「最後のハリウッド・アクションスター」ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング たまさんの映画レビュー(感想・評価)
最後のハリウッド・アクションスター
トム・クルーズは映画だ。
MIシリーズ第8作目。初作は96年日本公開。
シリーズの大元は、60年代から70年代初頭にかけての「スパイ大作戦」。TV放映作品である。1作目ブライアン・デ・パルマ
2作目ジョン・ウー、3作目J・J・エイブラムス…名のある監督達がクルーズと組んだ。その後シリーズは続き今作。
ローグ・ネイション、フォールアウトでも組んでいるクリストファー・マッカリー監督作。前作デッド・レコニングの続編。
人類を破滅させかねないAI、エンティティーの暴走。それを利用しようとするシンジゲートと、阻止しようとするおなじみイーサン・ハントとIMFメンバーの死闘を壮大なスケールで描く。
映画そのものに瑕瑾なしとはいえない。スケールの大きさゆえか、複雑になってしまったストーリー構成の為か。ストーリーの流れがスムーズとはいえないシーン、若干の冗長さも見られ、2時間49分という3時間弱の長尺。これは長い。
しかし、シリーズ集大成的な作品であり、トム・クルーズの圧巻のアクションシーンを存分に見せる、ということなのだろう。
なにせ、トム・クルーズだ。今やハリウッドアクション最後のスター俳優であり、世界的アイコンと言っても過言ではないだろう。
今作においても極力スタントを使わずに、自ら過酷なアクションシーンに挑んでいる。
深海に沈没した潜水艦を巡る潜水、空中、飛行機上での派手なアクション…格闘、銃撃戦、など見応えあるシーンの連続。
潜水艦でのシーンは、観ているこちらまで息が詰まりそうになった。
随所に過去作の映像が挟み込まれ、1作目との繋がりもある。
ファイナル・レコニング。最後の試練と呼ぶに相応しい作品だ。
俳優出だしの頃のクルーズに抱いていた印象、端正なマスクもあって、アイドル俳優の印象だった。だが、実力派の巨匠監督達の映画にも出演、演技の幅を広げつつ、生馬の目を抜く世界をサバイバルして2025年。
今やプロデュースも行い制作にも名を連ねる。顔貌、存在感に深みを増した。
前作で退場となってしまった、レベッカ・ファーガソンがいないのは個人的に残念だ。キレのあるアクションをみせるなかなかいない俳優だと思っていた。
MIシリーズで私が最も印象深く、好きなシーンがある。
トム・クルーズの身体能力を活かしたアクションはいわずもがな。
イーサン・ハントが全力疾走するシーンである。
toshijpさん
こちらこそ共感、コメントありがとうございます。仰るようにトム・クルーズの映画に対する気概を感じますね。
ブラッド・ピットやディカプリオなど、骨がある映画スターという人たち、数えるぐらいになってきた気がします…。
トム・クルーズはまさに唯一無二の存在だと思います。
たまさん、フォローありがとうございます。人気を維持するだけでもすごいことだし、常に前作を超える作品を作ろうという気概を持ったトムは製作においても”全力疾走”していますね。最後のアクションスター。世界中の映画ファンが新作を楽しみに待つ。もう誰も真似できない域に達していると思います。
ゆきさん
共感、コメントありがとうございます。
ゆきさんのレビュー面白い!もう1回観たくなる。
ほんと、今のトム・クルーズ素敵やなって思いますよね。
おっしゃるよう、あのラストの飛行機アクション、風圧ですんごいことなってましたよねぇ、確かに🙂彼の根性見た気がしましたよ。
そんな特典あったんですか!?
もらってないです…泣
こちらにも失礼しますm(__)m
そうなんですよ、久々に若かりし頃のトム様のお姿を見ました。
仰るように、端正なマスク。
アイドル俳優!
まさに!でした。
忘れていました。
だけど私は今のトム様が素敵で好きです。
本当にトムの全力疾走を見るだけで泣けるのです。
唯一無二のスーパースターです。
私は先行上映で鑑賞したのですが、当初の公開日に他作を観に劇場に行ったら、本作の入場特典のシール?配ってました(°▽°)
もらってなーーーい!泣
たまさんもらいましたか?
ratienさん
共感、コメントありがとうございます。
いつもあのイーサンの走りが真っ先にうかんでくるんです。
ラスト、おっしゃるように続編があるような、ないような…という終わり方でしたね。
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