「【莫大な費用と本人の確固たる意志と鍛錬、入念な準備さえかければ】現在のアクション・スタントの「安全対策」と「技術」の証」ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
【莫大な費用と本人の確固たる意志と鍛錬、入念な準備さえかければ】現在のアクション・スタントの「安全対策」と「技術」の証
1週間の先行上映と一般公開の違いは、1週間早く観れる、上映前のトムのあいさつ映像(IMAXのみ?)、パンフが売ってないこと。
「トム・クルーズ」主演によるアクション映画、スパイ(実際は秘密諜報員でなく比秘密工作員エージェント)映画の集大成。
長尺に及ぶクライマックスの複葉機チェイスでの、トム様自ら体を張ったアクションスタントが超見ものです。
トム様には悪いけど、見方を変えれば、これだけのことを俳優本人でもできるほどに、現代のアクション・スタントの安全対策がいかに完璧であるか【莫大な費用と本人の確固たる意志と鍛錬、入念な準備さえかければ】と言うことの証ですね!
ぜひともIMAXでそのスケールと、詳細な映像のディテールを味わっていただきたいです。
まあ、複葉機2機のチェイスの為に「予備機も用意した」という何ともあからさまな説明台詞は、引っ掛かりましたが。もう少し自然にできないか。
また、過去作品の因縁、キャラクターの再登場も嬉しい。(が、後付けの嵐だったようにも感じる。)
シリーズではスケールがどんどん大きくなって、世界の命運がイーサン・ハント一人にかかっているという、まさにやっていることは007映画(の一部)と同じ。
もう完全にオリジナル作品の要素が無くなってしまったのは残念。
罠を仕掛けて相手を騙す知的なカタルシス、脚本の妙。
プロット、変装(変装だけは1シーンのみあったが)、大仕掛けの装置などの醍醐味が全くなくなってしまった。
本物同然のセットの列車や飛行機に、ターゲットを招き入れて、窓の外には映像の景色を映し、偽のシチュエーションや時代さえも自在に作り出して、巧みな誘導で敵を陥れる快感が懐かしいです。
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