ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニングのレビュー・感想・評価
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良いスクリーン、良い音響で観ましょう
3時間弱に及ぶ長編、レイトショーで鑑賞したので「眠くならないかな…(あと、トイレは大丈夫かな…)」の心配は全くの杞憂でした。
そして前作「デッドレコニングPart1」から2年、待った甲斐がありました。
前半からぶっ飛ばすイーサン、沈没した潜水艦セヴァストポリ内での、こちらまで息苦しくなるようなアクションや、後半の複葉機上での悪役ガブリエルとの死闘など「あーー今度こそイーサン死んじゃう」と思えたシーンがいくつもありました。「手に汗握る」とは正にこのことで、M:I史上最も「握らされた」作品です。
よってラストシーンで緊張から解放された際、会場からすすり泣く声が聞こえてきたのも納得。
また1作目からの因縁が8作目に生かされるなど、まさに「ミッション:インポッシブル」の集大成的な作り。
今回、ドルビーシネマでの鑑賞でしたが、当作はまさに「映画館の精細な大スクリーンと良い音響設備で観るべき作品」です。すこし遠くに足を伸ばせば観られるスクリーンがあるのなら、IMAXやドルビーシネマで鑑賞しましょう。エクストラ料金を支払ってもあり余るほどの価値が、当作には詰まっています。
シリーズ集大成の作品としては満点、ただし少し複雑
ミッションインポッシブルの集大成にふさわしいアクションと緊迫感のある今作だったかなと思います。
さすがにイーサンも今回ばかりは死ぬかもしれないなと思いつつ、最後はきっちり仕事を全うするあたりが見ててカッコよかったです。
特に空中戦のシーンはどうやって撮影してるのかわからないくらい見応え十分でヒヤヒヤするシーンの連続でした。
ストーリーに関して言うと正直少し難しかった印象で、やたらと会話の中で"それ"を連発するのと、軍隊との絡みも多いためか、ちょっと回りくどい感じがしました。スケールが大きくなりすぎたことが原因でしょうけど、途中何をしているのか分からなくなってしまうことがあったので、もう少しテンポよく進んでもよかったかなと思います。
ただ全体的には満足で、やはりミッションインポッシブルでしか味わえないアクションと緊迫感があったので、シリーズの集大成としては見ておくべき作品だと思います。
流石に続編はないとは思いますが、トムクルーズの情熱でもしかしたら次作もあるかもしれませんね。そうなったら次は宇宙?流石にないか。笑
次のトムクルーズ作品はトップガンになりそうですね。
こちらもどんな作品になるか要チェックです( ✌︎'ω')✌︎
肉体主義礼賛
シリーズ八作目。
一作目のアメリカ公開は1996年5月22日だから
既に三十年が経っている。
主演の『トム・クルーズ』も当年取って六十二歳。
にもかかわらず、今回も走りに走り、
スタントも鋭意こなしている。
生身の、それも主演者が、
我が身を張って危険なスタントに挑むのに目を見張るのは、
古今東西を通じて変わらぬ心情。
『バスター・キートン』しかり、『ジャッキー・チェン』しかりで。
が、前者は70歳で亡くなっているし、
後者は50歳代でスタント・アクションを封印していること考えると、
猶更に『トム・クルーズ』の凄みが判る。
オハナシそのものは前作の続き。
「entity」と称されるAIが
主要国の核ミサイル発射基地を制圧し、
人類滅亡へのタイムリミットが迫るなか、
『イーサン・ハント』と「IMF」のチームが
それを阻止するのに
八面六臂の活躍をする、との流れ。
明日をも知れぬ身の諜報員ながら、
チームの誰をも失いたくないとの『ハント』の思いが、
結局は全世界を救うのに繋がるのは共通の主線も、
本作では総括の意味もあるのだろう、
過去作からの幾つかのシーンを抜き出し挟み込んでいる。
前作では薄めに感じた人間ドラマの描写も、
多少は厚めに感じられたのはそのためだろう。
一方で、それらのシーンでは説明調になってしまい、
緊張感が途切れる恨みはある。
そうした構成と、第一作での登場人物に再びの見せ場を与えたこともあり、
〔デッドレコニング PART ONE〕に続き、
本作も三時間近い長尺ものに。
もっとも、時間が長くなる主要因は
外連味たっぷりの主人公のアクションシーンに十二分な時間を費やすからで、
手に汗握るシーンの連続は
実尺以上の精神の消耗感を与える。
良いことではあるのだが・・・・、
出ずっぱりの『トム・クルーズ』の
長い長いPVを観せられている気分にもなる。
土曜の昼下がり。@川崎での鑑賞も、
キャパ五百人に近い劇場で五割強の入りの客のほとんどが、
おじいさん・おばあさん、おじさん・おばさんなのを考えると、
「スター システム」を含めたこの種の企画が、
日本の若い人には受け入れられなくなっているのだろうか、と
残念に感じたりもする。
〔トップガン マーヴェリック(2022年)〕で
前世代機の「F14」を活躍させたことを更に推し進め、
デジタルに対抗するアナログが
ここ二作に共通するテーマなのは明らか。
プロペラ機を使ったアクションのシーンに収斂するのだが、
脚本もそのクライマックスに寄せるため
組み立てられていると見てもよさそう。
あとあと反芻すれば、
瑕疵に思える設定は幾つかあれど、
スクリーンに観入っている間は、
そんなことに気を逸らさせぬ疾走感がある。
一級品のエンターテイメント
3時間弱と長いが集大成とあってたくさん盛り込んで充実した最後でした。
トム・クルーズの意気込みもあってか陸・海・空と大活躍。
過去作を繋ぐ脚本はファン心を掴んでラストにふさわしい。
前作から続く鍵をめぐり、海深い潜水艦に入ったり、プロペラ機にしがみついたりと過酷なスタントにも挑戦して、観ててこっちも辛い時間が続く、T・クルーズは相当なMっ気がありますな。
追ってきたCIA職員、北極圏の元CIA職員の過去がイーサンと繋がってくることは全作見えているとグッとくるものがある。
多少のツッコミどころがあるにしろ、MIシリーズは確固たる地位を築いた。賞には縁がないトム・クルーズだけど、映画への情熱・プロ意識・ファンサービスは超一流。
ミッション完了?
