いがけない過去作の登場人物が出てきたり、主人公:イーサン・ハントの過去のミッションがストーリーに影響を与えていたりして、いろいろ込み入っています。
トム・クルーズが身体を張っている様々なアクションなどは楽しめますが、少し盛り込み過ぎの感も。
それと、(しょうがない面はありますが)セリフが説明口調になるシーンが多く、その場面ではテンポが悪くなり、やや興醒めしました。で、その割には行動自体は行き当たりばったりだったり、運任せの出たとこ勝負なのは、過去作と変わりません(笑)。
自分としては、姿の見えないAIとの闘いで先が読めずワクワクして観た記憶があるので、前作のほうが面白かったかな。
で、今回もAIの暴走を止めるのがミッションなのですが、イーサンらのチームはAIに行動を察知されないように、アナログのモールス信号やプロペラ機を使うなどからAIの脅威を実際に感じる場面は少なく、アメリカ政府の上層部だけが核戦争勃発の恐怖にアタフタしていただけでした。
エンディングに対する素朴な疑問なのですが、AIなんだから自らのコピーを別の場所に保存しておけば、不測の事態が起きてもいくらでも再生できるのではないのかなどと思ってしまいました。違いますかね。
シリーズ集大成とのことで、最後になるのかと思っていましたが、トム・クルーズさんが「70代後半までハリソン・フォードがインディを演じたんだから・・」と発言したという記事も見たので、まだまだ続く可能性もありそうです。今作の興行収入次第でしょうね。
ところで、この映画は上映時間:2時間45分もあるので、観る前にトイレを済ませておくのは必須です・・・。
ありがとうトム・クルーズ
きっとイーサンがメインで活躍するのは最後なのだと思う。まさかの過去作との繋がりがいくつも描かれていて、「すべてがあって今がある」過去の選択の積み重ねがあって今があるという事実をあらためて教えてくれた。だからかやはり最後は涙が出た。
とはいえ、もうちょっとドキドキハラハラを味わいたいなーっと思ったのも事実でガブリエルとの決着もちょっとあっけなかった氣がするし、ルーサーとの時間もちゃんと見たかったし、パリスとドガが味方になる過程もあっさりすぎた。個人的にホワイトウィドゥとの絡みももう一度見たかったな。
今作の功労者はグレース。よくやった!と思った。前作で急に出てきて好きなキャラクターだったイルサが死んで、えっ?と思っていたので余計に。めちゃくちゃ頼もしくなっていた◎
今後はとりあえずグレースとパリスとドガでスピンオフでしょうか?その為にまだまだ動ける(アクションね)キャラクターを新たに揃えたのだと期待してます!あれだけプライベートでも仲の良いチームなのだから、みなさん観たいですよね??
最高の映画シリーズを観させてくれたトムと製作陣に感謝と敬意を
○前置き
・先行上映初日、IMAXに観に行き、オンライン上でグッズは全種買いました
・トム•クルーズ、M:Iシリーズ、スパイ映画の大大大ファンとしてのざっくりとまとめた感想
○良かった点
・最大級のスタント
今作の目玉であるプロペラ機にしがみつく、5の飛行機と6のヘリのスタントを組み合わせような、スタントはシリーズ最高のスリルだった!
このスタントを62歳でこなすトムは、まさに不可能を可能にする男!
・過去作オマージュ
(過去作のシーンを彷彿させる)
1→ダンローとナイフ、キトリッジ、ジム
ダンローとの会話はファンをニヤニヤさせる台詞が多い
2→盗人のヒロイン、ナイフアクション
3→ AIの元となる ラビットフット
4→最後の人混みに紛れ込む終わり方
5→序盤の尋問、潜水シーン
6→ラストの仲間との連携、CIA長官(エリカ)だった人が大統領として再登場
7→今作の前半部分、仲間の犠牲や仲間の元へ駆けつける際のトム走り
全体→5秒後に消滅するメッセージ
テーマ曲:歴代のメロディーを合わせた、集大成らしさを最高に感じるテーマ!
・最もドラマチックな物語
ほぼシリーズ皆勤賞のルーサーが死亡
→最後のメッセージや自分の運命を受け入れて、イーサンの背中を押す様な姿が泣ける!
最後、イーサンが仲間と顔を合わせた後、ルーサーを思い出してるかの様な寂しげな表情にしんみりした!
前作のイルサは、女優の人とのキャラの方向が合わなく、あっさりと死亡して退場してしまったが、ルーサーは物語全体を通して素晴らしい描き方をされていた!
・現実味を感じるAI
世界中の防衛システムに侵入して各国の核を制御する
→スパイ映画らしく核がメインなのと、規模感の演出として、非常に良かった!
・イーサンのチームへの愛情
ルーサーとの最期の会話やグレイスが殺されかけた際、執拗に敵を倒す(彼らしく無いなとは感じたが)などチームを大切に思っている事が良く描かれていた!
・グレイスが頼もしい
前作でお荷物キャラだったグレイスが頼もしいIMFのエージェントととして登場!
