「最後のミッションなのか?」ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング JUUUNさんの映画レビュー(感想・評価)
最後のミッションなのか?
映画「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」の先行上映を観に行ってきました。
前作「デッド・レコニング」の続編で、かつ今までの集大成とのこと。そのため、思いがけない過去作の登場人物が出てきたり、主人公:イーサン・ハントの過去のミッションがストーリーに影響を与えていたりして、いろいろ込み入っています。
トム・クルーズが身体を張っている様々なアクションなどは楽しめますが、少し盛り込み過ぎの感も。
それと、(しょうがない面はありますが)セリフが説明口調になるシーンが多く、その場面ではテンポが悪くなり、やや興醒めしました。で、その割には行動自体は行き当たりばったりだったり、運任せの出たとこ勝負なのは、過去作と変わりません(笑)。
自分としては、姿の見えないAIとの闘いで先が読めずワクワクして観た記憶があるので、前作のほうが面白かったかな。
で、今回もAIの暴走を止めるのがミッションなのですが、イーサンらのチームはAIに行動を察知されないように、アナログのモールス信号やプロペラ機を使うなどからAIの脅威を実際に感じる場面は少なく、アメリカ政府の上層部だけが核戦争勃発の恐怖にアタフタしていただけでした。
エンディングに対する素朴な疑問なのですが、AIなんだから自らのコピーを別の場所に保存しておけば、不測の事態が起きてもいくらでも再生できるのではないのかなどと思ってしまいました。違いますかね。
シリーズ集大成とのことで、最後になるのかと思っていましたが、トム・クルーズさんが「70代後半までハリソン・フォードがインディを演じたんだから・・」と発言したという記事も見たので、まだまだ続く可能性もありそうです。今作の興行収入次第でしょうね。
ところで、この映画は上映時間:2時間45分もあるので、観る前にトイレを済ませておくのは必須です・・・。
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