ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニングのレビュー・感想・評価
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「一秒」の判断が、すべてを変える。
トム・クルーズの秒単位の判断、命がけの動きをみて、飲食もまた、瞬間の判断で客の満足を左右する現場だなと改めて感じた。
誰にも見えない“裏側”でギリギリの勝負をしてるやつらには、この映画、グッとくる。
それにしてもトム・クルーズ、とても還暦を超えた人間に見えない。
やっぱりトムクルーズわかってるよね
観終えたあとの爽快感はまさに混じりっ気なし!
このシリーズは今でいうところの第1作目しか観ていなかったが、本作はいよいよ最終作ということで劇場にて鑑賞。
ちなみに第1作目を観に行った理由としては特にトム・クルーズが好きだったりスパイ映画が好きだったりしたわけではなく、監督がブライアン・デ・パルマだったからと記憶している。当時ももちろんハラハラドキドキ楽しんで観たのだが、その後M:I-2が発表になった時に、なんだシリーズものか、と何となく冷めた気持ちになり本シリーズとはそれっきり疎遠に。
しかし本シリーズを約30年振りに観て、大後悔。これは面白い!何で毎回新作を観続けなかったのか!!
思いきって劇場の前から2列目に座った効果もあるが、テーマパークでのハードアトラクションよろしくとにかく大迫力。
オープニングからややあって本作テーマ曲が流れた時には、いきなりだが感極まって思わず泣いていた。
その後もテンポ良くどんどんストーリーは展開していき、次から次へと迫り来る本当に絶対に不可能な任務に挑んでいくイーサンとそのチームの姿は、まさに後光が差すほど神々しく映る。
そしてまたエンディングでの本作テーマ曲に再び涙。まさかまさかの大感動。
ど派手なアクションだけでなく、笑いがあったり胸が熱くなる絆もある。第1作目を踏襲した「30年前にすれ違った男」の登場もノスタルジックで良い。本シリーズの特徴なのか女性の活躍が大きくクローズアップされているのも、観ていて実に清々しい。観終えた後の爽快感はまさに混じりっ気なし。
第1作目以外の予備知識なしで観たため、第7作目を飛ばしてしまったのは少々痛かったかもしれないが、劇場でとはいかないだろうが配信でもまずは第7作目を観てその後第2~6作目を観てみよう。
これは余談だが「F1」を観たあと本作を観て思ったこと。比べるべきではないのだが、どうしても意識してしまう。個人的にはプラピよりも断然トム・クルーズだ。
エクストリームトムクルーズ映画の真打ち
いち若手俳優で大人気、しかも演技派にもなり、
ついにこのシリーズからセルフプロデュース
大スターとの共演作はアカデミー賞名作揃いだ
しかしトムはそこから飛び出して
本心から自分が作りたい世界を探求して
見たことがない映画のアクションを作る存在に
アニメやCGに頼らず、
実写活動大写真の
キートン・マックイーン・ベルモンド・ジャッキー
に連なり、しかも更新した
その試行錯誤の積み重ねも手伝い、
トップガンの続編をかつてない名作にしてしまった
おはなしはシンプル
アクションは工夫を凝らし
撮影は緻密かつ厳重なアトラクション
いちげんさまでも楽しめる
今回はシリーズ総決算的大感謝祭
ファイナルだから
これまでのミッションヒストリーのダイジェストありで
朝ドラ大河の最終回よろしく
一応流してみているうちに
タメにタメて、ギリギリギリギリ
前作レコニングは、超絶オンパレードでしたが
今作は、野球でいえば後半戦から俄然盛り上がる!
それまでにトイレ行っておけよ、と言わんばかりに
トムもそうだけど、コロナ禍や俳優ストを乗り越えても、かつこのインポッシブルな決死スタント撮影スタッフ裏方の苦労を労おう
映画バンザイ人間バンザイ
AIなんかにまだまだ渡せない
流石にファンタジーすぎ+テンポ悪い
なんで普通に泳いで浮上できたのか、、、
作戦の意味なんだったのかってくらいテキトー
もちろん、この年齢になってまであれだけのアクションを映画のためにやってくれるトムクルーズはすごいし特大リスペクトしています。。
ただ、純粋な映画のクオリティでいくと
エンティティによる公開ネタバレとアクションのための脚本、普通に泳いでくる部分で冷めるなど
3時間の尺でグダグダであんまりでした。
上下で分けて6時間近く見せたのに、悪役(ガブリエル)との関係や今までの伏線などを説明するわけでもなく、普通にあっけなく終わるし、尺の割に知りたい部分は端折られてました。
パラシュートがないって話はなんだった????
