「これでロッテン・トマト満足度91%というから、ロッテン・トマトがいかに信用できないものかということか分かった。正体不明の少女に言われるままの主人公にストレス。撮影用モデルがただただ気色悪い。」ストップモーション ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
これでロッテン・トマト満足度91%というから、ロッテン・トマトがいかに信用できないものかということか分かった。正体不明の少女に言われるままの主人公にストレス。撮影用モデルがただただ気色悪い。
これでロッテン・トマト満足度91%というから、ロッテン・トマトがいかに信用できないものかということか分かった。
ストップモーション・アニメーターのレジェンドを母に持つ娘は、病に倒れた母親の未完成作品を完成させようとする。
しかし、次第に現実と虚構の境目が曖昧になり、精神的に追い詰められていく。
謎の少女の正体も明かされずに、ただただその娘に命令されるままに撮影する主人公。
その少女は、長年、「私のパペット」呼ばわりされて抑圧されてきた主人公のトラウマが生み出した幻想なのだろう。
自分では何も考えられずに苦悩する中で、次第に少女の言われるままになってしまう。
撮影が終わると、撮影用パペット同様に自ら箱の中に入る。
話として綺麗に完結させたつもりなのだろうが、ただただ受け身の彼女が観ていてイライラする。
そして、肉片と骨で作られたアニメーション・モデルが、実に気色の悪かった。
ただ、病床の母親の手を、少しずつ動かして撮影してしまうシーンは面白かったが。
今年に入って、観ない方が良かった映画第1号。
パンフを買わなかった映画第1号でもありました。
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