HERE 時を越えてのレビュー・感想・評価
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スクリーンの使い方は新しい
トム・ハンクスで期待大…
ちょっと物足りなかったかな。
定点カメラで 地球誕生から現代までギュッと詰まっていて 写真のような編集は新しさがあった。
うまくテーマが共通していても、あちこち散らばっていたような
フォレスト・ガンプは横へ果てしなく広がっていく感じ
こちらは縦線で細く長くつながっていた感じ
アメリカ近代史をなぞりながら、同一アングルで時代時代の有り様を描い...
定点観測
あるアメリカの街の家族の出来事(過去から現在まで)を定点観測のように固定アングルで描く話。グラフィックノベルが原作らしく、コマ割りのようなカットがあり、挑戦的。
なんか評価は芳しく無いが、私は嫌いではないです。アメリカの良き時代の中流家庭が中心の話。特別な事は全く起きないが、各時代の家族の生と死、や普通の営みが淡々と描かれていて、なんだか愛おしくなりました。二時間ならだらけたかもしれないけど、90分が丁度良かったかも。
盛り上がりに欠けるとか、カメラアングルとかあるかもしれないが、私はそれはそれで今回の趣旨に合っていて良かったかなあ、と思う。
CGは若いトム・ハンクスになってる!すごい。それとポール・ベタニー父ちゃん好きです。
いまいち
ロバートゼメキスということで、
いくら定点カメラ作戦で通しても面白いのではと思ってみた。
ストーリーは良しとしても、やはり同じ視点が2時間だと飽きます。
とにかく飽きてしまう。
日本で見る場合、知識の総力戦になるのが厳しいか
今年101本目(合計1,643本目/今月(2025年4月度)4本目)。
カメラを固定して、一つの家の家族の複数の年の出来事を色々と映すというちょっと変わった内容。屋外にすら出ないので結構珍しい映画なのではないかな…と思います。
ストーリーもそんなわけで結構単調にならざるを得ず、そこは日本で見ても同じなのですが、こういった事情があるので、お構いなくとにかくマニアックな事項が色々出てくるのをどこまで知っているかが試される映画でもあります。中には日本では常識扱いではないような知識まで出てきますし、どこまで見るか…が結構難しいところです。
ただ、アメリカの歴史(特に独立戦争以降から現在まで)をおさらいするという意味ではよくできているし、字幕がマニアックでわかりにくいなという部分はあってもストーリー展開で混乱させるようなことはないので、そこは安心かなというところです。
採点にあたっては下記まで考慮しています。
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(減点0.3/一部の字幕の理解がかなり難しく理解がないと詰む)
「インフルエンザになって人が流入して~」という歌を歌っているシーン(最後のほうにでるところ)です。
インフルエンザはinfluenza とつづりますが、似た単語に influence(流入)という語があり、特に「水や土石流、あるいは大量の人の流れ」を指す語に influx という語があり、この2つの意味をかけて「インフル」に「人の流れ」を当てているのですが、influx という語を思いつくのはかなりマニアックじゃないかなぁ…と(英検1級レベルか?)。
ここは字幕上もう少し配慮があっても良かったのではと思います(ただ、わらべ歌か何かの歌詞のようで、それが理解できないと全体が詰むということにはなっていない)。
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(減点なし/参考/新年おめでとうのテレビを見ていて途中から「蛍の光」が流れるシーン)
日本ではこの曲はもっぱらお店などで「今日は終わりですよ」という意味で流れることが多いですが、アメリカなど多くの国では(むしろ日本だけが特殊な扱いになった)、新年を祝うときに普通に流れる曲です(テレビ等でも普通に流れます(いわば日本版「いく年くる年」みたいな番組において)。この映画内でも登場します)。