○気になった点
・スパイ映画としては、薄い
頭脳プレイやカーアクション等は過去作と比べると薄め。
デジタルデバイスだと、AIの影響を受ける為か、登場するスパイ道具もかなり少ない。
・イーサンの過去についてあやふや
回想シーンに出ていた、あの女性(マリー)は?、なぜガブリエルが?、女性とイーサンの関係性は?など色々疑問に残ってる事が多かった。
特に、幻影?にキスされて蘇生されるシーンでは、いつイーサンの過去が明かされるのだろうと気になったが、結局明かされなかった。
・物語が薄め(二部作に分けてる)
元々一つの作品に収めるはずだった脚本な為、内容で言ったら0.5作品分で薄め。
(元々は、デッドレコニング パート2と言うタイトルだった)
・展開が駆け足
先に撮りたいシーンを挙げて、後で脚本の整合性を合わしている手法かつ、規模が非常に大きい為、駆け足的な展開になっている。
(5とかもそうだったらしいが、スパイ映画として最高だった為、惜しさを感じる)
・ルーサー有能すぎ
世界を制御するAIを破壊する毒薬や理論上可能なだけの五次元光学データフィルム?を恐らく一人で、最先端でも無い環境で作り上げたルーサーは一体何者?(ト○ー・スターク?)
・イーサンの弱体化
全世界の命運を握ってるのに、麻酔銃で寝かせられたり、海に飛び込んで死にかけたり、取っ組み合いで押されるなどやはり、過去作と比べる歳を感じてしまう。
(5では、格闘、運転、頭脳戦等、全盛期だったと考えれる)
(ジェームズ・○ンドなんかは、毎作捕まるのが定番と化しているけど)
しかし、プロペラ機にしがみつくシーンや尋問から抜け出すシーンは最高にかっこよかった!
・ガブリエルが悪役としての魅力が薄い
過去作では、全く容赦のない3、徹底的で常に行動を先読みしてくる5、超大物俳優の6とこれまでは、魅力的で印象な悪役が多かったが、今作はAIがメインな事もあり、ガブリエルは、なんか因縁のあるリアクション面白おじさんにしか見えなかった。
・どんでん返し的な展開はない、目的は最初から変わらない
→5の様などんでん返しは無い
→潜水艦からデータを取り、南アフリカへ持っていく
・各シークエンスが長い
大まかに
ロンドンパート
潜水パート
洞窟(プロペラ機)パート
の3つでスパイ映画としては、場面ごと色んな場所を巡り回る様な感じでは無い、ほんの少し間延びを感じる
○感想
・トムや制作陣の作り出した、圧倒的な映像体験は素晴らしい!
・トムの大大大ファンとしては、彼の活躍と情熱の"集大成"を観れて、非常に満足
しかし、シリーズやスパイ映画のファンとしては、気になる点が多く挙がり、惜しさを感じる。
・シリーズ最終作な事もあって、エンドロールや劇場から帰る際に寂しさを感じた。
・これからのシリーズの行く末
トムとマッカリー監督はこれからも製作を続けたい言っており、ファンとしては非常に嬉しい!
(トムはハリソンの影響で、80歳までやりたいらしい)
しかし、トムの加齢や世代交代、制作費の高騰(約4億ドル)、トランプ関税など大きな課題がある。
だが、彼らの情熱を込めた最高の映画シリーズは、これからの世代にも愛され、ドラマ版から映画版へフランチャイズが受け継がれた様に、これからも末長く続いて欲しい!
○最後に、君(トム)への愛情は永遠だ 兄弟
イーサンハンパねぇー!!
待ちに待ったファイナルレコニング、最高でした!!!
前作から2ヶ月後、世界は「それ」に支配されていました。核保有国の核爆弾も「それ」に支配されようとしていたのです。
序盤はイーサンがガブリエルに捕まって、カギはどこだと脅されるが、シアン化合物で自殺しようとして、見事に敵や観客は騙される。
地下に潜って作業をするルーサーは「それ」に対処するためのポイズンを完成させていたが、憎きガブリエルによって横取りされ、爆弾と共にルーサーは犠牲に。
やっと見つけた「それ」の心臓部がある沈没潜水艦の座標。まさかパート1のダンローが座標を知っていたなんて感慨深い。
イーサン単独での深深度潜水により例の十字カギを使って「それ」の心臓を見事に回収。さらに深くまで沈没していく潜水艦からやっとの事で脱出はできたが、確実に一回死んでますよね?気付いたら減圧室にまったりでとりあえず一件落着。
そして最後はガブリエルに横取りされたポイズンと「それ」の心臓を合体させて、エラーを起こして、これもルーサーの作った魔法のランプで「それごと」一瞬で封印するというミッション。
ガブリエルに「それ」の心臓をわざと渡して、ポイズンと合体させる魂胆だったが、ここでキドリッチ率いるMI本体に邪魔される。
逃げるガブリエル、追うイーサン。赤と黄色の古いプロペラ機での攻防戦。ガブリエルが操る黄色のプロペラ機に飛び移ったところで、2〜3秒ぐらい登場します。大木凡人さんです。
プロペラ機が墜落寸前になり、やっとの事でポイズンを奪い、後は合体させるだけのところでガブリエルはパラシュートを使って逃亡…。かと思いきや尾翼にこめかみガツンでそのまま落ちて行きました…。死んだ…か…?
プロペラ機は爆発寸前で一個あったパラシュートを付けてイーサン脱出かと思われたが、パラシュートが燃えてそのまま急降下、地上ではこれまた爆弾のカウントダウンが10秒前、サーバー室では魔法のランプのセットが完了。
あとはイーサンがポイズンと「それ」の心臓を合体させるだけだが…。
今回もギリギリのところで合体完了、魔法のランプで「それ」封印完了!
