「効果音がとてもグロい」ストップモーション Jaxさんの映画レビュー(感想・評価)
効果音がとてもグロい
ストップモーションアニメの巨匠である母の操り人形から逃れたいと思っていたエラが、母親が脳卒中になったことをきっかけに自分のストップモーションアニメを作ろうとするが、だんだん現実と虚構の境目が壊れ始め・・・
もっと精神的なホラー映画かとおもいきや、後半はR15にしなくて大丈夫?といった感じのかなり気持ち悪い映像が続く。そして痛い。とにかく見ているだけで痛い映像が多い。血も多い。
そしてワックスで作られた人形の少女や、生肉で作られた灰男の効果音が、ぐちゃ、ぬちゃ、ぐちゃ、とかなり気持ち悪い。現実と虚構の境目がわからなくなるような不快な音響の作り方がとにかく気持ち悪い(褒めてる)。
結局あの少女は現実でないのか、母親なのか、またはエラの少女時代七日もよくわからなかったもののパペット以上になれなかったエラの悲哀を描くなら母との確執をもっと描いても良かったのではないかと思う。
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