観てよかった。『関心領域』よりずっと好き
観てよかった。正直『関心領域』などよりずっといい。まあ比較すべきではないが笑。
定点観測の設定は面白いし、まあゼメキスなのでやり過ぎさえしなければと思ったけれどトムハンクスまで出るのできっちりやる気もしたんだけど、きっちりやり切っていた。定点破りのラストカット辺りはもう涙がボロボロこぼれ落ちて仕方なかった。
沖田修一監督の『おらおらでひとりいぐも』は一軒家に住むおばあさんの記憶があっちこっちにいってマンモスと生命の旅が自分にまで繋がってるって壮大な話だったけどそれにも似ているアイデアだがこれはアイデアですね。
予想してたのは同じ土地で家も建て替わったりするのかと思ったらそうではなかった。割とトムハンクスの一家がメイン。その親たち、その子供たち、ザッピングするかのように大過去と近過去を行ったり来たり。これが頭に入りづらいかなと思いつつ、本当にザッピングだと思っていればそんなことなく、やはり「この場所で」というテーマに沿っている。
ワンアイデアだときついと思っていると、取るに足らない、さもない、どの国のどの家庭にもありそうな風景が積み重なっていくと必然的にどの国のどの人間も同じなんだな、ということがグッと来てまったく動かなかったカメラが動き出した瞬間に猛烈な感動な押し寄せてくる。
まあその前に別れた妻、そして記憶がだんだんなくなっていく妻との界隈、いろんなことを忘れてしまったが、ほんの些細なことを覚えてる、というのを定点カメラだからこそ、同じ場所にいたよ、私もそれを見ていたよ、という感動がもう止まらない。初めてその家を訪れた時のあの人の表情、あの人の振る舞い、やりたかった人生プラン、それがありありと思い出せる。本当に不思議な映画だけどまったく評判にならなかったらもったいない。
革命的なVFXも 今一歩届かず 何より 主役級2人とお父さん以外 ダレこの人状態 で混乱 ただ 必見作品です。
俺,この作品は もう事前情報だけで 星満点💯🈵 かと想定してた。ワクワク☺️感
確かに 青年期から 老齢期の トム・ハンクス 及び ロビン・ライトさん夫婦役のVFXが素晴らしい👍
一見の価値あり。
でも なんて言うのかなぁ 高校野球に例えると 夏の県予選決勝で2点差で敗退 みたいな
もう一歩感があった。個人的感想に過ぎない。
トム・ハンクスさんと言えば 『フィラデルフィア フォレスト・ガンプ →プライベート・ライアン』
若い頃からスター🌟だから
どうしても 若い頃の映像の記憶との比較になる。
それでも 結構リアルに若返ってたし
ロビンさんも健闘 素晴らしい 若返り&老人化👨🦳
でも もう一歩なんだよなぁ 特に 女性のロビンさんの方
でも 映画ファンなら必見の作品は相違ない‼️
でも スピード感は素晴らしい👍反面 両刃の剣。
古代 とか 南北戦争時代は 容易に判別できるけど
1900年以降 の入居者 が入り乱れて よくわからない 混乱というか錯乱
特に 黒人の方 ダレ ダレ❓❓
有料パンフ🈶に時系列的に整理されてます。必見カモ。人による。
極めて アメリカンというより 日本的な こじんまりイイ感じの有料🈶パンフ デザインも好印象
文字→写真→文字→写真 で 読みやすい。 アメリカ🇺🇸文化ではこういう構成困難かも・・何しろ 粗悪な紙質のペーパー・バックの国だから・・・編集はもちろん 東宝ステラ 日本🇯🇵です。
もうチコっと 妻役のロビンさん がリアルだったら 満点💯🈵でしたヨ❗️
ゼメキス監督の力量 パワーは感じました。
そうだよな 人間が変化するように 建物も出入りは多いし、変わってく 俺の実家も 学生時代住んでたアパートも変わってしまったよ。なんとなく 共感できる 画期的アングル固定作品でした。
そう 東京とかの学生・単身サラリーマン🧑💼の入居する アパート ワンルームマンション ものすごい回転率だろなぁって感慨深い。ただ 本作は 抵当権対象になりうる 一軒家物件でございます。
【年度初め 時短レビュー第4弾】のはずが 普通に長くなりました。🙇
