「ご苦労様でした!」ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング orokamonoさんの映画レビュー(感想・評価)
ご苦労様でした!
中学生の夏休みに『ミッション・インポッシブル』第1作目を劇場で鑑賞。
あれから約30年とは……。
トム・クルーズがイーサン・ハントの長い長い物語をクリストファー・マッカリーというベストなパートナーと出会えたことで迷走することなく終幕できたことは、本当にすごいと思う。(一度、パート2で迷走しかけたが……)
ミッション・インポッシブルでクリストファー・マッカリーと出会ったことで、『トップガン マーヴェリック』も成功したのだと思うし(マッカリーは脚本・製作で参加)、本当にベストなパートナーなんだと思う。
「もっと高みへ!」という志でもって、どんどん困難なアクションに挑戦するトム・クルーズが作り上げたモノ、アクションだけではなく、エンターテインメントとして最高の娯楽を提供しようとする姿勢など、本当にイチ映画ファンとして「ありがとうございます!」と声を大にして言いたい。
本作の見どころとして、潜水艦まわりのシーンはまさに圧巻!
ずっと、肩に力が入った状態で「ひぃぃぃーーーー」という声にならない声をあげていた。あんなシーン観たことない!
勿論、メインビジュアルにもなっている飛行機に乗りながらの大空中アクロバットシーンも「ひぇーーーー」となっていた(笑)
閉所&高所のギリギリを攻めた、映画史に残るシーンだったように思う。
J・J・エイブラムスがシリーズのスタート、風呂敷を広げる達人だとしたら、クリストファー・マッカリーは広げた風呂敷をキレイに「畳む」名手だろう。さすがアカデミー賞脚本賞受賞者(『ユージュアル・サスペクツ』)である。
イーサン・ハントの物語はひとつ区切りをつけるのだろうけれど、トム・クルーズとクリストファー・マッカリー、この2人は次にどんな映画を作るのだろう。まったく想像できないけれど、楽しみでしかない!
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