「お母さんがなぁ」美晴に傘を ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
お母さんがなぁ
2025年劇場鑑賞24本目。
エンドロール後映像無し。
パンフレット無しなのでマイナス0.5。
邦画くらいの情報量で鑑賞。でもタイトルが障害者を扱っている映画っぽいなぁ、と思っていたらそうでした。
勘当した息子が亡くなって、葬式にすら出なかった父の元へ妻と娘2人が連絡もせず納骨に来てそのまま居座る話。いや常識ねぇな!先にも触れた通り美晴が聴覚過敏の自閉症なのですが、ろくに説明もせず、升毅演じる義父がNG行動をすると怒るし、法事である行為をして止められてもなぜか理由を説明しないし、美晴には障害者の親あるあるではあるのですが何もさせないし、田中美里には悪いのですがずっとこの母親にイライラしっぱなしでした。
当然、父も後悔していて立ち直ろうとする話になるのは予想がつくと思うのですが、そこに驚くほど美晴が関係なくて、いやそこはうまいことからめんかい!と思いました。令和にこんなワードよう出したな、という暴言が出てくるのですが、それについて謝らないまま終わったのもモヤつきます。
良かったのはイヤな人だと思っていた人がいい人だったくらいですかね。
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