正直、合体完了させてそのまま落ちて死ぬのかと思いましたが、そんなワケないよな!やっぱイーサンは死ぬワケがないんだよな!!
「それ」に支配された核施設は全てリセットされて核戦争は回避。アメリカの大統領も一安心。
ラストは今回のメンバー全員がトラファルガー広場に集合し、イーサンが魔法のランプを受け取り…各々がアイコンタクトするだけでメンバーは散り散りになって…デン!デン!デンデン!!デン!デン!デンデン!!です。
全体を通してパート1のダンローが出て来て共闘までするとは感慨深かった。また、あの時落としちゃったナイフも再登場したし、ラビットフットが何だったのかも解明するという、まさに今までのMIの集大成でしたね。
MIシリーズ全部観てない人は全部観てから今作を観る事をオススメしますよ。
これでホントに終わっちゃうのかな…。
まだまだハンパねぇーイーサンが観たい!!
さぁ、来週もう一回観に行こう!
M:Iシリーズが大好きだからこそ酷評せざるを得ない‼️
いや、鑑賞料以上の価値はあるよ?
今までの集大成感あるし、ド派手アクションもスゴかった。
だけど、過去作には遠く及ばない贋作みたいだったよ……間違いなくシリーズワースト。以下にその問題点を挙げます。
【導入部雑すぎ問題】
冒頭からなんでいきなりエンティティの脅威が蔓延してんの?突拍子無さすぎでしょうよ。何が蔓延の原因になったのか説明の欠片も無いし、デッドレコニングからの連続性が無さすぎんよ…
いつもの小さい『騙し』からのオープニングに入るあのシークエンス、どこに行ったんだよ!皆あれを期待してんだよ!
【SFパニック問題】
今作は完全にスパイ映画ではなく完全にSFパニック映画になり下がっていた。
シナリオを核戦争に持ってくのも何回煎じられたか分からんし、『あれ?これスカイネットやんけ!』、メンバー揃ってコンゴの洞窟に向かうシーンとか『これ、ワイスピやんけ!』と思ったわ。
特段役割なく皆揃ってぞろぞろと敵地に乗り込んでんじゃねーよ!遠足かよ!!
騙し騙され、化かし化かされ、知略と技術とチームワークを使ってミッションに挑む、まさに『影に生きる』IMFはどこに行ったんだよ!
【AIザコ過ぎ問題】
敵がザコくて強大なAIを敵にしてる感じがせんかったよ。
AIが思うがままにイーサンの行動を操り、仲間と天秤に掛けさせながら追い込んでいく。でも最後は葛藤を抱えながらも彼のイレギュラーな決断・選択によってエンティティを殺す的な展開を望んでたよ。
だが今回はなんだ?エンティティの行動は基本人間の予測通りだし、信者を使ってしか攻撃しないから小物感あるし、変なクリスタルに勝手に収まってくれちゃうし。え?バカなの?かわいいペットなの??
ちょいとヴィランの設定をデカくしすぎたんじゃないかね?マッカリー監督。
『壮大な敵を設定してデッドレコニングまではいい感じに描けたものの、回収しきれませんでした テヘ』感が凄いよ。
レーン、ディヴィアンのがよっぽど魅力的で知能的・カリスマ・悪役感あったよ。
【新メンバーの掘り下げ雑すぎ問題】
パリスあんま役に立ってねえ。
ドガはもっとCIAからの指示と自らの正義の間で揺れる葛藤を持つキャラとして描いてくれるものと期待してたよ!
CIAから極悪スパイであるイーサン捕獲を指示される中、『イーサンはほんとに悪人なんだろうか?』を見極めるために猜疑心すら持って仲間入り→最後は己の判断でCIAではなくイーサンに付く→何なら最後に次世代の新メンバーとして『IMFにようこそ』されるとかさぁ!(これはただの妄想)
『洞窟内ではやることないから残る』じゃねーよ!爆弾解除でも結局やることねぇじゃねえかお前!!ニートかよ!!
【ガブリエルとの因縁未回収問題】
大昔のイーサン、ガブリエル、マリー(謎の女性エージェント)の意味深なシーン何回も流しといてさ、結局イーサンのIMF入るきっかけとなった事件は何だったんだよ?
一切掘り下げることもなくガブリエルあっさり死んじゃったじゃん……重要な伏線回収なのに明かされること無く終わるのやめてくれよ!!
【ルーサーの謎重病問題】
途中からいきなりルーサーの鼻に医療用の管繋がれてたけどあれなに!?
老い先短い重病だからあの選択をしたとでもいいたいの!?説明無さすぎでしょ!
【無理やりファンサ感問題】
北極海?アラスカ?と出てきてまさか……と思ったが、ダンローの再登場は熱かったよ。
……だが、ジャスパーのフェルプスの息子設定、要るか?今作のストーリー上特にその設定使ってなかったろ!とりあえず1作目と紐付けました(ドヤッ)止めろ!!