シリーズは全部見ましたが、まとまりの悪さ故に下の方になってしまいますね。
トム・クルーズとハリウッドに感謝
途中でそれは無理とおもったが
途中で、そんなの無理でしょうーって突っ込みたくなりはしたが、イーサンが死んだら話にならないので良しとしよう。潜水艦が舞台ってのが重々しく、そんな深海に一人で挑むイーサンに見ているこちらまで緊張して、(まだ、映画終わらないのかなー)と思ったぐらい息苦しくなった。飛行機の飛び乗りのシーンもお見事でした。そりゃ、トムの顔をみれば老けてるから、もう、これ以上は無理と思うが、ここまで完璧にシリーズで映画を終えて、次のトム・クルーズ60代は、どんな映画にでるのだろうか。
二枚目でアクション派でーそれがどんなエンタメを作るのか期待でもあり心配でもある。
とにかく、トム・クルーズさん有り難うございました。感服つかまつりました。
集大成?
相変わらずアクションは凄いが・・・
この大作に限りない賛辞を贈ると同時に、半端なき喪失感にどう立ち向かおうか。
シリーズの総括。
始まりの『ミッション・インポッシブル』からの小ネタが膨らみ、『M:I:Ⅲ』の、あのエピソードをこう使うか!!!
(鳩は出てこなかったな。あ、でも、炎まみれや、敵ボスが過去の因縁相手と言うのは『M:I-2』のオマージュ?)
ついでに、『トップガン』(空母)まで取り入れちゃって、私はホクホク、ニタニタ、ハイテンション!
「人生は選択の連続」
最初は、「あの時の、お前の選択で、今の危機がある」と、さんざ煽っておいて、他のシーンでは、「否、貴方のおかげで不運な運命と思ったら、そのおかげで最高のものを手に入れた」と、感謝のエピソードもあり。イーサンに思いっきり肩入れしている身には、心がぎゅっと苦しくなったり、うるっと来たり、気持ちもジェットコースタームービー。
そして、ある人物のもう一つの選択。
イーサンたちが、危機回避に奔走しているのはいつもの通りだが、それを信じ切れずに行動に出たら、イーサンたちの努力も水の泡。その見事な選択に狂喜乱舞してしまった!
物語は、多少、都合の良い展開で進むのはご愛敬。
『フォールアウト』での因縁のある元CIA長官が、USA大統領になっているので、イーサンの実力・人柄は旧知。便宜を図ってくれる。その為、空母でも潜水艦でも、悶着なく、協力が得られる。
そう、あの時のあの選択で、人の信頼を得て、事を為していく。勿論、誤解している面々もいるけれど…。でも…。
コメディ感は少なめ。
ここは笑わそうとしているのに違いない、と思える箇所は幾つもある。「ゲーム台」とか。ここで北極海に飛び込んでどうするんだとか。気胸治療場面とか。でも「はは」ぐらいは笑えるのだけれど、映画全体に流れる雰囲気に巻き込まれて、いつものように笑えない…。
昨今、現実的になってきたAIの脅威。
それも、怖かったが、もう一つの脅威・狂信者たち。あんなところに、こんなところに、潜んでいたアサシンが…。
いつもの軽さ、爽快感も少なめ。
その代わり、しっとり、じーんとルーサーが〆てくれ、泣き出したい思いに揺さぶられ、温かな気持ちに包まれて終わる。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
いつもなら、トム様大絶賛の言葉が並ぶ。
勿論、この映画でも、並べ立てたい。因縁あるガブリエル相手に、でもその気持ちを抑えて、世界危機回避のために奔走する。その過程で、大切な人を亡くし(ネタバレ回避)、その喪失感から気持ちも沈みながらも(大統領からの言葉に胸をぎゅっとつかまれ)、とにかく奔走する。心が弱っているから、いつもより、一つ一つの行動も、身に沁みる。冷たくたって、元気パワーで跳ね返しているみたいなそぶりはなく、打撃を受ける。そんな、いつもと違って、アドレナリン全開ハイテンションではなく、心の痛みを引きずっている様が、愛おしい。抱きしめたくなってしまう。
という演技だけではなく、勿論、アクションも半端ない。
