劇場公開日 2025年1月17日

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ストップモーションのレビュー・感想・評価

全44件中、1~20件目を表示

3.5アニメーションは命のないものに命を宿す技術だから…

2025年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ストップモーション・アニメーション作りをする主人公が心の闇に囚われていく様を、実際にストップモーション・アニメーションも交えながら描くホラー作品だ。
アニメーションという技術は、動かないもの動かすので、命を吹き込むマジックと呼ばれることもある。命のないもの、というものには死体も含まれる。この作品は普通の人形から生肉や遺体を素材として用いたアニメーション作りの狂気へと主人公が堕ちていく。
母親が有名なアニメーション作家で、自分はその手伝いに甘んじていることをよしとせず、母の入院をきっかけに自分の作品作りを始めるのだが、思うように面白いものが作れない。
自分は母と違って才能のない凡人なのか、という焦燥感が出てくるころ、奇妙な少女が語って聞かせる話に熱中し、その話をストップモーションで制作しようとするが、次第に少女の指示が過激になっていき、現実と妄想の境がなくなっていく。
絵のアニメーションよりも、ストップモーションは実在する立体物を用いるために現実感が強い。その現実感の強さ故に、虚構と現実の境がわからなくなりやすいとも言える。
選ばれた手法と作品の内容が上手く合致して恐怖を生み出していた。

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杉本穂高

3.0自傷行為以上の痛さ痛さ痛さ!

2025年11月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

驚く

赤と緑の色彩。
タキシードを着た人形。
おまけに主役女優はジェシカ・ハーパーに見える。
コレはダリオ・アルジェントに影響を受けていると思われても仕方ない。

創り手の情熱意欲は分かる、充分以上に感じる。
ただ、話が面白くない。
終盤の盛り上がりが無い破壊はおとなし過ぎて、ここまでの世界観が勿体ない。
ストップモーションアニメーションは魅力的であるが、
それが空回りした残念さが目立った。

灰男の活躍を斬新に魅せてほしかった。
なんだよ、灰男って!

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なかじwithみゆ

3.0よく分からないものをよく分からないまま楽しむ

2025年8月23日
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がぬ

2.5理路整然とした物語を求めると爆死します

2025年5月18日
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鑑賞方法:映画館

導入直後から母親の命ずるままに人形を動かしてモデルアニメーションを撮影する主人公が描かれており、本作の主人公がどういった人物なのかが手に取るように分かる導入となってます。
ほとんど無音に近いこの導入は緊張感さえ漂うシーンとなっておりました。

ところが、物語が進むに連れておとなしい雰囲気はなりを潜め、グロテスクな描写が徐々に増えていきます。
劇中で作り直された人形は勿論、現実の世界でも気持ち悪い映像が頻出し、後半には痛みを堪えながら鑑賞しなきゃならないシーンが目白押しとなります。
万人が「痛い」と理解できるグロなので、苦手な人は要注意です。

物語自体は観客任せになっており、劇場を出ようとする人々が口々に考察を始めてました。
物語に理路整然とした筋を求める人にはキツい作品と言わざるを得ませんが、主人公の心理を理解できれば難しい話ではありません。
何よりグロを楽しみたい人、モデルアニメーションが3度の飯より好きな人は観に行く事をおすすめします。

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かもしだ

4.0アーマチュアー

2025年5月14日
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鑑賞方法:VOD
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なつ あらすじとツッコミ

2.5ちょっと期待ハズレ

2025年3月16日
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鑑賞方法:映画館
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md

3.0効果音がとてもグロい

2025年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ストップモーションアニメの巨匠である母の操り人形から逃れたいと思っていたエラが、母親が脳卒中になったことをきっかけに自分のストップモーションアニメを作ろうとするが、だんだん現実と虚構の境目が壊れ始め・・・

もっと精神的なホラー映画かとおもいきや、後半はR15にしなくて大丈夫?といった感じのかなり気持ち悪い映像が続く。そして痛い。とにかく見ているだけで痛い映像が多い。血も多い。

そしてワックスで作られた人形の少女や、生肉で作られた灰男の効果音が、ぐちゃ、ぬちゃ、ぐちゃ、とかなり気持ち悪い。現実と虚構の境目がわからなくなるような不快な音響の作り方がとにかく気持ち悪い(褒めてる)。

結局あの少女は現実でないのか、母親なのか、またはエラの少女時代七日もよくわからなかったもののパペット以上になれなかったエラの悲哀を描くなら母との確執をもっと描いても良かったのではないかと思う。