近年アクション映画の最高峰でした。
確かにミッションインポッシブルの看板はあるけど、それがなくても最高のアクション映画!!
ツッコミはありますよツッコミは。
そんなの関係なく面白い作品です。
……兎に角カット場面の応酬、話はドンドン進みます。こんなにカットが映える作品も珍しいです。
……見せ場が多数あり…あ、見せ場ばかりです。
落ち着くのはエンディングだけでしょう。
……イーサン(……トムは僕と同じ歳ですが私はあんなまねできません………関係ないですね。)のアクションがスケールアップしてます。危ないではなく際どいです、普通だったら何度死んでることやら。(スタントマンの方々もお疲れ様です。)
……ストーリーのスケールがシリーズで一番でしょう。
今迄のシリーズの集大成です。
是非劇場で。自宅で鑑賞は勿体ないです。
もう一度観てみようという気にはなっている
疲れたうえで気持ちだけ早くIMAXレイトで観たんだけど、眠気が、、眠気の原因は前半の説明に次ぐ説明なのは明確。早く動いてくれ、、と思ったり。
前作がとても面白かった布陣なのと大きなアクションシークエンス(氷の廃潜水艦と立体感ある渓谷の空中)はもう対抗できる人も映画もない貴重なもの。しかも年齢いくつよ、と。トムの顔がアップになるにつれそう思った。トップガンと同じくもうジョン・ヴォイドの立場でもいいはずがこの長い終幕に向けて走る走る、そして天地がひっくり返るシチュエーション、乗り物アクション、、を楽しみにしていたのだけど観る側が体力で負けた(疲労)、、
まさに手に汗握りました
今作もトムの最高の顔面崩壊あり!
毎度の事ながら本作においても映画館に足を運んで観に来る観客に対してのトムクルーズの最大限のサービスぶりには尊敬の念しかない。
しかしどうしても満点を付けられないのは、やはり上映時間の長尺ぶりが変わっていない点だ。
特に本作は説明的な長台詞が異常に多く、字幕を読んでいるだけで大変な疲労感を味わう事になってしまった。
そんな長台詞の多いドラマシーンは確実にテンポを失速させ、ようやくアクションシーンがはじまると「やっとか…」と思わずにはいられない。
そんなアクションシーンがどれもとてつもない不可能なミッションで手に汗握る迫力があっただけに、作品全体として勿体ない感じになってしまっている。
こうしたアクションシーンを見るだけでも映画館に足を運ぶ価値は充分にあるが、上映時間をあと1時間カットしてくれたら確実に名作になっていたはずだ。
トムクルーズの映画エンターテイメントへの情熱ぶりには胸を打つものがあるが、観る側の観客の気持ちももう少しご理解いただきたいものである。
永遠のトム
また前作は忘れてましたが、これはもう前作(前編)見てない人にも面白いと思いますね。
水中・空中、手に汗握るスリル。ほんとに冷たい深海に潜ったり、空中飛んで突風に晒され近くで見てる気になる。深海シーンなんてセリフもないのに!潜水服のシールド窓から見える目だけでトムの存在感たっぷり。
トムのアクションを毎回楽しみにしてますが今回も期待超えてきて。もうそんな…ハードル上げてこなくても十分満足なんで!その笑顔だけで十分な俳優なんで!なのにファンのためにここまで体張って魅せてくれる気概に応え、このシリーズだけは無条件に見続けてきた。前作・前編忘れても。
30年前のこのシリーズの初めは、トム様がイケメンだと、友達とキャーキャーお熱上げながら帰ったもんです。懐かしい30年前。30年も経つとまた違う魅力が。
しかしトム様が体張るの止めるよと言えばこのシリーズは終わりです。最高に格好良いうちに幕を引こうと思ったのでしょうか?ファンの記憶に衰えを知らない無敵のイーサンが残ったままでいるようにと。
劇中で繰り返される「また会える」のフレーズ
『デッド・レコニングPART ONE』の後編。封切前から最後だと強調しながら始まった2部作も、1作目のプロモーションが始まれば最終作かどうかはぼかされるようになり、何かしらの区切りがあるらしい、とのニュアンスに変わった。
個人的に本シリーズは「ミッションやメンバーに裏があって当初の予定から逸脱させられながらもチームが頑張って結果オーライにするおつかい」がテンプレだと思っていて、現実離れした部分もハッタリとして面白味を感じてきた。1作目は謎に謎が絡まり、実体のない敵や手段を択ばない刺客等、ミステリアスさとスリリングさとアクションがてんこ盛りで、スパイ設定が有名無実になっている点以外は楽しんだ。
