「ひまわりは太陽へ」オークション 盗まれたエゴン・シーレ なかじwithみゆさんの映画レビュー(感想・評価)
ひまわりは太陽へ
戦火の中に消えた、とされたエゴン・シーレの
「ひまわり」を巡る、群像劇。
知識なく観たので、この話は実話なのか気になった。
エンドロールで実話に基づき、人間模様は創作だとある。
僕はパリがスキなので観ているだけでもエレガントな雰囲気も楽しんだ。
パリで感じた、あの独特な空気、まるで昔と現代が当たり
前のように渾然一体となった空気にふれたようだった。
分相応。
絵の生命も、人の宿命にも分相応がある。
その呼吸、その行く先。
絵も還るところへ、人もそれぞれの途へ。
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