潜水艦。これまでは、如何に侵入するのが大変かというアクションが多かったような気がするが、侵入した場所からの脱出の方が今回は難しい。素人目には「ありえないでしょ」という演出もあるが(決行前の危険度を煽る前振り何だったの)、絵が美しく、満足。
複葉機。命綱つけていたのか?機から機へ飛び移るのって…。小さなパラシュート仕込んでいたのか?ブルジュ・ハリファも軍用輸送機もヘイロージャンプもヘリコプターのらせん降下もバイクでのジャンプ他諸々、危険なスタントは数々あったが、その中でも、このシーンが肝が冷えた。(あ、『ゴーストプロトコル』での、部屋へのジャンプを失敗したシーンも肝が冷えたが)
だが、それよりも、今回感嘆したのは、ストーリー構成。
元々、アクションが目玉のシリーズだが、ことに『ローグネイション』~『デッドレコニング』は、先にアクションがあって、そのアクションをどうつなぐかという脚本のように感じていた。『ローグネイション』の冒頭アクションなんて、話に収まり切れなかったから、ここに持ってきましたみたいな。他のアクションも、その設定、そこまでする?こじつけみたいな面もあったような。でも、とにかく、目見張るシーンで、なかったら、〇〇のない珈琲みたいだけれど。
けれど、この作品は、最初にストーリーがあって、そこにこんなシーン入れたらどうかと言うような自然な構成になっては、いる(ここまでするかとか、ご都合主義的な展開ありと言うのは置いておいて)。脚本は監督とジェンドレセン氏が書いていらっしゃるが、それを膨らませる時に、皆でアイディアを出し合ったのだろうなと思う。そして、それを実現するべく段取りを組む人々。
そして、役者。
今までのアクションは、トム様一人でやっている印象が強かった。『フォールアウト』ではカビル氏がイーサンと一緒にヘイロージャンプやヘリコプターの操縦もやっているように見えるけれど、スタントが行っているシーンとカビル氏が行っているように見えるシーンとのつなぎ合わせが見て取れる。だが、モラレス氏は、前作では列車の上でバトルを繰り広げているし、今作では複葉機の中でバトルしている。どう撮ったのだろう?モラレス氏もスタントしたのかな?モラレス氏とトム様同い年。役柄は、すました感じの悪と、下卑た悪を混然とさせる役で、怖さでは『M:I:Ⅲ』のホフマン氏に軍配が上がり、不気味さでは『ローグネイション』『フォールアウト』のハリス氏に軍配が上がるが、すごい役者無駄遣いの多いこのシリーズの中では印象的な敵キャラ。もう少し攻防を観たかったな。
他には、前作では他人は使い捨てと思っていたグレースが、子犬のようにイーサンに絡む変化が、その生き様に涙する(つい、イルサの格好良さと比較して、「チッ」と思っちゃうけれど。う~ん、やきもち・やきもち)。
パリスは、イーサンに助けられて、ベンジーにも仲間扱いされて、どう振舞ったらよいのかと迷いながら行動している姿がかわいい。
ダンローは『ミッションインポッシブル』よりダンディーになっていて(笑)。初め判らなかった。奥様のタピーサが、”師匠”と仰ぎたくなるほど格好良い。
ルーサーはちょっとやせた?前作では「”それ”の攻略のために潜る」と言っていたのに、その潜伏先の仕様・姿は?でも、相変わらず、イーサンの心の支え。私の心にも響く。こんな風なメンターがいたら頑張れるなあ。
ベンジーは頼もしくなり。憧れの人にあった時のミーハーぶりがいい。フランス語にも堪能なのが、ちょっと意外。ゴメン、ベンジーm(__)m。
そして、キトリッジはキトリッジだった(笑)。
ブリッグスはちょっとこじつけ?『デッドレコニング』で触っておいてくれたら、設定活きたのに。
ドガとリチャーズは、どうしても『マーベリック』を引きずってしまう…。
女性大統領とか、ニーリー海軍少将とか、今回は女性の活躍が多い。イーサンや大統領をあのシーンで助けるのも女性だし、「サー、ご武運を」と声をかけるのも女性(ここ、『ジャック・リーチャー』ぽかった)。
そして、モブシーンには中国系が多いのはスポンサーの意向か。人種的にも気を使って役者を配置したのかな?