エリカ大統領なんか誰も求めてねーよ!!…CIAにいながらもキチンとイーサンを認め味方をしてくれるポジションで十分カッコよかったよ。
逆にキトリッジもっと活躍させて欲しかったよ……今作のお前の立ち位置と役割最後までよく分からなかったよ……
ラビットフット、アポストルが実はエンティティ関連だっただぁ??じゃああのラビットフットの鍵何の鍵だったんだよ?アポストルもエンティティ普及の為の組織か何か知らないが、組織の活動に関連なさすぎだよ。取ってつけてんじゃねえ!!レーンのカリスマ感返せよ!!
【総括】
総じて、特にⅢ、ゴースト・プロトコル以降に存在していたシナリオやキャラクターの丁寧な作り込みや描写は『皆無』と言ってよく、その『浅さ』を潜入やスタントシーンの長さで誤魔化しているように感じました。
嗚呼ブラント、イルサ、レーン、ルーサー、アラナ、ジュリア……魅力的なあのキャラ達はどこに行ったんだよ……私は泣きたいね
私はミッション:インポッシブルシリーズが大好きです。
だからこそ言わせてほしい、これがあのM:Iシリーズを締めくくるクオリティというにはあまりにも程遠すぎると。
ここまで良質な映画にまで昇華させてくれたマッカリー監督×トムの組み合わせ自体は変わっていないのに、どうしてこうなった……と落胆せざるを得ないです。
(ハリウッドのストライキとか関係してんのかなぁ…制作期間不足してたのかなぁ…と思うほど前作迄と比べて質がガタ落ちてるよ…知らんけど)
事前にしっかり寝ておく必要がある
今回の作品は、Miシリーズの
集大成だけに完成までに
相当な力を時間も注いできたの
だと感じた。
これまでの全作品の伏線を
この作品ですべて回収したんだから。
この点は本当に素晴らしいと思う。
そのために、毎作品で最後モヤモヤする部分を残してきていたんだから。
しかし、何でもかんでもを
1本に入れているだけに
まるでアクション映画を
2本続けて観た後のように
見終わった後はどっと疲れてしまった。
前半は、潜水艦でのアクション、
後半は飛行機でのアクション。
潜水艦のシーンなんて、
始終くらーい音楽に映像も暗い。
そして、ほっとする間もなく、
すぐにピンチな状況が続く。
観終わって思ったのだが、
何でもかんでも詰め込むのではなく、
最終回を2部作に分けて作れば
よかったのにと思った。
間、間にほっとする場面がないと、
ずっと落ち着かない状態が
3時間近くも続くのだから、
疲れるのは当然だ。
これ4Dのスクリーンで観ている人は、
本当にきついと思う。
閉所恐怖症の人とか、
高所恐怖症の人は、
絶対に酔うと思う。
しかもどちらのシーンも長い…。
このシーンをもう少しコンパクトに
してほっとする場面を間、間に
挟むだけでかなり気持ちの
揺さぶりも入り、
もっと楽しめただろう。
しかも、今回はすべてトム・クルーズが
一人で活躍する場面のオンパレード。
せっかくチームを組んでいるんだから、
それぞれの活躍する場面を
要所要所に作り、みんなで
世界を救えたらチームプレーの良さが
実感できたのに。
暗殺者とか、盗人とか、みんな特技が
あるんだからもっと活躍する姿を
観たかった。
この辺がもったいないと思う。
まー何にせよ、
1996年から30年間、8作品も
作って来たのは凄いね。
さすがのトムも年を取ったなー。
それでも永遠のヒーローは
今でもかっこいい。
合間には、トップガンを
連想するような場面も
たくさん含まれていてよかったです。
期待を裏切らないだろうという期待を裏切らない
先行上映というには大規模すぎる先行上映でTOHOシネマズ立川立飛のIMAXで鑑賞。登場人物も含め一作目からの繋がりや、イーサンの「チームや関わった人物を守りたいがために世界の危機であっても賭けに出てしまう」という行動原理をメタ的に盛り込んだスジに、トムの体を張ったアクションに、映像も編集ももちろん高密度。
役者で嬉しかったのは、Apple TV+の傑作「テッド・ラッソ」のハンナ・ワディンガムが出てきたこと。それと、一作目の彼がああなって出てきたのはシリーズ物の
歴史を感じる喜びでした。
で、シリーズ最終か?という噂もあるが、チームの一部若返りもあり、まだ作ってくれるんじゃないかな、と思った。
鑑賞動機トム・クルーズがシリーズで積み重ねてきたもの10割
過去作全作おさらい終了の上で、いざ先行上映へ。冒頭のメッセージを「私」へのものと、妄想すると、テンション上がるのでよし。
うーん、長さを感じない面白さではあったのだけれど、こんなの死んじゃう死んじゃう死んじゃうって。
ちゃんとおさらいしておくと、ご褒美あり。
キャスト見ればわかるけど、ダンローさん!
とナイフ!
息子だとおっ?!
即席でもすごくいいチーム感を出すね。
気胸の応急処置で、胸にペン突き刺して空気抜くのは何で観たんだったかなあ。
アンジェラ・バセットは前はCIAの長官だったよね。いつから大統領だったっけ(おさらいした意味が…)。
細かいところでは、それでいいのか、と思うところもあるけど、まあいいか。
「SNSの見過ぎ」に笑った。
てにあせにぎる
ミッションインポッシブル
ファイナル・デコニング
ドルビーシネマにて鑑賞してまいりました。
前作、デッド・レコニングの続きなんで
Netflixで再度前作見てから鑑賞したです。
1作目から出演している
ルーサーがいなくなるなんて悲しかった。
集大成て言われてるけど生き残って
ほしかったなぁ。
あと、なんでルーサーは病院に居たんだ。
説明てあったけ?
