「究極の定点カメラ。」HERE 時を越えて モトコさんの映画レビュー(感想・評価)
究極の定点カメラ。
定点でその場所で起きたことを伝えていく。
極めてシンプルなアイデアによってこのような作品が生まれることに感銘を受けた。
あらゆる家族のストーリーを定点で映しており、客観視しやすい状況のはずなのだが、気がつけばのめり込んでいる。それはあらゆる家族のあらゆるストーリーの何かしらの一部分に自分のストーリーを重ねることができるからなのではと思った。
いまを生きることを大切にしたくなる。と同時に自分のちっぽけさを感じられ、今抱えている悩みが小さいことなのではと心が軽くなれる作品だった。
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