「後悔はさせません」WEST. 10th Anniversary Live “W” Film edition　えむさんの映画レビュー（感想・評価）

『WEST.といったら…』恐らく元気、楽しそう、だけではなく中にはロック、バンドと思いつく方もいらっしゃると思います。丹監督がロックがお好きと仰っていたため、今回の映画にもSUPER BEAVERやあいみょん等楽曲提供いただいた楽曲をはじめ、重岡さんが作詞作曲された楽曲といったロック・バンドの曲が多くセトリに入っています。最近あるあるな『WEST.といったらバンド/ロック』というイメージだけではなく、『魅せるWEST.』『聞かせるWEST.』が凝縮されています。特に、解禁時からオタク間で騒がれていたKing of chance(2016年)、コンビニ行くけどなんかいる？(2024年 今映画にて初セトリ入り)は勿論のこと、WOWOW放送当時に大騒ぎになった雪に願いを(2017年 濵田小瀧ユニット曲)、虹の旅(2019年 今映画にて初セトリ入り)、その他個人的にお気に入りなBorn To Be Wild(2022年)、FATE(2024年)など、今回の映画だからこそ見られた演出×生演奏や、ユニット曲を全員で歌うといったオリジナリティ、約2時間弱にWEST.の魅力の1部がかなり詰まっている内容だと思います。正直、「WEST.を全く知らない、デビュー曲ぐらいしか…」な方には玄人向けなセトリもいくつかありますが、後悔はさせません。少しでも気になったのであれば、絶対に見てください。今回の映画には100% I Love you、プリンシパルの君へ、Beautifulといった『THEアイドル曲』というようなキラキラアイドルアイドルな曲はセトリ入りされておりませんが、だからこそ妖艶なWEST.がテーマになっているターンは是非見て頂きたいです。WEST.は歌って踊れるアイドルです！応援歌あり、バラードあり、クールナンバーあり、ポップでキャッチーなわちゃわちゃソングあり、メンバーの言動に笑いあり、ととても濃い内容です。応援上映も、続編もお待ちしてます！！
最後にBorn To Be Wildのセトリ入り本当にありがとうございました！