何か記憶飛んでるなぁ。
まあ、もう一回吹き替え版で鑑賞する
時に確認しよう。
イーサンは今回もすげえなあ。
もうね、潜水艦のシーン、飛行機のシーン
は、てにあせにぎるてのが合う。
緊張感、バリバリで凄かった。
実際、イーサンがなんとかするてのは
わかってるんだけど見せ方は流石に上手い。
あと、今回のチームもイイね。
ベンジー、グレース、パリに加えてまさかの
ドガだよ。最後の核解体チームでは
ドガ活躍してたもんな。
しかし、ミッションインポッシブルの1作目の
キャラクターがこうも関わるとはシリーズを
見てきた身としてはあああぁ〜としか言いようが
ないですよ。
ダンローまさかのあなたですか!
しかも、いいは人やん。
奥様もいい!
最後、助かって良かった。
3時間近くの尺はありましたが潜水艦のシーン
は閉鎖感、孤独感があって好きなんだが
ちょっと長かったかな。
あと、ダンローの家にいたのがロシア側てのも
説明不足だし合鍵だと〜なんなんや思ったよ。
また、吹き替え版見ると理解が深まりそうだから
早めに行こうと思うです。
あ、ガブリエル
嫌な奴だなあ
マジ、あのやられ方で似合ってるわ。
本当にこれで終わるの?
シリーズ集大成と銘打たれた今作
シリーズのファンと言ってもMI3以降の作品しか好きではないのだが、
シリーズのラストを飾る作品なのでてんこ盛りなのだろうと期待して行った。
まず感想としてはてんこ盛りではあったのだが中身が空っぽ過ぎた笑
映画の尺は3時間弱あるのだが、正直2時間未満で収めれる内容の薄さだった。
トムがハチャメチャしてる所を楽しみに見てはいるが、
今回は最後だからか少しアクションを見せすぎて間がかなり長く感じてしまい没入感がなくなってしまった様に感じる。
アクション自体は確かに凄いのだがもう少しスッキリさせた方が見やすかった。
ストーリーもエンティティとの頭脳戦になるのかと思いきや、ガブリエルとの頭脳戦でエンティティは核コードを入手するのに忙しい為に全く出てこない。
デッドレコニングであれだけ未来予知じみた予測でイーサン達を苦しめたのに、
今回は全くといっていいほど何もしてこない。
エンティティに見限られたガブリエルがエンティティの指示なしにエンティティみたいな未来予知でイーサンを追い詰めるので、
実質ガブリエルがもうエンティティと化していた。
設定やキャラクターとしてエンティティを全く活かしきれていないのにがっかりで、
エンティティを欺き倒すのかと思いきや、
ルーサーが作った毒と檻というマジックアイテムでハメて倒すという何とも言えない倒し方でエンティティの末路も結局分からずじまい。
この2部作のメインヴィランのはずが、
ただイーサンとガブリエルが取り合うだけのおもちゃと化していた。
しかしながら最もがっかりな点はキャラクターの扱いで、
シリーズ皆勤のルーサーをイルサと同じような流れで殺してしまった事。
ガブリエルの死に方、決着の付け方があまりにもショボい事。
(未来予知じみた事をしてきたガブリエルが最後にあっけなく死ぬところを見せたかったのか?)
デッドレコニングでとても良いキャラになりそうだったから生き残らせたハズのパリスが
ほとんど見せ場もなかった事。
恐らくトムのお気に入りのグレッグターザンデービス演じるドガも只の木偶の坊でこれといった活躍も無かった事。
グレイスはスリのスキルをまさか目押しに使う為だけのキャラクターだったのかと思わせる程で、正直あんなに濃密な関係を築いたイルサを殺して代わる程のキャラクターとは思えなかった。(これに関してはレベッカ・ファーガソンのスケジュール都合なので仕方ないのだが)
唯一の救いはベンジーが死ななかった事くらい。
今回の映画は輪にかけてイーサン中心の構成だったせいか、どのキャラもただの舞台装置でしかない感じで生きている感じが全くなかった。
過去作の設定を上手くねじ込んできたのは良かったが、お世辞にも褒められた映画ではない。
とはいえ映像やアクションは見てる分には面白いので星3が妥当かなと思う。
ミッションインポッシブルもホントにおしまいなのかな?
なんだか続きそうな終わり方だったけど。
ローグ・ネイション並みの完成度の高い作品が後1作でもあったらと思うと口惜しいが、
エンタメ映画界に燦然と輝くこのシリーズには毎回楽しませてもらっていたので感謝したいと思う。
しゃべりすぎ。中盤までアクション映画でも何でもない
ショック。過去作と同じく楽しめれば、トムに「ありがとう」と「おつかれさま」を心の中で言おうと思ったのに。
とにかく中盤まで説明的なセリフが多すぎ。ナレーションも多すぎ。なのに、イーサンたちが何をやろうとしているのか全然伝わらなくてモヤモヤ。
そのセリフのせいで意味なく長尺映画に。
潜水艦に侵入するシーンまでのアクションは小競り合いレベル。B級アクション映画かと思った。
その潜水艦のくだりと、飛行機の空中戦はさすがだと思ったけど、それまでのグダグダをカバーするまでには至らず。
ちなみにジムの息子を持ち出して和解したのは、第一作で、ドラマ版の流れを無視したチーム全滅、ジムを悪役という禁じ手をした贖罪なのか?
