「ぶっ濃い濃厚爆盛りフランス感。」オークション 盗まれたエゴン・シーレ やさんの映画レビュー(感想・評価)
ぶっ濃い濃厚爆盛りフランス感。
表情は防具で隠し、本音という剣で急所を狙い合う様なフェンシング会話劇は「らしさ」全開、フランスを煮詰めた様な印象。
お高くとまっている様で、実は鑑定士と名乗れない事にコンプレックス感じまくりの美術オタクのオークショニアが、田舎の夜間労働者の家で本物に出逢い思わずドゥフ。
本作の登場人物は皆、いわゆる「憎めない」ヤツらなんだろうな、と。何か歪だけどどこか整合性のある人間関係を垣間見た気分だ。
マルタンの友達2人、すまん。君らが物語をかき乱すもんだとばっかり思ってた。
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