そこから今作はストーリーがシンプルかつアクションの舞台を繋ぐための筋道になり、敵も小物感マシマシになり、危機の規模もスパイミッション作品から離れ、ハッタリもツッコミどころになったと感じた。
『イーサン・ハントの物語』になった本作への自分の評価は、シリーズ内の作品としては低い。ただ、未踏のアクションシチュエーションへの挑戦はもちろん、コロナ禍後の社会や終わらない戦争・技術の濫用に対する危機感を伝えるメッセージ、映画産業へのエールを堂々と込めた点は目を惹いた。詳しい説明を伏せていても「今言わなくていつ言うんだ」という切迫した感覚が伝わってくるのは、リアタイで観るからこその経験だった。題材が先か現実の出来事が先かはわからないが、それらの不安がなければ本作がどんな物語になっていたか興味深い。
近年、トム・クルーズ氏がヨーロッパで様々な賞を受賞しているのは、本シリーズを含め長年イギリスを拠点にヨーロッパで制作を続け、映画産業への貢献が認められているからなのだろう。多くの役割を果たすエネルギーには感服する。
予想を上回るハラハラ感
いつもらしさ……がねー……。
トム・クルーズの代表作で、スパイアクションシリーズの第8作。前作"デッド・レコニング"とあわせて2部作での作品である今回の続編、どういった展開になるのかが気になっていたので、期待を込めての鑑賞をしてまいりました。
前作のラストで、世界の命運を握る"鍵"を手に入れた主人公イーサン・ハント、その"鍵"によって導かれていくイーサンのそのあとの運命が描かれています。
上映時間がおよそ3時間の長丁場になります。
どういった続編になっているンだろうとの期待があったためか、私の個人的な感想で恐縮ですが…、終了までが長かった…!
これまでのシリーズのなかでいえば、ストーリー展開のテンポがあまりイイとは感じない調子となっていた。
そもそもが分かっているのでアレだけど、いつもなら…ストーリー展開とともに謎が解明されていき、その謎に対するアクションがテンポよく描かれている感じなので、上映中はハラハラドキドキが止まらない感じでいるンだけど…。
続編の今回は、過去の一シーンがここに繋がっているんだっていう感じの表現になり、回顧が少なからず入っている。なので…、テンポが上がりにくく、時の流れも冴えない…。
まぁ、私的にはそのように感じました。あくまでも、一感覚であります。
以上、感想を綴ってきましたが、映画を観終えた際にはいつものシリーズの終いかたであり、清々しいスッキリ感になります。
映画のタイトルに"ファイナル"の文字が並ぶが、ホントのところ次回作はどうなるの…?って考えてしまう自身が居ます…。
ここまでお読みくださりありがとうでした♪
トム・クルーズは偉大です
ミッション・インポッシブル流の予定調和最高!
ここまで来ると、ギャグなのか!?ってくらい、ツッコミどころ満載で
どんなツッコミどころも総て「だって、イーサン・ハントだから」で
見てる側を納得させていく、それがミッション・インポッシブル。はい。
リアルジブリ映画みたいなイーサン・ハント。
パズーや未来少年コナンしかできないであろうアクション、それがイーサン・ハント。
しかもそれらマジで、ノースタントアクションだっていうんだから
今年63歳になるというのに、トム・クルーズはあっぱれすぎます。
今年63歳になるというのに、あの肉体美、トム・クルーズはあっぱれすぎます。
でももう、ノースタントアクションはそろそろ止めにして
本当は得意であるところの繊細な演技で魅せてくようなシリアス路線のトム様も見たい。
というか、そろそろマジで、体大事にしてー!と心の中で叫んでもみたり。
だけども、ミッション・インポッシブルシリーズの集大成的作品に仕上げてあり
とてもとても楽しめました。まだ続くよ?みたいな感じの最後に見えたけど
まだやるんですかー!トム様ー!?嬉しいような、心配なような
複雑な気持ちでありつつ、期待を裏切らないトム様、やはりLOVEであります!
全746件中、421~440件目を表示
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