本当にいいシリーズだった!トムもありがとう!
デッドレコニング公開からずっと楽しみにしていた今作がやっと公開!!!!
公開初日にIMAXで見に行かない選択肢とかないでしょ!!!
先行上映が決定して発狂し、先行上映初日にIMAXで観てきましたよ!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜鑑賞後〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
えー面白いなぁー!!
最高すぎてキレそう💢。
飛行機のシーンは本当にハラハラした。まじで。
ミッションインポッシブルを、観続け、応援してくれてありがとう!というトムからの集大成お祭りムービー。
アクションをやりたい見せたい、3時間の中にその思いがぎゅっと詰め込まれていて、その画を見ているだけで今までのシリーズが思い起こされて涙が溢れてくる。
展開早っ!とかもうどうでも良いくらい、トムが映画体験をずっと大事にしてくれているその熱い思いが伝わってくるから、ありがとうの気持ちでいっぱいになる。
冒頭の今までのダイジェストのシーンから結構グッときてたんですが同じ人いますか?
前作でも描かれていたように、「これまでの選択が今の結果を導いている」というテーマがしっかりと回収されていて、非常に印象的でした。
予告編を観た時から、3作目に登場した「ラビット・フット」が一瞬だけ映っていたので、エンティティの正体については予想が当たっていたのですが、それはさておき…。
これまで基本的に1話完結型だったこのシリーズで、過去の出来事に触れる展開はワクワクが止まりませんでした。
それ以上に感動したのは、1作目でNOCリストを奪う際に登場し、その後アラスカ送りにされた技術官のおじさんが再登場したシーンです。
彼もまた、イーサンの選択によって運命を変えられた人物ですが、あらゆる重圧に耐える今作のイーサンに、「選択には悪いことばかりではない」と気づかせる、素晴らしい場面だったのではないでしょうか。
そしてもう一人、イーサンを追っていたブリッグスの正体が明かされたときには、「うわー!!」と心の中で叫びました。
こうした要素が随所にちりばめられていたおかげで、「今作がこれまでの選択の積み重ねによって成り立っている」ということがよく分かる構成になっていたと思います。流石ですね!
アクションについては、もはや言うまでもなく。
大画面でトムの無茶を観るだけでも楽しくて仕方がない。
最初に言った通り、今まで観た映画の中でもトップクラスにスリルあったと思います!で、なんでスリルえぐいのかなって思った時に、IMAXで見たからってのもあるんですけど、1番の理由はやっぱり今作が最終作になるかもしれなくて、イーサンが死ぬという可能性があったからなんじゃないかなーって思いました。
なのでそこは「ファイナル」っていうのを最大限活かせてたなーって思います。
特に、ガブリエルの乗る飛行機に乗り移るシーンでは、つかんだ瞬間に追いかけるために使った飛行機がバラバラになって落ちていく描写に肝を冷やしました。
ちなみに、ガブリエルの最後の描写がちょっとギャグっぽく見えてしまったのは何だったんでしょうねw
そのシーンは思わず「え?」と声を出してしまいましたw
予告とか観ても誰かが犠牲になりそうだなーと思いましたが、案の定ルーサー😿よりによってルーサーかよって思いました。
ゴリゴリの大男なのに、超優秀なハッカーというギャップがたまんないっすよね!エンティティを仕留めるほどの技術を持つ、まさに“漢”でカッコよかったです。
気になった点として、強いて言うなら駆け足気味だったところでしょうか。説明パートではやや情報が詰め込まれていて、少し置いてけぼりになりそうになりました。
2度目の鑑賞では、もっとスムーズに理解できそうな気がします。
そして、最も気になったのは「本作がシリーズ最後なのかどうか」です。
“集大成”とは言われていましたが、ラストからはあまり「これで終わり」という感じは受けませんでした。
年齢的に厳しいかもしれませんが、もしトムにまだやる気があるなら、ぜひ続編を観たいです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜裏話〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日一緒に見に行った人はセスナ機のスタントアクションのシーンが始まる直前で寝てたんですが、自分はセスナ機が登場したところで、心の中で「キターーー!!🤩」とテンションめっちゃ上がりました。で、その人をとりあえずほっといてたら、アクションがマジでエグくて、「これは見ないと人生10割損する!」と思って途中で起こしましたw
映画館の売店に、今作と前作で出てくる組み合わせ型の十字の鍵が売っていました。
それが目に入った瞬間、欲しい!と思い、値札を見ると、なんと3500円。マジで欲しかったんですが、今お金があまりないので買えませんでした…。
もうこれで終わってもいいんじゃ?