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Jax

3.5いろいろ考えるとけっこうつらい

2025年2月4日
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鑑賞方法:映画館

心理的にじわじわくる不条理系ローテンションホラーかと思っていたら、けっこう直接的に視覚に訴えてくる切り裂き系ホラーでした(刃物であれこれする映像が苦手なので、最後のほうは半分くらい視界を隠しながらみた)。

自分の子どもを操り人形と呼ぶ母親の異常さと、操り人形と呼ばれることを黙って受容してきた子どもが自我をもとめてのたうちまわるさまはみていて苦しく、それでも母親のそばを離れられない呪いのような共依存もしんどい。
煮詰まって飽和状態になったものがものすごいいきおいであふれだしたあと、そっと蓋がとじられる。
そこまでの背景をいろいろ考えるけど、なかなかうまくまとまらない。

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kikisava

4.0シュヴァンクマイエルが好きな方は是非

2025年2月3日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

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Tiny-Escobar

0.5クエイ兄弟に謝りに行っとこう

2025年2月3日
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これ、素材全部渡してくれたら45分くらいでもちっとマシな映画に仕立てますよ、って編集者はいっぱいいるんじゃないかな。

冒頭、タイトル文字がガタガタ震えて「怖い映画ですよ〜」って宣言しちゃうし、始まってみればいきなり手垢にまみれた不気味テイストだし、何やってんの?

気持ちのいい気持ちの悪さがないんだなぁ。

新宿の映画館では押井守似の実物人形が展示してあってとても可愛かったです。素材は良かったのに。

ま、「セブン」のIMAXリバイバル上映見に行ったほうがいいですよ。

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たちつてとん

4.0終わったあと、しばらく『放心状態』でございました、アタクシ。

2025年2月2日
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鑑賞方法:映画館

●ポスタービジュアル:キモ怖い
●ジャンル:ホラー

というその二つの事実だけで全く観るつもりがなかった作品だったけど、またしてもホラー有識者の方にお誘い頂き、これは神による試練(越えられない試練は与えられすらしない)だと思い挑んだ作品。

急にドーン!静からバーン!みたいなジャンプスケアは未だにひどく苦手だし、一瞬『え?心霊系?』と思わせる不思議少女の登場とかあったけどさして心霊感もなく。
キモグロクリーチャーとサイコパスホラーの要素が強く、その部分は意外とイケることが判明✨自分の成長を感じるぜ🌀

内容について『最後の〇〇はあたし的には無いなー。あれさえ無ければ〜』みたいなちょっとわかってる風なこと言ってみたけど、やはりホラーは難しい。

そして何よりもストップモーションのアーティストさんたちはあんな細かくて終わりが見えなさそうな作業を何十時間も何百時間もかけて映画を作ってるんだと知り(←学び・知識は嬉しい)、あたしには絶対できない苦行レベルなホラーだと感じた……

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らまんば

3.0心理ホラーなのか?

2025年2月2日
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鑑賞方法:映画館

厳しい母と共にストップモーション映画制作する主人公が、母が病気で倒れたことをキッカケに精神崩壊していく過程を不気味に描くホラー作品。

そもそも主人公が制作する映画が、気味悪過ぎるクリーチャーなので、ずっと画が気持ち悪い。「リアルを追求する」的な芸術家マインドにスイッチが入ってからは、自身も周りも傷付けていき、その様が痛々しくグロテスクでございました…。
不思議で不気味な美少女との謎の交流で精神を病みまくり、ひたすら献身的な彼も蔑ろにし、ただただ周囲の人々に同情してしまう。

現実と妄想と映画の世界が交錯し、境がどんどん曖昧になり、ラストは結局どうなったのか…?とにかくあの母親が元凶なのだとは思うけれど、やや主人公の心理描写は強引で、心理ホラーという感じはしなかったかな…。

普通にグロくて不気味で暗くて怖かったです。そして尺のわりに長く感じました。

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まだまだぼのぼの

2.5解釈が難しい〜

2025年2月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

こちらの映画も予告編でかなり唆られました。そして効果音や音楽、映像としては凄く良かったです。ただ、この手の委ねるタイプの映画って監督が撮りたい画ばかりが先行してストーリーは後付のような気がして理解に苦しみます(自分の想像力不足もあるか)。他の方のレビューを参考にしながら自分なりに探って行きたいと思いますがもう少し監督の頭の中を魅せて欲しかったです。ストップモーションの方のストーリーメインでも観たくなるような画力はあった。

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Full3002

0.5ホラーテイストでダークなストップモーションアニメと実写を融合させ、...

