「トム以外インポッシブル」ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング マスゾーさんの映画レビュー(感想・評価)
トム以外インポッシブル
2023年に公開された
「デッドレコニング」の続編
前作は2019年に撮影を開始し
最初から2部作で同時に撮影しながら
2021年・2022年と連続公開する予定だった
しかし2019年末から例のCOVID-19の蔓延があり
スケジュールは大幅に遅延
またストライキも重なり
撮影は7度延期し制作費は3億ドルにも
上ってしまい前作はプロモーション
費用を入れると145億円程度の
損失となったという
撮影中感染対策を守らなかったスタッフへの
トム・クルーズのガチギレ音声が話題になったが
むしろこれだけの困難にあっても
映画を完成させたいトムの熱意と受け取る
人が殆どだった
と紆余曲折あり制作そのものが
ミッションインポッシブルに
なってしまった今作
どうだったか
正直前作
取り合いしてるモノがほぼマクガフィン
的で争奪戦を見せようとしたいたのだが
盛り上がりに欠けてしまったところが
興行的に弱かった気がして振るわなかった
のもなんとなくわかったので
さて続編はどうかと思いましたが
いやいやこれがぶっ飛んでました
イーサン・ハントとIMFにとって
最強最後の敵は世界を席巻するAI"エンティティ"
成長しすぎて人類の行動や行く末を予測し過ぎ
人類を滅亡させ自らが神として君臨するべく
邁進する「それ」を食い止めるべく
人間やめましたレベルのアクションの応酬
またシリーズ最終作ということで
過去作の因縁のあるキャラクターも登場
主に初作からのフェルプスに縁のあるキャラや
ダンローなどの再登場も加えられている
ただ正直そこまで覚えてる?という気も
するので金曜ロードショーもここで
やるなら初代やるべきだったのでは?
今回のアクションもはちゃめちゃで
こんなのはありえなさすぎると
批判している人もいるが
そういう人はこの映画のタイトルを
思い出すべき
最初から
「トムが可能な」
「不可能なこと」をやっている映画なのだから
看板に偽りはないのである
最後のムービースター
トム・クルーズの映画愛
ぜひスクリーンで浴びてほしい
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