先行上映観に行きました。まずは感想ですが、169分はやはりめちゃ長かったのと、もうこのシリーズはこれで終わりでもいいんじゃ?って感じました。もちろん全く面白くないってことではなくてトム・クルーズがアクションをこなさず、それこそチームリーダーとして、若手に色々指示していくという展開ならまだまだできるとは思いますが。
っていうのも、演出の隅々に「これがラスト」感の演出が目立ったんです。かつてのリーダーだった人の息子が出たり、真っ白な部屋で天井からワイアーで吊るされて、パソコンの中身を盗むシーンででてくる眼鏡の兄さんが出てきたり(笑)過去の名シーンが回顧シーンとして出てきたり。「あの人」が死んだり←ネタバレ(笑)
正直言えば、アクションシーンがやたら多く、しかも「ありえない」シーンが多いのも減点の対象かも。ありえないシーンは1回か2回でいいんです。最初に書いたように、還暦超えのトムには、もう少し落ち着いたアクションでもいいと思うのですが。
ありがとう、トム・クルーズ
今日は天気が悪いので、M:I最終回を観に行った。
思い起こせば、若い頃から続いた映画の続編で、まともに残っていたのはこれだけだったかも。スターウォーズは最初の三作で終わっておけば良いものを、儲けに走ってしまい今や何かわからない状態に。ターミネーターもそんな感じ。ゴーストバスターズやホームアローン、メンインブラックなんかもギリギリ保って終わったというかまだ引き延ばしていると言うべきか。バックトゥザフューチャーは、まともな三部作で綺麗に終わった稀有な作品だったが、マイケル・J・フォックスの健康状態があったからかも。そういう意味では、主役の世代を超えて成り立たせたスタートレックは未だに続いているのかしら。
今回、M:Iの最終回後編は前編が凄すぎて評価点としては0.5下げざるを得ない感じだけど、全編を通してのエンタメとしての作り、見せ方には安心感があり、アクションと特撮のバランス感覚にも好感が持てたシリーズだった。その上で、後編としての惜しかったところは、北極海の深海から裸で浮上して助かるヒーローなら、複葉機はリアルアクションで手間取らずに瞬時に飛び移って欲しかった。又、本シリーズで原子爆弾が出まくるのもやや食傷気味になったかな。最後のエンドロールであの曲を流すなら、最後はやはり導火線の絵が出て欲しかったぞ(笑)
長い間ありがとう、トムクルーズ。そして、ピーター・グレイブス。
これがイーサンハントの真骨頂となるか
ミッションシリーズもおそらく最終巻となる今作。トムクはまいど陸海空と挑戦挑戦挑戦としてきたがさらに今回は海底での潜水探索とプロペラ機のによる上空戦が見どころ。規模的にもこれまで国々どうしで世界の終わりではあったが、今回は全世界的が標的。端的には人工知能エンティティは人類滅亡を判断し、フランスや中国、ロシア、アメリカといった核兵器を持つ国の通信を制御することで実質的に武力を抑え、AI自身がノアの方舟と言われる電波が遮断された安全な場所へ移動したあと各国の核兵器を発射し人類滅亡させようとする。前作デットレコニングの敵であったガブリエルはそのAIを自身のものにしようと引き続き暗躍。イーサンは大統領らに今回のエンティティの阻止について、AIの予測外の行動をするため、悟られないよう真相を開示しないで協力要請。まずはエンティティのものととなる沈んだ潜水艦からデータを取る任務。ロシアとの戦線となる海上から海底、水圧のリスクと仲間の探索からなんとか帰還。次いでガブリエルが待つノアの方舟へ。イーサンの長年の仲間ルーサーが作ったUSB型の対エンティティウイルスをガブリエルから取り返し、同時にノアの方舟へ移動するエンティティを取るベンジー部隊。今作の見どころプロペラ機の空中戦は見応えがあり、わかってはいるけどあぶねーと思わせる良い映像でした。フォールアウトのラストを彷彿とさせるタイムリミット型のラストでした。
個人的に少し見てみたかったのは、もう少しこれまでのキャラが出演して欲しかったです。できれば各回のゲストエージェントキャラを。イルサさんをみたかった。過去キャラは出なくはないですが、思い入れ的には少し薄かったですかね。
上映時間の長さを忘れさせるようなアクション活劇を堪能できる
軍事システムへのコンピューター・ウィルスの侵入や、沈没した潜水艦の位置の特定などに関しては、突っ込みどころが満載なのだが、前作からの流れで「そういうもの」と割り切ったせいか、壮大なホラ話を存分に楽しむことができた。
これまでのシリーズのダイジェスト版みたいな映像だけでなく、1作目に登場した2人の人物との因縁や、3作目に出てきた「マクガフィン」の正体が明らかになるなど、ファンに対するサービスぶりも嬉しくなる。
今回は、単独で行動するイーサンと、ベンジーが率いるチームとが、別々に活躍する場面が多いのだが、作戦の段取りに関する説明の場面で、空母打撃群の司令官に対するイーサンの説明と、チームメンバーに対するベンジーの説明が同時並行で描かれるところなどは、小気味良いテンポを生み出していて面白い。
こうした同時並行の描写は、アクション・シーンにも活かされていて、潜水艦内でのイーサンの死闘とSOSUS基地でのチームの乱戦にしても、複葉機でのイーサンの活劇と「倉庫」内でのチームの奮闘にしても、畳み掛けるような手に汗握る展開を楽しめる。
その一方で、海底をゴロゴロと転がりながら深淵へと沈み行く潜水艦から、イーサンが「それ」のソース・コードを奪取するシークエンスでは、台詞のないアクションだけのシーンがじっくりと描かれていて、作劇上の「メリハリ」を感じることもできた。
前作では、手癖が悪くて、余り好感が持てなかったヒロインにしても、最後に、その特技を活かした見せ場が用意されていて、「そういうことか」と納得することができた。
今回は、1作目からチームを支えてきたルーサーとの別れも大きなポイントになっているのだが、これについては、意外とあっさりとしていて物足りないし、彼が残したメッセーも、人生訓のような小難しい文言が頭に入って来なかったので、もっとルーサーらしい気さくな内容にできなかったものかと、少し残念に思ってしまった。
一方、ラストでの、ある人物との握手のシーンでは、1作目で、テレビ・シリーズの主人公だったフェルプスを「黒幕」にしたことに大ブーイングが起きたことが思い出されて、思わず胸が熱くなってしまった。
ところで、イーサンたちは、「それ」を抹殺するために苦労していたはずなのに、いつの間にか、「それ」を封印することが目的になっていたのは、どういうことだろう?
