「ミッション・インポッシブル最高!!って言いたかった」ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング kazさんの映画レビュー(感想・評価)
ミッション・インポッシブル最高!!って言いたかった
結論から言うと、観ようと思ってる人は観に行こう。後悔はしない。でも、ミッション・インポッシブルシリーズに何を求めてるかによるけど、過度な期待はしないほうがいい。
いま、映画館から出てきて10分くらい経ってからこのクチコミを書きはじめてます。
当方、ミッション・インポッシブルのシリーズは全部映画館で観ていて、クチコミなんか書かいたこともなく、「クチコミなんか気にしないでみんな観るでしょ?だって最高な映画だから!」くらいに思ってた40代のおっさんです。
でもなんでクチコミを書いたか。
それは、まだ観てない人への注意喚起と、観た人がこのクチコミを読んだら「そーだったよね!」と同意してくれるかなと思い書いてます。
まず、良かった点。
①今回の無理難題な設定を無理にでもまとめ上げたこと。
②トム・クルーズがあの年齢でアクションを頑張ってた。
今回の設定ってもう究極に無理難題って感じがしてて、前作を観終わったあとには「これ、どーやって収集つけるの?」という感情で一杯でした。それを、どーにかこーにか辻褄を合わせて着地させたのは頑張ったねと評価したいです。あと、トム・クルーズはあの年齢でよく頑張ってると思う。よく走るし。そこは本当に拍手を送りたい。
そして、悪かった点。
①あまりにも都合が良すぎる展開。
②悪役のガブリエルのキャラ変。
③ポリコレ感。
④劇中のBGM。
⑤字幕の「それ」
⑥コレジャナイ感。
前述の通り、設定をあまりにも難しくしたので、一つ一つをクリアするのに「えー、うそー!」って都合のいい展開が目白押しです。そして悪役のガブリエル、前作では強キャラ感があったのに今作では逃げる逃げる。びっくりするほど逃げ足速いです。正直ヘタレ感があってガッカリでした。死に方もねぇ。「え、そんな死に方。。」って感じでした。ポリコレ感も凄かったですね。「何その配慮」って思うことこの上なかったです。世界配給するアメリカ映画って大変なんだなって思いましたね。
で、今回強く思った悪かった点の一つが劇中のBGM。3時間ずーっと「ズーーーーン」って重めな、よく言えば荘厳なBGMが流れててもう重いったらなんの。ストーリーの展開もそうだけど、なにもメリハリがなくずーっと重々しさがあって観てて辛かったです。
そして、字幕で表示された「エンティティ(人工知能)」を表す表現の「それ」。僕、そんなに字幕についてはあまり気にすることはないし、戸田奈津子さんも好きだし。でも、今回は再三「それ」って文字が出てきて頭が狂いそうになりました。字幕で読める文字数の制限とかの都合もあるかもしれないけど、あまりにも多用しすぎでした。「名前を言ってはいけないヴォルデなんとかさん」よりも名前を言ってはいけない感がありました。
そして、1番の悪かった点は、上記した内容を総じたことだけど、「ミッション・インポッシブルってこんなんだったっけ?」ってことです。ミッション・インポッシブルってハラハラ感とか、爽快な終わり方とか、たまに見せるニヤッとするような演出とか、なんだろう、娯楽映画のいい要素がバランス良く詰まってる印象があります。だけど、今回ってなんでか本当にずーっと重々しくって、スタントも確かに凄いけどキレが無くって、終わり方も「嗚呼、世界は救われたのだ」だけで。なんか、今までのファンを置き去りにした感じが少なくとも僕には感じられてしまいました。
ただ、この作品は観なかったらそれはそれで後悔するとは思います。大画面で迫力のあるシーンや、ズシーンとしたBGMも映画館じゃないと体感できないし。
何でしょね、やっぱり冒頭に書いた通り「過度な期待」はしないで観に行ったほうがいいかもしれません。過度な期待をしないで観に行って、「ミッション・インポッシブル、やっぱ最高じゃん!!」って感想で観終わってほしいと心から思います。
その通りだと思います。
軽快でおしゃれなスパイ映画を期待していたら、24みたいな感じだったので、期待はずれ、、
しかし、最終作なんで重厚感がないと不満に感じる人もいるのでしょうから仕方なかったんですかね
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