「脅威のSFアクション8作目。大切なのはタイミング。」ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング ラグさんの映画レビュー(感想・評価)
脅威のSFアクション8作目。大切なのはタイミング。
デッドレコニングPART ONEからの続編。
前作で登場した人類の脅威となるAIプログラム「エンティティ」は学習を続け、サイバー空間に蔓延し、世界中の核兵器システムをも掌握してしまった。
社会に浸透したAIに対し、狂信的なカルト集団まで現れるディストピアな世界観。
イーサン・ハントとその仲間達は世界の存亡を背負い、エンティティ暴走を食い止める為に過酷なミッションに身を投じていく。
ストーリーはとにかく難解でした。中々、1回観ただけでは理解が追いつかないかと。
後半の南アフリカで行う最後の作戦は息を呑むシーンの連続でした。
0.1秒でタイミングよくUSBを抜くとか、かなり不可能なミッションです。大切なのは、、タイミング。
トム・クルーズのアクションはシリーズ通して先鋭されていく。とにかく走る、飛ぶ、飛行機を飛び移る。仮死状態からも生還してしまう。
年齢を感じさせないバイタリティが半端じゃない、というか既に人類を超えてるんじゃないだろうか。
ルーサー、ベンジーの安心感はMIシリーズに欠かせないもの。しかし時代が変われば、いつまでもそのままではいられない…。
しつこく登場してくる宿敵のガブリエルは憎らしいまでも、敵役として凄く良い味出ています。
ラストの飛行機での対決は、最後だからか「よく来たな」といった感じでアクションを楽しんでる様子が伝わってきました。
AIが出てくる作品でしたが、手に負えなくなったデジタル社会は、最終的にアナログな世界に逆行していく、という風刺にも見えました。
ストーリー・アクション共に人類史に残る映画だと感じました。
ラグさん
フォローありがとうございます。
おっしゃるようストーリーは難解なものになりましたね。
トム・クルーズのスタントアクション、
とにかくすごいのひと言。当然トレーニングしてのアクションだと思いますが、
年齢を感じさせない身体能力、映画に対する気概を感じます。
かばこさん
コメントありがとうございます。
チャットGPTはかなり浸透してきていますよね。確かに人に寄せた反応を選択してるのか、たまに知人と話してる気になります。実はとうにAIに意思が芽生えていたりして。混乱が予想される世の中にはイーサン達のような勇敢な人々が必要ですね!
ひなさん
コメントありがとうございます。ついにAIが流行・進化する時代になってしまいました。SFだと「脅威」として描かれがちですが、現実はどうなるのか。もしかしたら、人知れずイーサン達のような人が世界を救っているのかも、、。
フォローありがとうございます。
こちらからもフォローさせていただきます!
最近のニュースで、チャットGPTが、ユーザーに媚びて正しくない回答をしてしまうのが問題になっているそうです。地味に怖いです。人工知能は、忖度しないのが逆に安心しどころだったのですが
多岐にわたりすぎて「それ」としか言えない「それ」がすでに不気味なものになっているようで、イーサンとその仲間たちが実在してくれたらいいのにと思ってしまいました。
ラグさま、初めまして。
共感とフォロー、ありがとうございます🙂
>社会に浸透したAIに対し、狂信的なカルト集団まで現れるディストピアな世界観。
>AIが出てくる作品でしたが、手に負えなくなったデジタル社会は、最終的にアナログな世界に逆行していく、という風刺にも見えました。
近未来のSFで描かれていた世界に、現実社会が追い付いてしまいました🤔
アナログ世界に逆行した時は、イーサンの復帰をリクエストします🫡