ただ始まって 1時間経過で退席した人 ポップコーン🍿コンボ 付き 久々に見ました。ご苦労様です。
トム大好き
地味だけれどかなり挑戦的な映画
中々面白かったです。良い映画でした。
エンディングを除いて、カメラの画角を完全に固定して、家のリビングルームを写すだけという地味だけれどかなり挑戦的な映画。
ズームも、パンも全くしない。
俳優の大写しは、俳優自体がカメラに寄ってアップになる。
ネイティブアメリカの時代から、数百年に渡る5組の家族の生活と人生を淡々と映していくだけなのに、飽きることはなくとても面白い。
観ている側が、この映画の向こうに、自分の人生を見るからなんだろうと思う。
「時を越えて」もBTTFは越えられず
4月4日(金)
3日間雨と寒さと家裁提出資料の作成で映画館へ行けなかった。MOVIX川口で本日公開初日の「HERE 時を越えて」を。
いきなり恐竜が走り去る。ジュラシック・パークかと思えば火山が噴火し、氷河期がやって来る。カメラはFIXしたままである。
千住民がこの地に住んでいる。
1900年代、その地に家が立つ。
1920年代、飛行士の家族が住む。妻は飛行機が落ちる事を心配するが、夫はインフルエンザで亡くなり、この部屋で葬式が執り行われる。妻は家を売る。
1940年代、リクライニング・チェアを考案した男が妻と住んでいる。部屋には日本軍がパールハーバーを攻撃したニュースが流れる。
1945年、戦地から帰還したアルと妻ローズがこの家を購入し、長男のリチャードが
誕生する。
1960年代、高校生になったリチャード(トム・ハンクス)はマーガレット(ロビン・ライト)と恋に落ち、居間のソファでSEXしてマーガレットは妊娠し、この部屋で結婚式を挙げる。そしてこの家に住む。TVではエド・サリバンショーにTheBeatlesが出演している。ディーン・マーチンがTVに映っている事もある。
その後、母は亡くなり、父の介護をするようになり、妻は出て行く。父も亡くなり、リチャードはこの家を売る。
その後、黒人の親子がこの家住む。
カメラは、20年、40年、60年経ってもFIXしたままで同じアングルでこの家の居間を映し続ける。
どの世代でも描かれるのはこの部屋での父と母と子、そして夫と妻、つまり家族と家庭の姿で、結婚式、葬式、クリスマス、出産!と死である。
ロバート・ゼメキス監督は、実験的な事を良くやるが、本作もその一つなのだろう。
しかし、この試みは成功したとは言い難い。
各世代が時間順に描かれる訳ではなく、40年前に移動したり、20年後にバックトゥザフューチャーしたりするのだ。各世代間にも何ら関わりや関連がない。
前に住んでいた家族等と繋がりがあれば話が違うが、唯一の繋がりが千住民のネックレスだけでは翠富士の肩すかしである。
(あ、相撲を知らない人には解らないか)
ラスト、リチャードとマーガレットはこの部屋を訪れる。それまでずっとFIXしていたカメラは動き出し、ヒッチコックのようなカメラの動きを見せるが、感動が無い。
ゼメキスの意図は解らないでもないが、共感は出来ないね。
おまけ
「白雪姫」でもそうだったが、VFXのデジタル・アーティストの数が多くてクレジットが長い。104分の映画で約7分もクレジットがあるのは勘弁して欲しいな。
一つの視点で見つめ続ける家族の物語
ここにある幸せ
悠久の時間の流れを104分で!
アルとローズからリチャードとマーガレットへ
続く家族の物語が軸だが、
恐竜時代から始まり現代に続く時間の流れを何故
表現したのだろう?
人間の営みは普遍的であることを示したのだろうか?
そんなことを考えながら観ていた。
定点観測的にカメラを固定して
小ウインドウを多用するなどの工夫があり
多い情報量を同時に見せていたのはすごいと思ったが
その情報量を私は消化できなかった(笑)
リチャード(トム・ハンクス)を中心とした
家族の物語を高速で描いていても、
様々なコンフリクトをうまく表現していて
冒頭とラストシーンのつなぎこみには唸った。
それにしてもリチャード家族以外のシーンは必要?
