「これは国と国との争いなんかじゃないんだ」ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング 奇妙鳥さんの映画レビュー(感想・評価)
これは国と国との争いなんかじゃないんだ
幼少の頃から、スパイ大作戦のファンで、毎週深夜放映を録画しては、奇抜な道具やトリックでのドンデンを愉しみにして視てた。
時が流れ、トム・クルーズ主演で映画化と話題になり、あのドキワクを再び味わえると愉しみに観てると、お馴染みのフィリップスが……あれ?そういう展開?……ちょっとガッカリなショッキング展開だったのを未だに覚えてる。
それでも、シリーズ追って観てきての、今回。
完全にシックリ納得したわけではないけど、あの握手で溜飲が下がる想いに辿り着いた。
他にも一作目からの伏線回収的な繋がり(多少無理あるかも?)や、前編の前作は無論、更に以前の作品からの繋がりも上手く絡められてて、観てる側を愉しませてくれた。
“何を選択してきたか”の積み重ね……と云う言葉があったが、まさに積み重ねの結果を見せてもらえた氣がした。
相変わらずアクションは無茶苦茶!、人間の域超えてる!
そして、現代における危機状況としての宿題もちゃんと示唆している。
こういう作品と出逢うと、故水野さんのあのセリフが脳裏をよぎる。
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