2025年1月30日
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鑑賞方法:映画館

ホラーテイストでダークなストップモーションアニメと実写を融合させ、現実と虚構の境界があいまいになっていく恐怖を描いた、イギリス製の心理ホラー。

偉大なストップモーションアニメーターである母スザンヌが病に倒れたため、娘のエラは、制作が中断された作品を完成させようと奮闘していた。しかし、自分ひとりの力では作業は思うように進まない。偶然出会った謎の少女の力を借りて作業を進めていくエラだったが、次第に現実と虚構の壁が崩壊していき、精神的に追い詰められていく。

ストップモーションアニメの短編「Bobby Yeah」で英国アカデミー賞最優秀短編アニメ賞にノミネートされた、映像作家ロバート・モーガンの初長編作品。本作でも2023年のシッチェス・カタロニア国際映画祭で審査員賞特別賞を受賞するなど、高い評価を得た。主演は「ナイチンゲール」「スピーク・ノー・イーブル 異常な家族」のアシュリン・フランシオーシ。

ストップモーション
2023/イギリス
配給:スターキャット

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kundes

3.0相当グロいので、ステーキを継続して食べたい人は避けた方が良いと思います

2025年1月30日
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難しい

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Dr.Hawk

3.0んー、もうちょっと足りない感じだったなーw もうちょっとストーリー...

2025年1月28日
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んー、もうちょっと足りない感じだったなーw
もうちょっとストーリー性持たせるか
B級に爆走するか
主人公の境遇とか、創作への入れ込み方もとかも
もっと描いてくれてよかった気がするなー。

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とりから

3.5抑圧された才能の開花の先にあるものは…。

2025年1月28日
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鑑賞方法:映画館

怖い

単純

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緋里阿 純

3.0stopNO(脳)tion

2025年1月27日
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鑑賞方法:映画館

本日2本目、 眠くはないけど、不思議な映画で頭が眠っているのか理解不能でした。

ストップモーション映画を作っているパワハラ気味の母の手伝いをしている主人公エラ。母が倒れて一人で作ることに。謎の少女が現れてあれこれ指図する。
ただでさえ不気味な人形に生肉🥩をつける。
上手く出来ないことで錯乱していくのか、それとも現実と幻想が融合していくのか?母の死によりエラをコントロールする人がいなくなり、幻想が具現化していったのだと思った。

見る人によって色々な解釈ができると思うが、不気味な映画には変わらない。
それにしても、アレが完成したらどうなったのだろう。全編を凝視できるのか?
自分には作ることを義務付けられただけで錯乱しそう。

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imaxmax

3.0映画

2025年1月27日
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鑑賞方法:映画館

映画と現実がぐじゃぐじゃに

よくわからない作品でした。

作ってた映画を観たかったです。

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完

3.0上品でした

2025年1月26日
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鑑賞方法:映画館

 コマ撮りアニメと作家の狂気の物語というのは安直なアイデアにも思えるものの、監督はホントにそれ系の作家なので製作者のリアルとして作っているのだとは思う。しかし劇中に発生する悪夢的な事柄は全て脳内のお話として一線を越えることなく語られるので、映像表現としてはグロくても映画としては上品な作りになっていて、アート寄りと言えばそれまでだけど、そこが歯痒く物足りなかったりはした。脳内で組み上げた狂気のコマ撮りアニメたちが虚構を突き破ってこちら側に来てこそ、ストップモーションアニメと作り手の両方を前面に押し出した作品にした意義があったのじゃなかろうか。なのでせっかく気色悪く不気味な出来のコマ撮りアニメも、結局は劇中作家の作り物としての存在にしかなり得ず、それならコマ撮りアニメだけを単体で作品とした方が、より悪夢的世界を本物として提示出来るんじゃないかとも思えてしまった。しかしコマ撮りアニメを紹介しつつ作り手が狂気に堕ちていく物語をスマートに語っていく手際は見事だし、雰囲気もあるしで、アーティスティックなホラーとしてクオリティが高い作品なのは間違いない。そもそも被支配性とか、そちらを描きたいみたいだし、悪夢の決壊することにも興味はそんなに無いのかも知れない。ただ個人的に、コマ撮りに生肉を使うような変態ならシュヴァンクマイエルみたいに悪夢が現実にハミでてくるぐらいの映画を見せて欲しかったという勝手な願望がどうしても出てきてしまうんだよな。ちなみにサメ映画とか殺人鬼映画の類と思って(ホラーだから一緒に行こうぜと誘った…)ついてきた息子は、わりとグロかったけど、まあ面白かったと言ってたので、それは良かった。

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yudutarou
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