「SNS時代にネタバレ回避するのはインポッシブルなので、思い立ったら今すぐに劇場に足を運ぼう!」ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング Dr.Hawkさんの映画レビュー(感想・評価)
SNS時代にネタバレ回避するのはインポッシブルなので、思い立ったら今すぐに劇場に足を運ぼう!
2025.5.17 字幕 イオンシネマ京都桂川 Dolby ATMOS
2025年のアメリカ映画(169分、 G)
シリーズ8作目にして、前作『ミッション・インポッシブル:デッド・レコニング』の後編
AIが暴走した世界で人類を助けるために奮闘するスパイチームを描いたアクション映画
監督はクリストファー・マッカリー
脚本はクリストファー・マッカリー&エリック・ジェンドレセン
原作はブルース・ゲラー『スパイ大作戦』
原題の『Mission Impossible:Final Reckoning』は、直訳すると「不可能な指令:最後の決着」
物語は、前作後に姿をくらましたIMFエージェントのイーサン・ホーク(トム・クルーズ)の元に、元CIA長官で現在の大統領であるエリカ・スローン(アンジェラ・バセット)から「メッセージ」が届くところから紡がれる
イーサンの持つ「鍵」は世界中が血眼になって探していたが、彼はその鍵を使って、エンティティを止めようと考えていた
チームの元に戻ったイーサンは、仲間のルーサー(ヴィング・レイムス)、ベンジー(サイモン・ペッグ)と作戦会議を行う
彼らは鍵の持ち主であるガブリエル(イーサイ・モラレス)を探すことに決め、彼の仲間だったパリス(ボム・クレメンティス)が確保されている刑務所へと向かった
看守になりすまして奪還に成功したイーサンたちは、彼女の情報を元に英国大使館へと向かった
だが、相手に裏を取られて、その場で再会したグレース(ヘイリー・アトウェル)とともに捕まってしまうのである
先行公開で鑑賞したのでネタバレはできるだけ避けるが、ざっくりとした物語は王道展開であると言える
鍵の使い道、そこに隠されているもの、それと結合させるものを揃えると言う内容で、イーサンは単独行動、他のチームは団体行動でそれぞれの作戦を実行していく
目的は、前作で暴走したAIエンティティを止めると言うもので、エンティティが核保有国のシステムに入り込んでいると告げられる
アメリカではカウントダウンが迫り、デフコンレベルは3に達していて、全ての核保有国のシステムがジャックされれば、人類の粛清を行うための核攻撃が行われると推測されていた
政府内でも意見が割れ、CIA長官キトリッジ(ヘンリー・ツィニー)は度重なる命令違反からイーサンを信用していないものの、大統領は全幅の信頼を置いている
そして、3日間の猶予を得て、不可能と思われるミッションに挑戦することになったのである
前半では、復讐のためにこれまでのシリーズで描かれていたものが次々と登場する
そこには懐かしい顔も登場するので、シリーズの鑑賞記憶が試されたりする
物語の理解には前作さえ押さえておけば何とかなるなので、英語版Wikiを翻訳するか、ChatGPTにでも「ネタバレありで教えて」と質問すればOKかも
そこにエンティティがいたらどうなるかわからないが、タイトルを間違えて今作にさえしなければ大丈夫かもしれない
いずれにせよ、本格公開は来週なので、完全ネタバレは控えたが、色んな媒体で勇足を見かけるので注意した方が良いかもしれない
話題作なのでSNS等で何気ない一言からネタバレを喰らう可能性が非常に高いので、ザッピングすら危険に思える
また、音響も大事だけど、映像の方に振り切っているので、可能ならIMAXでの鑑賞をお勧めしたい
個人的にも機会があれば再度観に行くつもりなので、機会損失がないように慎重に選んだ方が良いのではないだろうか
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