もし、これが、次回作に向けた伏線になるのだとしたら、それは、それで、楽しみではあるのだが・・・
【”陰に生き陰に死す崇高なるチームが世界の破滅を狙う”それ”から人類を守る!”今作でもトム・クルーズが魅せる信じ難き危険な生身の物凄いアクションと、ラストに訪れるカタルシスが凄き作品である。】
<Caution!内容に触れている事と、正式公開前なので、鑑賞後にお読みください。>
■前作では、ロシアの次世代潜水艦であるセヴァストポリは推測航法(デッドレコニング)による新しい航行システムの為に高度なAIシステムを搭載し、試験運用の航海に出たが、新型AIは潜航中に暴走して乗組員たちを撹乱し、自らが発射した魚雷をUターンさせることで自爆して乗組員全員が死亡したシーンと、その後、2つの鍵を組み合わせると十字架型になる特殊な鍵の意味合いである、鍵が自我を持ったAI:エンティティのソースコードであり、エンティティがそれを取り戻すために、ガブリエル(イーサイ・モラレル)というイーサン・ハント(トム・クルーズ)の旧敵を手足として使っている、と言う事が明示され終わった。
今作では、イーサン・ハントや、ルーサー(ヴィング・レイムス)、ベンジー(サイモン・ペッグ)等常連と共に、前作から加わった掏りの名人グレース(ヘイリー・アトウェル)や、元ガブリエルの手下であるパリス(ポム・クレメンティス)などが、新たにチームに加わるのだが、特に嬉しかったのはこのシリーズの初作の名シーンで、イーサン・ハントに機密を奪われたウィリアム・ダンロー(ロルフ・サクソン)が登場した事である。
◆感想
・序盤は、前作を観ているにもかかわらず、思い出すのに少し時間がかかり、若干焦るが徐々に思い出し、その後は問題なく鑑賞する。
・今作は序盤は結構地味に展開する。いつものアクションは控え気味に、自我を持ったAI:エンティティに自覚無くコントロールされるガブリエルが仕掛けた事などが描かれる。
・だが、イーサン・ハントが氷海に沈むセヴァストポリに潜水服で潜入し、エンティティのソースコードの装置を取り出すシーンなどは、ハラハラしたなあ。低体温症になったイーサンが海中で気を失った所に現れた、息を吹き込んでくれた人・・。
■更には、ガブリエルがレーダーに捕まらないように旧式の小型の黄色いセスナ機で逃げる後に従う赤いセスナ機をイーサン・ハントが乗っ取り、その機体でガブリエルを追い、更にガブリエルの機体に飛び移り、彼の首から下げたAIシステムのコントローラーを奪うシーンは、シリーズの中でも新たなるアクションの名シーンである事に異論を挟む人はいないであろう。トム・クルーズが魅せる信じ難き危険な生身の物凄いアクションには、ムネアツな気持ちになる。
そして、イーサン・ハントは無事に、コントローラーにソースコード装置を装着するのである。
・更にはエリカ・スローン米国大統領(アンジェラ・バセット)が、次々にAI:エンティティに核保有国のシステムが乗っ取られて行く様を観て、AI:エンティティの核攻撃を防ぐために敢えて騙された振りをして各国及び自国にも最小限の攻撃を加える寸前に、ボタンを押すのを止めイーサン・ハントに全てを託し、全システムをシャットダウンさせる聡明さと胆力には思わず”愚かしき現大統領と交代してくれないかな・・。”と思ってしまった程である。
・そして、ルーサーが命懸けで作ったAI:エンティティを閉じこめる五次元装置と、ベンジーが気胸になりながらも、掏りの名人グレースに0.1秒の”タイミング”を指示するシーンはハラハラであるが、見事に成功したシーンは心の中で喝采したモノである。
<ラスト、全てのミッションを終えたイーサン・ハントにCIA長官のキトリッジ(ヘンリー・ツェーニー)が歩み寄り、その後常にイーサンを敵視していた政府諜報機関のジェスパー(ショー・ウィガム)が銃を向けて歩み寄った時には”嗚呼、用済みか・・。”と一瞬思ったら、彼は銃を逆に向け固い握手をイーサンと二度交わし、抱き合う姿を見た時には、”このシリーズを観て来て、本当に良かった。”とアツい気持ちになってしまったと共に、久しぶりにカタルシスが訪れたのである。
今作は、IMFチームの深い絆と、トム・クルーズが魅せる信じ難き危険な生身の物凄いアクションと、ラストに訪れるカタルシスが凄き作品なのである。>
全260件中、221~240件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
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