とは思った。リクライニングソファーの話が
リチャードたちの生活とつながっているのは何となく
理解したが、他は関連性を感じづらく
一回観ただけではわからない構造なのかもとも思った。
俳優陣は素晴らしかった。
VFXを駆使したトム・ハンクスの若返りも
新たな見せ方の提示にはなっていたと思う。
興行的に日本で成功はしないだろうが、
こういう実験的な作品は今後も積極的に観ていきたい。
不思議な感覚
47本目。
2本観たいけど、する事あって観られないのが、最近の不満。
まあ、あと数週間の我慢か。
で、久し振りのトム・ハンクスだけど、大谷のホームランで、はしゃいでるの見たから、そうでもない感。
なんだと思ってたけど、そういう設定ねと。
ワンシチュエーションだけど、その場所での物語。
それにしても、映像が忙しい。
どれが本筋と思い観てるけど、ワンシチュエーションのせいか、ダメだ気持ちが切れそう、いつ終わると、時間との戦いを覚悟。
でも、なんか引き込まれてるのは間違いないし、最後もウルッときてる。
でも普通ならここで終わりだよな、あと1時間はあるよなと思い腕時計見たら、ホントに終わりだと、狐に化かされた感覚。
最初にそう思ったせいかも知れないけど、今までに感覚で観終えたと言った作品。
こんな構成を思いつくなんて天才
自分が人生を振り返る年代になったので解るストーリーなのかしらとの印象。
面白い構成の映画です。
良かったと思います。オススメします。
先住民族の首飾りが遺跡として庭から発掘された話は作り込まれていましたね。
ここで暮らす家族の物語の面とここの土地の精霊から見た歴史の物語の面を感じました。
人生は一炊の夢
台詞ではTime flies 光陰矢の如しと言ってました。親子、夫婦、家族が多様化する社会の中でそれぞれの形があるのだと思います。
1620年メイフラワー号がニューイングランドに上陸した事からアメリカが始まったとすればおよそ400年前の出来事。
この物語の題材として程よい時間なんでしょうね。対して、日本の最古の建物は法隆寺で、607年の建立とされ約1420年前。
VFXすごい
地球上のある一点からそこで起きた事を何千万年と見つめてるような作品。
恐竜が居た時代、隕石落下により灼熱地獄となり、氷河期の後、植物が育ち、原始人の男女が出会い妊娠し、また何十万年か経ってそこに家が建てられ、何度も所有者が代わり、内装も何度もリフォームされてきた。
1945年、戦地から帰ってきたアルと妊娠し後に妻となるローズがその家を購入した。息子リチャードが産まれ、その後さらに2人の子供にも恵まれた。絵を描くことが好きだったリチャードはアーティストになりたかったが、高校生の時、弁護士志望のマーガレットとソファーでエッチし、妊娠し、夫婦となり、娘が産まれ・・・そんな話。
リチャード役のトム・ハンクスとマーガレット役のロビン・ライトとも、高校生から70代までVFXを使って役を演じたところが凄かった。
見ている自分が神様か火の鳥にでもなったかのようにずっと死なず、ただ眺めてるだけ、という感じ。
これで何を感じるかと言えば、人間って男女がエッチして子供作って死んでいく、そんなちっぽけな存在、って事なのかな。
小ネタは色々と有ったが特別面白くもなく、VFXがすごいという事くらいしか印象に残らなかった。
トム・ハンクスの高校生は、顔は若いが声が歳を感じて違和感あった。
画角を時空に変えても2D
HERE 時を越えて
定点にて展開された事象は、何十万年前でも現在でも、一瞬を捉えた過去のもの。
定点とは、その場所の記憶記録で、その場所に興味のもたないものには光陰ですらない。
記念館が窓越しで見えるある家の居間で起こったアメリカベビーブーマ二世代家族のよくある話を懐かしむ映画で、
日本人の僕には占領国米国のサラリーマン家庭の実情を見ただけに終わった。
人生を光陰矢の如し、
と捉えたいのだろうが、時空の画角を何画面同時描写しても鑑賞者には、
その歴史ある場所にはすんなりと入り込めない。
ある場所のある時代のある出来事に没入することに楽しみに映画館に行くからかな。
それにしても、
最新VFXの技術を駆使して若いトム・ハンクスを創出しても、
あの臭さが抜けないのは彼は既に化石だね。
(o^^o)
HERE 時を越えて
「フォレスト・ガンプ 一期一会」のロバート・ゼメキス監督とトム・ハンクス、ロビン・ライトが再結集し、リチャード・マグワイアの傑作グラフィックノベル「HERE ヒア」を映画化した壮大なドラマ。
地球上のある地点にカメラを固定し、その場所に生きる幾世代もの家族の愛と喪失、記憶と希望を描く。
恐竜が駆け抜け、氷河期を迎え、オークの木が育ち、先住民族の男女が出会う。やがてその場所に家が建てられ、いくつもの家族が入居しては出ていく。
1945年、戦地から帰還したアルと妻ローズがその家を購入し、息子リチャードが誕生する。
世界が急速に変化していくなか、絵を描くことが得意なリチャードはアーティストを夢見るように。
高校生になったリチャードは別の学校に通う弁護士志望のマーガレットと恋に落ち、2人の思いがけない人生が始まる。
ハンクスがリチャード役、
ライトがマーガレット役を務め、
最新VFXの技術を駆使しながら、
それぞれの10代~70代の姿を演じた。
HERE 時を越えて
Here
2024/アメリカ
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