「前作の不満点がかなり解消され、169分間も長くない!」ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング 矢吹 貴さんの映画レビュー(感想・評価)
前作の不満点がかなり解消され、169分間も長くない!
1996年に始まった映画ミッション・インポッシブルは、5作目の「ローグ・ネーション」が最高傑作で、次点が4作目の「ゴースト・プロトコル」だと思っています。
6作目以降は、ガジェットを駆使してチームワークで難題を解決していくシリーズ本来の持ち味よりも、トム・クルーズの長ったらしいアクションシーンにより映画としてのバランスが悪くなり、特に前作「デッドレコニング PART ONE」は、2作目M:I-2に次いで駄作だと感じていました。
そんなわけで、上映時間は何と169分間かよ!と不安が大きかった今作ですが、意外や意外、結構面白かった!
29年間続いたシリーズ作品の集大成ということで、過去作からの引用のほか、まさかのあのキャラの再登場があったのもうれしい。前作とは異なり、テンポよく話が展開するので、約2時間50分の上映時間も長いとは思わなかった。
水中アクションの後半は、さすがに無理があるじゃろとか、敵役のガブリエルがイマイチ大物感がないとか、やたらと胸元のアップが続いたりと、もう少し上映時間は短くできたでしょとか不満点はないわけではないけれど、本シリーズのファンなら必見の内容でしょう。
あぁ、IMAXで見直したいなぁ…
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