劇場公開日 2025年1月17日

ストップモーションのレビュー・感想・評価

全23件中、21~23件目を表示

3.0シュヴァンクマイエル

2025年1月17日
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鑑賞方法:映画館

のようなものを想像していた自分が悪いのかもしれないけど
全然違ったし、ホラーとしても微妙に感じた
人形の不気味さは良かった

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m m

3.570点ぐらい。気味悪い。

2025年1月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

実写とストップモーション・アニメが融合されてて、斬新な感じ。

同じストップモーション・アニメの『マッドゴッド』を思い出した。

赤と緑のライティングを使ったジャッロっぽいオープニングが最高です。

痛々しい描写があります。

現実と虚構が交わっていくような話ですが、眠くなりました(笑)

主演の女性は『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』で、ジェームズ・マカヴォイの妻役を演じた人で、

『ドラキュラ デメテル号最期の航海』や『ゴッズ・クリーチャー』にも出てたらしい。

エンドクレジットで、トム・ヨークの名前が出てビックリしたけど、レディオヘッドのトム・ヨークとは別人で、アチラとはスペルが違いました(笑)

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RAIN DOG

3.5全編ストップモーションから変更?

2025年1月17日
iPhoneアプリから投稿

ストップモーションアニメの技法を駆使し、
その表現力の高さと実写とのコンビネーションを、
最大限に引き出した作品であり、
視覚的なインパクトと独特の世界観で観客を圧倒する。

特に、獣の肉をテクスチャーに使用した表現は、
しばしば不快感をもたらすが、
下品にもなり過ぎず、
単なる「恐怖」を超えて観る者に強い印象を残す。

ただし、
本作のシナリオの構成は少し残念だ。

中盤までのシークエンスは、
視覚的なイメージに重きを置きすぎ、
物語の論理的な展開が欠けているように感じられる。

特に、母親からの指示に基づく〈物理的ロジック〉
と、
少女(エラ自身?)の〈精神的ロジック〉
が交錯し、
エラの気持ちが曖昧に展開する。

パペットのように母に操られるシークエンス、

「私のフィルム」と自分の意志のシークエンス、

自分と少女の関係、〈意志〉と〈操られる〉、

とのつながりが、やや不明瞭で、
観客は物語が進む中で少なからず混乱を覚えるだろう。

この点に関して、物語をもっと論理的に整理し、
前半からしっかりとした構造を築いていれば、
後半の展開が一層効果的に観客に届いたであろうことは疑いない。

後半に入ると、
作品は一転してロジックを放棄し、
感情的なドライブと圧倒的な映像表現に痛さに頼る展開を見せる。

この部分においては、
ストップモーションアニメの特徴も一層際立ち、
独創的なビジョンと表現力が最大限に発揮される。

視覚的な強さが物語に対する観客の感情的な共鳴、
痛さを呼び起こし、
強烈な印象を与えるといえなくもない、

この後半部分だけでも、本作を高く評価する人もいるだろう。

それゆえ、

前半部分のシナリオの不安定さが作品全体の完成度に影響を与えてしまっているのは非常に残念である。

もし前半で論理的にサスペンスまたはホラーに割り切って、
構築が行われていれば、

または、

ストップモーションのシークエンスを増量して、
ホラー色を薄くして、
母親の世界観にシンクロさせていくか、
(元々、ストップモーションアニメで、
全編を製作する予定が途中で変更になったのかと、
邪推までしてしまう)

していれば、

作品の評価はさらに高まったであろう。

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蛇足軒妖瀬布