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
映画は、新しいチームを予感させるようにして終わる。
ブリッグスも入ったら、最初?オリジナルに戻る感じになるのに。
かっては、映画ごとに監督とチームが変わっていた。
元々、ルーサーは犯罪者で、IMFの職員ではない。けれど、『ミッションインポッシブル』でイーサンにリクルートされ、『M:I-2』『M:I:Ⅲ』では、イーサンの友達として関わったのではなかったか。
そんなスタイルに戻るのだろうか。
とはいえ、失ったものが大きすぎて。
パリスが刺されても生きていたんだから、イルサもと願ってしまう。
そして、あの方だって…。
ブラントは、IMFの長官としてでも、カメオ出演してくれないかな。
唯一無二のメンバーたちに会いたい。
そんな風に続編を期待してしまう。
半面、手放しで乞う!と言う感じにもなれない。
複葉機のスタント、本当に怖かった。トム様が死んでしまうのではないかと。
保険会社から断られたって、そりゃそうだと言うほどのクレージーさ。
特別映像で、命綱を始め、ああ、ああやって撮ったのかというのは判ったけれど。
トム様のスタントもすごいが、それを支える方がた、映像に収める方がた、機材を開発される方がたがいらっしゃって成せる業だと、すべての方に感謝したいけれど。
命綱があったって、絡んで死に至ることだってあるし。
もし、続編が作られるのなら、これ以上のアクションを為さるのかと思うと、もう、これで打ち止めでもいいと思ってしまう。
トム様の演技だけでも、最高なのだから。
この映画を成し遂げたトム様はじめ皆様に感謝申し上げるとともに、
ご無事をお祈りではなく、切に乞いたくなりました。
トム様はそこにいて下さるだけで、元気をいただけるのだから。
印象:興奮・ドキドキ→驚く・泣ける・悲しい→興奮・ドキドキ・驚く→癒される
三つでは足りない。
IMAXレーザー字幕にて鑑賞
(言葉は、思い出し引用。間違っていたらごめんなさい)
2025/8/4追記。
やるとは聞いてた
数分間セリフなしでも見ていられるのはトムだから
トムは最高!
トム・クルーズの史上最高のアクション
トムクルーズのスタント集大成の映画だった。
シナリオ的にも集大成で過去散々上司に言われて来た「命令違反の勝手な行動」の結果によって起こる最悪な事態。
過去作を追ってる人ほど楽しめるようになっていた。
アクションは過去一濃かったと思う。
量より質で勝負した様な感じだった。
車、バイク、列車でのアクション、ビルを登ったり落ちたりと様々なスタントをこなして来たトムの最高到達点と言って良い、深海と空中でのアクション。
素晴らしかった。トムが俳優として培って来たスキルをフル活用したスタントで、トム以外の人に出来るはずのない前人未到のアクションに仕上がっていたと思う。
ストーリーのテンポが早く、過去作の伏線はある程度話の中で説明されるが初見だと中々難しいと思う。
可能なら前作と3は鑑賞をオススメします。
トム以外の俳優陣も素晴らしかった。
特にみんな大好きベンジー演じるサイモン・ペッグは、今作もう1人の主人公と言っても良い程味のある立ち位置にいた。あの緊迫したシーンで観客を笑わせるのは彼しかいないのでは?
最後に駄作
あまり好きではないのだが・・・
個人的にピーター・グレーブスのテレビシリーズ、「スパイ大作戦」の「IMFは直接敵に手を下さない」「知的でスマートなシリーズ」が好みなのだが、今回は過去の伏線回収という意味ではよくできていると思う。
映画という都合上、どうしても(トム・クルーズだし)、アクションがメインになってしまうのは、致し方なしという気がするけれど、それを差し引いても、よくできた映画だと思います。
非常に残念だったのは、日本語訳が戸田奈津子氏であるため、本当に台詞と一致しているか、自分で英訳をしながら見ていたため、内容を理解するため、複数回見に行くことになったことですが、最近の作品としては、前作も含め、かなり長時間であるため、前日から体調を整えて鑑賞されることを推奨します。
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